Seminar FAQ
学部ゼミに関するFAQ
※学部ゼミの特徴を伝えるために、Q&A形式で説明しています。気になる質問項目をクリック・タップすると、回答が表示されるようになっていますので、気になるところをご確認ください。もし、他の質問を行いたい場合には、以下のフォームからお気軽に何でもお問い合わせください。FAQに適宜、追加していきます。
【ゼミの紹介動画】※視聴には東北大アカウントでのログインが必要です
【ゼミの特徴】
Q:ゼミの開講形式は対面?オンライン?
学部ゼミは、交流や議論を通じて学生さんが自発的な学びと探求を進める場だと認識しており、こうした交流や議論を行う場合には対面の方がコミュニケーションを取りやすい部分があります。また、対面での非公式的な交流(移動時間や休憩時間などのちょっとした会話、周囲の学生の学習姿勢など)は、学生さんにとって良い経験になっています。そのため、現在、原則として対面で実施しています。
もちろん、例外として、台風や降雪、冬場の道路氷結時等、通学が危険だと判断した日には、オンラインに切り替える可能性もあります。ただし、個別事情に基づくオンライン参加は認めないことにしています。
Q:ゼミの雰囲気は?
代にもよりますが、少なくともゼミ生同士の仲は決して悪くないと思います。私の方で全く企画していなくても自発的に飲み会を実施したり、卒業後も会ったり、就活や卒論のアドバイスをし合ったり、機会があればみんなでディズニーに行ったりする感じの雰囲気です。
私の印象としては、真面目で仲良く、協力的で優しい方が多い印象です。優秀で主体的な学生さんが集まっていますので、周りから良い刺激を受けているとも聞いています。
Q:ゼミは3・4年合同?別々?
内容や進度が異なるので、基本的には3年ゼミは火曜5限、4年ゼミは火曜4限とし、時間を分けて開講しています。しかし、卒論や企業分析、グループワークなど、ゼミ活動の成果や進捗を発表する機会や交流の機会として、4・5限連続となる3・4年合同ゼミを年に数回設けています。
3年生は知識や経験に勝る先輩からコメントを受けることで刺激を受け、4年生はいつも以上にわかりやすい説明をする工夫をしているように思っています。これからも、互いに良い影響を与え合う有意義な交流の機会を設けていきます。
Q:交流行事はありますか?
3年生の初回ゼミでは、ゼミ時間中に交流を図る目的で簡単なゲームをしています。
1・2月にある後期のゼミ最終日には、3年生による日経ストックリーグの成果報告会と4年生による就活報告会を実施予定です。この日は次年度から吉永ゼミに入る2年生もご招待します。他の授業もあると思いますし、この時点で2年生は正式にゼミを履修登録していないので参加は任意ですが、よろしければご参加ください。
一方で、吉永ゼミでは教員の私が計画する公式行事としてのゼミ合宿やゼミ旅行は行っていません。合宿や旅行といった遊びに関する企画は、学生さんが自発的に企画するのが望ましい、と判断していることが理由です。
もちろん、自発的な学生さん同士の交流はWelcomeです。学生さんに話を聞くと、少なくとも飲み会は学期中に何度か行っており、旅行の企画やオンライン飲み会を開催する代もあるようです。3年生が4年生に就活や卒論のアドバイスを聞いていたこともありました。また、3年後期で実施するグループワークでは、東京で開催されるイベントに参加できることがあります。こうしたイベントへの参加と合わせて旅行を企画することも可能です。
Q:演習シラバスにゼミでゲームをすると書いてあったけど、何をするの?
新ゼミ生同士で親睦を深めるためにガイダンス後にテーブルゲームをする予定です。研究を通じて身につけたプログラミング技術を駆使して、対面・オンラインの参加者の方がともに参加できる簡単なゲームを用意してみんなで遊んでいます。
これまで行ったことがあるゲームは下記の通りです。
マジョリティパーティー
インサイダーゲーム
ワードウルフ
ITO
君たちが仲良くなり、ゼミでの発言が飛び交うようできるだけ工夫しています。
Q:ゼミの後に飲み会はある?
