1プレ
蔵王~峩々温泉より~ 2023 8/5
人数:3名(大久保、今村、栗田) 交通手段:レンタカー
目立った虫:スズメバチ、カミキリ虫、赤とんぼ ※ウザい羽虫(ブユ、蚊)は殆どいなかった。
[行程]
5:30 峩々温泉入口駐車場
6:07 峩々温泉
7:28 猫鼻
9:17 峩々温泉分岐
9:44 追分
11:14 熊野岳
12:15 刈田岳
? 大黒天
? 賽の碩登山口 →副将のみ
13:30 峩々温泉入口駐車場
悪天候により延期が続き、結局夏休みの始めの8月5日に1プレを行うことになった。
そもそも筆者自身、好天下の登山経験がなかったため、その日の余りの快晴に気持ちが高ぶった。高ぶった気持ちを容赦なく粉砕してきたのは初っぱな沢沿いの急登だ。急がず気長に登った方が良い。メンバー全員がここでかなり息切れしてしまった。猫鼻手前から緩やかになったと思ったら再び急な尾根がたちはだかる。灼熱と、うっそうとした草木は夏を嫌でも感じさせた。
名号峰に寄り道をしたが、特に目立った場所ではなく展望は良かった。峩々温泉から追分までは皆が思い描くような「華やかな蔵王」ではなく、草木が視界を覆っており、踏み跡も少ない印象だった。峩々温泉分岐を過ぎたとき、調子が良かったはずの私の体に異変が生じ始めた。水分は十分にとっていたのだが、吐き気が出てきた。体調は悪化の一途を辿り、自然園からの記憶はない。休憩時間にぼーっと眺めていたコマクサだけ印象に残っている。
満身創痍でお釜の前へたどり着いたときには、足がつっており、吐き気もひどかった。ビジターセンターでダウンしている私の状態を見て、副将の先輩が蔵王古道を爆速で下り、車を刈田岳駐車場まで持ってきてくださった。もう一人の先輩も私の体調を終始気にかけてくださり、この日ほど先輩方に感謝したことはない。
※熊野から刈田周辺は適度に人が多い。挨拶を全員にすべきか困った。
※副将は蔵王古道で小熊に遭遇したとのこと。蔵王古道はクマの目撃情報多数なので要注意。
今回の山行は私としては苦い思い出となっているが、登山の難しさを再確認するには良い機会だった。蔵王はこれから何度もお世話になると思う。北蔵王、南蔵王、またはその両方の縦走を季節問わず楽しむことができたらどれだけ良いだろうか。
文責:栗田
↑序盤の真緑
↑自然園付近、空が青すぎる
↑実際に見るとさらに迫力満点の御釜
↑コマクサ♥