2016年6月18日 道路調査(陸別・白糠)
鉄道研究会では、2014年度の大学祭から、「道路調査コーナー」という道路に関するポスター展を行っています。
「なんで鉄道研究会なのに道路なんだ?」
と疑問を持つ方も多くいらっしゃることでしょう。
実はこの記事の筆者は道路に興味を持っているのですが、ある日先輩から、
「大学祭でなんか道路に関することやれば?」
と言われたため、大学祭で道路のポスター展を始めたのでした。
2014、15年度は私一人でポスターを制作していたのですが、今年入った新入生1人が道路に興味があるということで、私が
「ポスター、一緒に作ってみる?」
と聞くと、
「いいですよ!」
と言ってくれました。
ということで、大学祭1週間前の6月18日に、道路調査へ行ってきました。
午前8時、北見でレンタカーを借ります。
今日も天気が良くない…
まずは十勝オホーツク道を使い、陸別へ向かいます。
十勝オホーツク道は現在、訓子府~北見東の間が供用されており、陸別町小利別~訓子府の区間は現在建設中です。
平成28年度に開通予定とのこと。
今回はまず、その十勝オホーツク道の建設状況を確認。
十勝オホーツク道 陸別町小利別~訓子府 建設現場(橋の上から撮影) 陸別町小利別出入口
その後は、知る人ぞ知る道道620号苫務小利別停車場線へ。
この道道、地図上で見ると、なんか、3分断されているのです。
まずは終点となっている、旧ふるさと銀河線の小利別駅へ。
駅舎は現在、バス待合所として活用されているようです。
左の地図でいう「小利別ゾーン」の分断箇所へ行ってみることにします。
国道から細い道に入り、急な上り坂を上っていくと…
残念!!通行止となっていました。どうやら現在、十勝オホーツク道の工事が行われているようで、工事用運搬路となっていました。
この先に何があるのか?? ちょっと気になるところですね。
続いて、地図の「日宗ゾーン」へ!
一度国道242号に戻ったあと、町道に入り、道道620号の分断地点へ入ります。
まずは日宗ゾーンの北側分断点へ。
ああ… やっぱりこちら側も十勝オホーツク道の工事が行われており、これより先には進めませんでした。
こうなったら南側の分断地点はどうなってるんだ??
2車線の舗装路を進んでいきます。交通量なんて全然ないのに。
しかし、舗装路は急に砂利道に変わり…
うおっ!完全に分断されてる!!
日宗ゾーン南側の分断地点は綺麗に分断されていました。完全に森。
因みに左手には勲祢別林道が伸びており、国道242号に戻ることができます。
さあ、残すところあとは苫務ゾーン。
国道242号で陸別市街まで進み、道道502号から道道620号の苫務ゾーンへ入ります。
舗装された2車線路を進みます。(陸別の冬の寒さにより、舗装横断方向に等間隔でクラックが入っており、なんか列車乗ってるみたいな振動が伝ってきます)
しばらく進んでいくと、またも唐突に砂利道に!!
そして…
牧場にぶつかって終わり!!
これより先に道路があるようには到底思えません。
道道の路線が計画されたときは全て一本につなぐ予定だったのでしょうけども…
地図上で見ても不思議な道道でしたが、実際も不思議な道道でした。
さて、陸別の道路調査はこれで終わり。
一行は帯広へ。
六花亭のサクサクパイ、リベンジです。
前回のタウシュベツ橋梁の時は売り切れで食べられなかったのです。
土曜日の昼ということもあり、六花亭の駐車場は満車。10分ほど並んで車を止めます。
そして店内へGO!
またも売り切れか… と思いましたが、今回はちゃんとありました、サクサクパイ。
賞味期限3時間のサクサクパイ。店内で頂きましたが、いやー、やっぱりおいしいです。
サクサクパイに満足し、ここから先は十勝南部の道の駅めぐりです。
なかさつない、さらべつ、忠類、コスモール大樹、うらほろ、スタラ☆ほんべつの6駅を巡ります。
本別からは道東道で白糠へ。
実は白糠にも、ちょっと気になっていた道道があるのです。
じゃーーん!
こんなの道道じゃないよ!って思っちゃいますけど、道道の標識が立っている以上、それは道道なのです。
実はこの道道、上茶路上茶路停車場線という路線名で、名前の通り、国道から上茶路駅を結ぶ路線なのです。
しかし、上茶路駅は1983年に廃止。それ以降通る車もなく、段々と自然に還って、今の姿に… といったところでしょう。
この道道、起点側は上茶路の山奥まで続いているので、ちょっと走ってみました。
時刻は18時。だんだんと暗くなってきました。
道路は完全な砂利道だったのですが、対向車があったので、意外と利用されている道なのでしょうか。
その後、道東道で釧路へ。
夕食を釧路郊外にある南蛮酊というお店で食べました。
ザンタレが有名なお店なんです。しかもデカい。 とても美味しかったですよ!!
帰りは津別峠を経由して帰りました。
すると、なぜか峠の頂上には車がたくさん。もう23時なのに…
そのあと津別峠を下っていると、歩道に人影が!!なんでこんな夜中に、こんな場所を歩いてるんだ??
私が、「うわっ!人だ!」というと、後輩は「えっ?人なんていました?看板じゃありませんか?」と。
いやいや、私には人にしか見えなかったぞ??
もしかして、私はヤバいもんを見ちゃったのでしょうか?? ヒェーー…
北見に帰った後、調べてみると、どうやら津別峠に止まっていた車は雲海見物であることが判明。この時期は発生確率が高いとのこと。
「こりゃ、行くしかないね。」
後輩に伝えると、ついてきてくれました。
午前1時過ぎに北見出発。
同じ道を引き返し、2時頃に津別峠頂上に到着。車でしばらく待機。
午前3時頃、段々と明るくなってきたのですが、なんかモヤモヤしてる…
ああ、完全に雲の中だわ…ついてないね。
午前4時半に津別峠を出発。
屈斜路湖、砂湯、藻琴峠を経由し北見へ帰りました。
レンタカーを8時に返却後、もう眠くて寝よう!と思って午前9時頃にベッドに入ったのですが、どうも寝付けず。
結局午前11時から普通に活動してしまいました。
天気は悪かったのですが、収穫は大きかった!
後輩は初めての強行スケジュールで、だいぶ疲れていたようでした(笑)