令和2年度 過去のぎゃらりー  

令和年12月  「シャドーボックス展 始まりの頃~今

ご あ い さ つ

「紙の彫刻」と呼ばれるシャドーボックスに出会い、私のライフワークとなっています作品制作、展示会、教室開講は、30有余年の歳月が経ちました。当時はまだ日本では珍しい工芸でしたが、近年では、世界、日本全国で展覧会が開催され、さまざまなジャンルの絵柄作品が発表され、SNSでもたくさんの人たちとのネットワークが広がるようになりました。この度の展示会では、これまでシャドーボックスを続けてこられたことへ感謝の気持ちを込めて、「始まりの頃~今」をテーマに作品制作を始めた初期の作品から現在までの作品を展示させていただきました。 明るい未来を願い縁起物の作品も展示しております。ご高覧いただければ幸いです。

                  アトリエ ラ プラージュ 泉 和枝(ニューヨークシャドー協会 認定講師)

令和11月  「互洋会 西智文 水彩画展」

ご あ い さ つ

今回が当ギャラリーで2回目の個展となります。平成20年から、教職員の絵画愛好グループ「互洋会」に入会し、もっぱら水彩画を描いてきました。水彩画では自分のイメージ通りの色にならない状況が多いのですが、時として、思わぬ面白い色が広がることがあり、それが楽しく・嬉しくて描き続けてきました。そして、地元の風景、国内外旅行先でスケッチしたものを題材に、手を加え仕上げて来ました。今回はそれらに加え、花も描きました。未熟な作品ですが、観ていただいた方に、水彩ならではの透明感や爽やかさなどを感じていただけましたら、大変嬉しく思います。

                                                                                                                    斐川町    西  智文

令和2年10月  「水師高子と仲間たち 紙バンド作品展」

ご あ い さ つ

2011年クラフトバンドエコロジー協会認定講師の資格を得てから、益々熱心に創作活動を行い、教室の皆さん(仲間.)は50名を超えるようになりました。「紙で作ったとは思えない」と驚かれることが嬉しくて、網代編みや花結び編みに挑戦してきました。加えて、今回は紙バンドを1本1本細かく裂いたマクラメ編み、二重マクラメ編みを使った純白のウエディングドレスを心を込めて制作しました。さらに、仲間が制作した―同じ型でも色の組み合わせにより、様々な変化を見せる―「かご」作品も展示いたします。おしゃべりしながら、心と心を紡ぎ、創作を楽しんいる雰囲気が伝われば幸いです。

ご高覧宜しくお願い致します。

                     大社町  水師 高子

令和2年月  「全日写連 フォト雲州支部 写真展

ご あ い さ つ

~全日写連支部対抗戦最優秀賞記念~

18回目となる写真展を今年も開催することとなりました。会員は、平田と斐川地区の12名で構成しています。会員の写真歴は長い人も多く、また数々の受賞歴がある方も多く、切磋琢磨しながら研鑽に励んでいます。特に昨年度は、全国支部の頂点である最優秀支部賞を受賞しました(風景・ネイチャー部門:西尾,三島,山下,福島,池尻の5氏)。

今回の写真展ではそれらの写真を含め、会員の近作、力作を展示いたします。ご高覧の上、ご感想をお寄せ頂ければ幸いです。

                     フォト雲州支部長  田坂 将 

令和2年月  「すごいぞ!出雲駅伝 写真展

ご あ い さ つ

2012年から、好きなチームや選手を写真に残したいと、撮り始めました。そして、2017年以降県外の同好の仲間と、一緒に観戦し、作品の講評をしあっています。カメラを向けるという行為が、選手の心理的負担にならないように気を配り、選手・チームと信頼関係を築くように心がけてきました。お陰様で、撮影してもよいスポット、NG場面などを教えてもらえるようになりました。選手から「大学三駅伝の中で、地元の人に一番歓迎してもらえるのは出雲」と聞くたびに、出雲駅伝の「すごさ」改めて感じてきました。今年は新型コロナの影響で、残念ながら開催中止となりましたが、次回へのエールを送るつもりで、この写真展を開催致します。どうか、よろしくお願いします。

                               (尚、駒大スポーツ様及び仲間からの賛助出展も頂きました)

                                                FOTO KWANDATI (フォート クヮンダツィ) 代表 高野 みや


 *陸上長距離や鉄道をメインに「動くもの」を撮影している写真ユニットメンバー個人のSNSで作品を発表しています。

令和2年月  「槙野良樹 水彩画教室作品展

ご あ い さ つ

 私が主催する山陰中央新聞社水彩画教室の合同作品展です。今年は新型コロナが猛威を振る4月・5月は教室も休講となり、異常事態を経験する事となりました。

新型コロナのニュースに接するたびに気持ちが落ち込む毎日でしたが、家にこもって描くことできる水彩画はステイホームにはうってつけの趣味であることに改めて気づかされました。水彩画は場所をとらず、お金もあまりかからず、家でできる―これからの新しい生活により適したものではないかと思います。

