令和3年度 過去のぎゃらりー

令和3年12月 きくさんの「HENTAIな世界」アート展


ご あ い さ つ


幼いころから前期高齢者に突入した現在まで、生物の姿、「変態」に引かれ続けています。足のいっぱいあるものたちが、サナギカプセルの中で「変態」し、幼虫とは似ても似つかぬ姿となって飛んで行ったりします。

 フラストレーションをきっかけとして、脳に蓄積してきたもの(ずっと大好きだった動植物の色や形や生態、感じた風や香り等)から、思いもよらない姿・形が指先から突然飛び出してきました。その時以来、描き続けてきましたが、今では思いもよらぬ形=「仕事」となっていますから、人生、何が起こるかわかりません。

これから先、80歳になり、100歳となっても、突然どのようなものに、自分が変態/変身するのか、と思っただけでもワクワクしている今日この頃です。

イラストを観て何かを感じていただけたら幸いです。


        ・2018年 島根県総合美術展 デザイン部門 知事賞

              イラストレーター  玉木 喜久代

令和3年11月  田中照夫 原正雄 互洋会 二人展 

ご あ い さ つ


互洋会は平成7年から島根県教職員互助会趣味の教室として始まり、平成10年から「互洋会」として独立。

 当初は板倉幸昌先生、現在は杉原孝芳先生のご指導を受け、月2回集まり、9名で活動しています。

 身近な静物・風景を題材に描くことが多いのですが、表現に詰まると先生や仲間のさまざまな意見を聞きながら、作品を仕上げています。そんな全員相互の和やかで楽しい雰囲気が、「互洋会」を継続させてきたと思っています。ご高覧いただき、ご批評を賜れば幸いです。


                    田中 昭夫 ,原 正雄 

令和3年10月  橋本美智代 樹脂粘土 花園展 

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10年位前でしょうか、家事の合間に出来る趣味を見つけようと思い、以前から気になっていた「粘土工芸」を通信講座で学び、6年前から本格的に取り組んできました。

 一つの作品を完成させるまでは時間との戦いです。パーツを作る乾かす、作る乾かすの繰り返しで目が離せません。それでも満足のいく作品は少なく、毎回反省の連続ですが、コロナ禍の折、作ることが心の癒しとなっています。

80数年の人生最終章での展示会にご来場いただき、「ほっと」した気持ちになって頂けましたら、嬉しく存じます。


                             橋本 美智代


令和3年9月「フォト雲州 写真展」 

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19回目となる写真展を今年も「ぎゃらりーHand & Hand」で開催することとなりました。

会員は、平田と斐川地区からの12名で構成しています。会員の写真歴は、長い人も多く、数々の賞をとった人もたくさんいて、切磋琢磨しながら研鑽に励んでいます。

しかし、今年は、コロナ禍で、撮影会も、各種コンテストも中止となり、苦労しました。また、会員も年々歳を重ねる毎に、活動も制限され、作品作りに苦労をしているところです。若い人の加入で、新風を吹き込んでもらえたらと期待しています。声がけを待っています。    

       「フォト雲州」支部長  田坂 将

令和3年月「クレイフラワー展」 

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子供が小学校に入学後、「家庭でも出来る愉しみを持ちたい」、「大好きな花々を長く残していきたい」、そんな動機から、クラフトアートを始めました。

 粘土に好きな色を練り込み、花弁・茎・葉を作りますが、花の美しさー優雅さ・可憐さ・清純さをいかに手先で創り出せるか、コツコツと心を込めて続けてきました。

 最近では70歳前後のお仲間も増え、脳トレーニングと称して、各々好きな花-美しさに挑戦しています。

そして、美しさへの思いが形として長く残せることにますます魅力を感じています。

 私どもの作品に心和んで頂けましたら、幸いです。

                        岡本 扶仁子

令和3年月「水彩画作品展」 

ご あ い さ つ


世の中がコロナ禍で様変わりしました。

何のために絵画教室を主宰しているのか、悩みました。

平均寿命と健康寿命(介護が不要な年齢)とには、女性で約13才、男性では8才の差があることはよく知られています。この差を如何に短くして、健康寿命を延ばすことが重要であるかを、日本健康マスター検定を受講して改めて知りました。そして、「絵」を描くこと・教室を主宰することは、そのためにも役に立っている仕事であり、行為であると認識しました。

実際に絵筆を持つ前には「物事・描く対象への感動」が必要となります。そして、感動するためには感性を若く保つことが必要となります。描く対象を観察して、絵筆を動かすことで「若さ」が保たれ、創作の喜びがさらに「若さ」を生み出します。コロナ禍で気が付いた「描く」ことの価値をお伝えしたい展覧会です。

