FreeFem++講習会資料

Programming by FreeFem++ and its application to shape optimization

at 東北大学 応用数学連携フォーラム AMF 第52回ワークショップ

2017年2月8日 15:00~16:00

数理モデルの研究では数学的妥当性の下で、モデリング・連続体定式化・離散化・数値計算・可視化といった一連の流れが必要となる。一連の流れをシームレスに扱うツールが欲しくなり、1994 年ごろにパリ第6大学の O. Pironneau 教授と F. Hecht 教授による FreeFEM プロジェクトを知った。

シームレスに扱う方法は数理研究者に役立つと考えて「有限要素法で学ぶ現象と数理」を著した。

第1章が連続体定式化、第2・3章が単独方程式の離散化・数値計算・可視化、第4章で連続体、第5章では反応拡散に応用し、最後が数学理論との対応になっている。

講演では、第4章2節の固体力学までについて FreeFem++ を使う研究方法をサンプルで示し、最後に、筆者の研究テーマである「偏微分方程式境界値問題における特異点集合の形状最適化」への応用について紹介する。本を持たない聴衆のため、下記資料を用意しておく(講演前に修正する可能性があります)。

大塚@連続体力学の数理

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