絵をはじめるのに年齢は関係ありません。何歳からでも始めることができます。ステイホームにふさわしい趣味として、水彩画を加えてみませんか‼

ご高覧の上、ご感想を聞かせていただけましたら、幸いです。

                      主催者  槙野 良樹

令和2年月  「安部道子 パッチワーク+展」

ごあいさつ

32年前、松江市で子供の幼稚園の保護者仲間とパッチワーク・タペストリーを始めました。本を見ながら、試行錯誤しながら、仲間とおしゃべりしながら手を動かしていました。平成元年に斐川町に転居してからは、一人で和モノ・洋モノ、何でもござれ・図面なしで、ミニ着物・バッグなども制作しておりました。平成13年に勝部裕子さんの教室に参加してから、型紙を使って制作する妙を覚えました。過去の作品を取り出しますと、恥ずかしくも感じますが、“子供の成長と共に作品も成長してきたはず”と自画自賛する気持ちも起こります。

ご高覧の程をお願い申し上げます。 安部 道子

令和2年月  「5月は休館します。

今後の予定

  6月 パッチワーク+展

  7月 水彩画教室展

  8月 マラソン/駅伝写真展

  9月 全日写連 写真展

  10月 紙バンド作品展

  11月 水彩画展

  12月 シャドウボックス作品展

令和2年月  「木曜会 油彩画展」

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木曜会は、50数年前に設立されましたが、画風・モチーフも自由な雰囲気の中で活動してきました。会員の年齢層は幅広く、油彩画歴も全くの初心者からベテラン(中央画壇での入賞者、県展入賞者、県展審査委員、島根洋画会会員)などさまざまです。

毎月 木曜日 月2回 芸術堂『ワカミー』に昼の部・夜の部と分かれて集まり、互いを尊重しながら、作品の進捗状況を批評しながら、褒め合いながら、楽しく過ごしています。

今回は、会員の近作・自信作の『小品』を中心に展示いたします。ご高覧の程を宜しくお願いします。

                会長  伊藤 若美(文責: 原 昌之)

令和2年月  「小村俊美 日本画展


小学生のころから、絵を描くことが好きでしたが、30歳のころ、日本画に出会い、その空気感・光の表現・温度感などの表現に心惹かれ、以後描き続けてきました。

描いている際、イメージ通りに仕上がる時は嬉しいのですが、意に反して途中で全く変わってしまうこともある岩絵具の扱いには、今も翻弄されています。しかし、それが故に、日本画の奥深さに益々取りつかれています。

今回、展示します作品に光と空気の流れを感じ取っていただけたら、大変うれしく思います。

ご高覧のほどを、宜しくお願いいたします。

                              小村 俊美


           島根県展 7回受賞(知事賞・金賞・銀賞・銅賞)

           元島根日本画協会理事長・県展審査委員長

           現島根日本画協会理事・県展審査委員

令和2年月  「槙野良樹 色紙/日本画/水彩画展」


 この度は私の水彩画・色紙・日本画などを展示致します。祖父槙野潔が日本画を描くことを生業としていました当時は、三~四世代での生活が当たり前であり、玄関には絵を飾り、床の間のしつらえに掛け軸があるのが日常でした。

しかし、現在の核家族では、絵や掛け軸を愛でる習慣・環境に乏しくなり、絵を見ることは美術館に行くことであり、非日常と感じていらっしゃるようにも思えます。

 「一瞬でも心が和む身近な絵」の創作が私の目標です。歳を重ねるにつれ、見慣れた日常の光景の中にも心動かされる瞬間が多々あることに気づくようになってきました。身近なものが愛おしくなってきました。今回は、そんな私の日常の作品展です。絵を日常的に感じて頂けたら幸いです。


                              槙野 良樹

令和2年月  「大森 幹雄 収集絵画展」

 幕末に伝えられた西洋画は、維新後政府の庇護のもとに全国に広がりました。そして、時代の変遷と伴に、湿潤な日本の気候に合わせた独自な発展を遂げ、日本人ならではの感性の中で、写実的表現の追求・心象風景の試み・抽象的表現の多様化などが模索されてきました。

 今回の2020年 新春 絵画展では中央画壇で指導的立場であった方や、島根県民に親しまれ、西洋画の普及に努められた方々の作品を展示いたしました。

 日本の西洋画の多様性をご高覧いただければと念じております。


                            大森 幹雄