 宜しくお願い致します。       主宰者 槙野 良樹

令和3年月「たけのこ会 油彩画展」 

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50年間、写真を撮り続けてきました。フィルムからデジタル写真へと、二度と戻ることができない瞬間を「記録」してきました。フィルムの場合、現像が上手くいき、プリントがイメージ通りに仕上がると、制作する喜びに浸れます。デジタルはフィルム代を気にせず、何枚も撮影ができ、瞬時に画像確認ができるのが利点です。

最近、少しフィルムでの白黒写真が見直されて来てもいますが、非主流故のコストアップが難点であり、主流であるデジタルでもイメージに近い色を出すには、PCやプリンターの性能に左右されます。

 ともあれ、私の約50年間の「記録」を私なりにまとめた展示会です。是非、足をお運びください。

  

             日本写真家協会会員   細木 良男


令和3年月「布絵展 多々納都志子」 

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数十年前のことになりますが、和布の小物作りにはまり布を集めた時期があり、結果沢山の小さな布端が手元に残りました。捨てるに忍びなく、これを何かに活かせないかと思いついたのが『押絵』でした。雑誌や写真などを教科書がわりに、自己流で持っている物の範囲内で作れないかと考えました。しかし、なるべく簡単に、難しいところは端折って作ろうとすると、出来た作品はとても『押絵』などと呼ぶのはおこがましく、「布絵」と呼ぶことにしました。

小さな端布が花びらや鳥の羽に生まれ変わるのは嬉しく、楽しく、喜ばしいものです。このところの巣ごもり生活の期間に、新しく布絵のバッグや小物も作って加えました。

ご高覧いただけましたら幸せです。

     多々納都志子

令和3年4月「たけのこ会 油彩画展」 

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現在、春陽会審査員である梶谷修弘先生のご指導の下、月2回、灘分コミュニケーションセンターに会員8名が集まり、活動しています。仲間がいることで、思いもよらない作品に仕上がったり、題材に角度の異なる視点を持てたりと、励ましあい、批評しあいながら、創作を楽しんでいます。そして、それぞれが色彩の美しさを追及し、自分の感覚で自由に描きたいものに向き合い、絵筆を持つことに自分自身が癒され、心からの喜びを感じています。コロナ禍での孫の晴れ姿、外国旅行の記憶、山の美しさと険しさ、身近な風景・情景など、心に留まった題材を表現しました。ご高覧いただき、それぞれの個性、表現に、ご批評いただけましたら、幸いです。

宜しくお願いします。

たけのこ会 代表 山本 綏津子

令和3年3月「出西 陶芸クラブ作品展」 

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私ども「出西陶芸クラブ」は出西コミュニティセンターの地内にあり、平成8年に開設されました。

 灯油窯2基・電気窯1基を備え、21名の会員を4班に分け、各々1週サイクルで「作陶」、「素焼き」、「窯出し」にと泥遊びを楽しんでいます。

また、隔年ごとに「夏休み陶芸教室」と題して、約80名の児童と一緒に泥遊びを楽しみ、7年前からは西野幼稚園の「卒業記念陶板作り」にも取り組み、父兄の方々からも喜ばれております。

 この度の出展には腰が引ける思いもありますが、ご指導、ご鞭撻のほどを宜しくお願い申し上げます。

       出西陶芸クラブ会長  矢野 英夫


令和3年月「須田 弘子 油彩画展」 

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 小さいころから絵や漫画を描くことが好きでした。平成元年、槙野良樹先生と出会い、直江のギャラリー「ミチル」の絵画教室に入り、活動を始めました。

 いつも描き始めはワクワク・ドキドキ感があり、楽しいのですが、完成までは悩み通しとなります。毎回、力不足を実感しながら、今度こそはと挑戦を続けてきました。そして、平成13年からは雲南市大東町でアトリエを構えておられる阿蒜先生に師事し、古典技法の研鑽に励んでいます。

ご高覧賜りご批評いただければ嬉しく思います。


               出雲市洋画連盟会員  須田 弘子

令和3年1月大森幹雄 日本画教室 新春 作品展」 

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平成15年より日本画教室を主宰し、松江・出雲・平田・斐川の4教室で生徒の皆さんと研鑽を積んでいます。

高松塚古墳の壁画に始まり、掛け軸・屏風・絵馬など昔からなじみ深い、わが国古来の絵画の総称が日本画です。

額装した日本画には基材として丈夫な和紙を用い、墨・水干(すいひ)絵具・岩絵具・金箔・銀箔などを使い、ニカワを接着剤として塗り重ねて描きます。制作にあたっては、画材の特徴を深く研究した上、心技両面の精進が必要であり、少人数での活動を信条としています。

 今回は8名の生徒さんが出展致します。それぞれの作品から、作者の“思い”を受け止めていただけたらと願っています。宜しくお願いします。

                                      主宰者  大森 幹雄


      出品者 有田秀子・飯塚眞治・内田律子・勝部早苗

      佐藤さゆみ・高橋美登利・高橋律子・渡部のり子