令和5年度年度 過去のぎゃらりー

令和5年12月 山﨑有也 野鳥写真 初作品展

          と り と と も に 

ご あ い さ つ


 縁あって、野鳥写真の初作品展を開催させて頂くことになりました。私は雲州ふらた(平田)に住んで17年になります。 

 毎日通勤で斐伊川を渡っていると、季節ごとに色々な野鳥の声を聴き、姿を見かけることに気付きました。この豊かな環境で暮らすうちに、私は少しずつ野鳥に魅了されて、ついには撮影をするように…。 


 本展では地元で見られる野鳥の姿・仕草を光や季節感とともに撮影した作品を展示いたします。自然のなかの野鳥をありのままとらえるように心がけています。野鳥の写真で「ほっこり」して頂けると幸いです。ぜひご高覧の上、ご感想をお聞かせ下さい。

                 山﨑 有也

令和5年11月 岡田敏幸 油彩画展 

ご あ い さ つ


30歳頃、日展画家でもあった勤務校の校長から手ほどきを受け、退職後は「互洋会」の仲間と研鑽に務めています。

画面構成ができ、自分の思う色が出せ、思いが表現できた時には、気持ちが満たされます。逆に、うまく描きだせない時、ダメ出しの批評を受けた時には苦しみます。しかし、この創作活動での“道遥か”の感覚と仲間との交流(油彩画+テニス+短歌)が、次の創作への意欲となっています。

今回は国内外の風景、身近な生物、人物等の小品を展示致しました。ご高覧のうえ、ご批評頂けましたら幸いです。


 「東光会」会員・「山光会」会員・「互洋会」会長 岡田 敏幸


 ・東光展:「努力賞,佳作賞」 ・島根県総合美術展「金賞」

    ・出雲市美展「市長賞」

令和5年10月 石川兄弟作品展 木版画 水彩画 切り絵

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この度、三回目の兄弟展を開催する運びとなりました。ご高覧の程、よろしくお願いいたします。


『長男:修夫』は2004年山陰中央新報社文化講座・木版画に入会以降、彫った木の肌が紙に転写され、温かく柔らかみのある効果が表現できる事に魅せられています。日本版画院「同人」、日本版画院「新日本海新聞社賞」.


『次男:弘美』は2007年水彩画講座で学び始め、以来身近な季節の花々を題材に、水彩画の透明感・質感・遠近感を活かした作品作りを心掛けています。


『三男:アキオ』は2018年から切り絵を始めましたが、紙の全てが繋がっている、モノクロの凛とした美しい世界に魅かれます。根気強く、切り進めています。


                        石川修夫・弘美・アキオ

令和5年9月 全日写連 フォト雲州支部 写真展

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今回で当ギャラリーでの写真展開催は21回目を迎えこととなりました。全日写連フォト雲州支部は斐川・平田地区の60~80歳代の男女10名で活動をしています。

毎月第1土曜日に平田コミセンで月例会を行い、お互いの写真を批評して写真技術の向上を目指しています。

 今回も各種のコンテスト入賞作品等、各自の力作を展示いたします。ご批評の程、よろしくお願いします。


                     全日写連フォト雲州支部  支部長 原 実生

令和5年8月 95歳 珍寿記念 大谷延子 パッチワーク展

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95歳。30年間、パッチワーク・押絵・刺し子を作り続けてきました。思い出の詰まった端布や捨てられない布を想像力とアイデアで宝物に仕上げました。

 ここ23年は布に線を描くように刺しゅうする刺し子を作っています。素朴で美しい技法に魅せられ、一針一針感謝と祈りの思いで刺しています。今、自分に出来ること、生かされている意味を噛みしめながら、針を進めたいと思います。ご高覧宜しくお願い致します。


                                             南本町 「大谷屋」 大谷延子


        2007  傘寿 記念 2015 米寿 記念

        「パッチワーク展」開催  (当ギャラリー)

       2011年 睦会「作品展」に参加  (当ギャラリー)

令和5年7月  槙野良樹 水彩画教室 作品展

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今回は山陰中央新報文化センター出雲教室の3クラスと斐川町の環境学習センターの教室の合同展です。 

私が山陰中央新報文化センターの講師を務め始めて 20年以上も過ぎました。はじめのうちは関心がテクニックの習得に傾いていたと思うのですが、受講生の皆様の絵を見せてもらっているうちに次第に絵の味、個性のほうに関心が向かうようになりました。 人生のベテランの受講生の皆様の絵には、それぞれ歩んでこられた人生の足跡が刻まれています。

上質の出汁が効いたそれぞれの受講生の皆様の絵をどうかゆっくりと味わってください。


                                  水彩画教室 主宰者 槙野 良樹 

令和5年6月  スズラン会  押し花展

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平成9年7月から、平田コミュニテーセンターに「押し花教室」が開設されました。講師は岡美佐子先生でした。懸命に咲き誇っている「花」をいつまでも残しておきたいという想いから、押し花に取り組んできました。

 スズラン会は5人のグループですが、各自が「花」への想いを込め、如何に奥行きのある作品に仕上げるか、厚みのある花ならどのように乾燥させればよいか、など試行錯誤しながら制作しています。

 未熟な作品ですが、ご高覧頂ければ幸いです。


            スズラン会 代表 佐々木 イサコ

令和5年5月 小村勝(水彩画)実重攻(色鉛筆画)二人展

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【小村 勝】若い頃より自己流でジャンルを問わず絵を描いて満足しておりましたが、還暦を機に本格的に取り組みたくなり、水彩画教室(松本修宗=環境デザイナー)で入会致し、風景画の基本「透視図法・遠近法など」を習得しました。お陰様で現在では、講師として教える立場となり、遠近感を持って、水彩画本来の「にじみ」、「ぼかし」が表現できるように努めています。ご高覧の程、宜しくお願いします。

                      (連絡先 090-3638-9133)


【実重 攻】かって映画館の前には、映画のワンシーンをバックに銀幕スターの巨大看板が並んでいました。そして、半世紀以上前から、私はその看板を描くことを生業としてきましたが、時代の流れとともに、需要もなくなり、数年前から色鉛筆を使って様々なジャンルの絵を描いて楽しむようになりました。今回の展示は一世を風靡したスターの似顔絵です。往時を懐かしんで戴けたらと存じます。

                    (連絡先090-7377-4064)

令和5年4月 たけのこ会 油彩画展

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たけのこ会として10回目の展示会となります。

私自身は、高校時代から絵を描くことに興味があり、とぎれとぎれに学生時代、勤務途中、退職後と、続けてきました。

 たけのこ会の特徴は、仲間とお茶を飲みながら、ゆるい繋がりの中で、自由に、描きたいものを描き、それでいて、描く技術・センス等が学べる楽しいグループであることです。お陰様で、私自身、島根県シルバー展県知事賞、東光会最優秀賞、出雲市美展奨励賞・努力賞なども頂くことが出来ました。

 仲間と共に、身近な素材を取り上げた展示会です。ご高覧いただきますようお願い申し上げます。


             たけのこ会 代表 山本 綏津子

令和5年3月 金築克郎 片手で描く油彩画展

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小学校の頃から絵に興味があり、中学校・高校・大学時代には美術部に所属し、一時は美術の教師を夢見たこともありました。

その後、全国を旅した折には、川や海そして空・山が、朝焼け・夕焼けの輝きの中で絶え間なく変化する表情を描きとめたいと試行錯誤してきました。

 それは、その時々の私の心象風景であり、私の心の叫びや感動の軌跡でした。現在、79才、病により、片手足は不自由にはなりましたが、これからも描き続ければと願っています。


               国富町  金築 克郎

令和5年2月2月 川瀬敬一 色えんぴつ風景画展

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中学校卒業後、父の跡を継ぎ、65歳まで左官業を生業とし、その後、シルバー人材センターで77才近くまで様々な仕事に従事しました。その間、絵とは無縁な生活を送ってきましたが、令和42月、偶然の機会から、絵を描くことを思いつきました。そして、振り返ると、幼いころから絵が好きで、中学生時には写生大会等で何度も入賞していたことを思い出しました。そこで、手軽な色鉛筆を使い描き始めましたが、たまたま知人に見せると、存外好評であり、描くことがますます楽しみとなってきました。

私の色鉛筆画は全くの我流ですが、色鉛筆特有のボカシに加え、遠近感、ボリューム感を出すことに自分なりの工夫を重ねているつもりです。ご高覧いただき、ご助言等頂けましたら嬉しく思います。宜しくお願いします。

                国富町  川瀬 敬一

令和5年1月  大森幹雄 日本画教室作品展

ご あ い さ つ


 新年 おめでとうございます。

本年の干支は「卯」。穏やかで、温厚な性質で『家内安全』、跳躍するので『飛躍向上』、新しい事に挑戦することに最適な年と言われています。そして、この長く続くコロナ、経済不況を飛び越えたいものです。

 ところで、旧平田市は島根日本画界の中枢であり、大正期より小村大雲・落合郎風が中央画壇を牽引する活躍で注目をされました。更に、槙野潔、金山霊水は島根日本画院の結成に参加し、日本画の普及・発展に努めました。

 そんな先達をもとに、昭和33年より開催されている県展(日本画)では、旧平田市から県内最多の6名の審査員を輩出しています。

 さて、この度の作品展では、作者の個性を大切にしながら、多彩で繊細な色使いの表現を楽しんで頂けたらと思います。


         日本画教室主宰者   大森幹雄