飲み会はゼミの公式行事として実施しておりません。遊びに関する課外活動は各々の自主性に任せるべきだと考えているからです。あと、単純に私はお酒が飲めないからです。ただ、2年間共に学ぶゼミ生同士での自発的な交流は、どんどん行ってもらえれば嬉しく思います。
コロナ下ではオンライン飲み会、コロナが5類に移行した最近では自発的に学生さん同士で予定をあわせて飲み会を開いていることを聞いています。ぜひ楽しんでください。
Q:ゼミ生の構成は?
2024年度の学部ゼミ(6期・7期)は、4年生10名(男5:女5)、3年生10名(男8:女2)で運営しています。
なお、上記の男女比は、吉永の視覚および聴覚に基づいて主観的に算出したものです。
真面目で優しく、仲良くなると面白い一面を見せてくれる方が多いと感じています。君たちをいかにハジケさせるかが私の腕の見せ所です。
Q:卒業生の進路は?
官民問わず、幅広い進路に進んでいます。下は吉永に開示許可の連絡を頂いた過去の卒業生の就職・進学・転職先です(順不同、敬称・会社形態略)。
0期生(2019卒)
住友生命保険
1期生(2020卒)
会計検査院(公務員)、マーキュリー、有限責任監査法人トーマツ(アドバイザリー業務)、あずさ監査法人(公認会計士)、東北大学会計大学院(公認会計士コース)、太田情報商科専門学校。
2期生(2021卒)
イー・ギャランティ、大林組、アルプスアルパイン、ピープル、東日本旅客鉄道、東北電力、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京、監査法人A&Aパートナーズ(公認会計士)。
3期生(2022卒)
アクセンチュア、七十七銀行、岩手銀行、東京海上日動火災保険、JFEスチール、国土交通省関東地方整備局(公務員)、札幌市役所(公務員)、セコマ、トライグループ。
4期生(2023卒)
あずさ監査法人(公認会計士)、神奈川県庁(公務員)、東日本電信電話、クボタ、早稲田大学会計大学院
5期生(2023卒)
日本M&Aセンター、 キユーピー、日本総合研究所、あずさ監査法人(金融統括事業部)、東北大学会計大学院(5年一貫)ビジネスアカウンティングコース、東北大学会計大学院(5年一貫)公認会計士コース
転職先
日産自動車株式会社
なお、ゼミ生のOB/OG訪問や卒業後の交流などのために、掲載許可を頂いた卒業生も含めたゼミ生の名簿を作成しており、ゼミ生に限定して開示しています。
Q:ゼミは慢性的に延長する?
議論が白熱すると10分くらい伸びることはありますが、定時に終了できるよう心がけています。「学ぶときは学ぶ、遊ぶときは遊ぶ」とメリハリをつけたいと思っているからです。その代わり、報告資料の準備やゼミ中の議論は積極的に行ってもらっています。
Q:卒業論文は個人?グループ?テーマは?
Q:グループワークって、何するの?
3年前半のテキスト学習後に、私の出題する企業分析のグループワークを行ってもらっています。このグループワークでは、現実の企業を1つ選び、学んだ知識を用いて実際に財務分析や企業価値評価を行ってもらい、その結果を発表してもらっています。
3年後半には半年かけて外部のグループワークのコンテストに参加します。吉永ゼミでは、日経STOCKリーグかCFA Research Challengeのいずれかに参加してもらっています。
日経STOCKリーグは株式投資を体験できるグループワークです。自分たちで今後伸びそうなテーマを決めて、そのテーマに合った上場企業のうち投資すべき企業を選出し、資金配分を行います。現実の様々な上場企業の情報を自分で収集して比較検討していくため、様々な企業の情報が自ずと頭に入ってくるはずです。
CFA Research Challengeは外部のプロのアナリストの方にもアドバイスを頂きながら、特定企業の企業価値評価を行うグループワークです。実際に分析対象企業の方に質疑応答を行う機会が設けられていますので、現実の市場や企業を理解し、人脈を深めるために非常に良い経験になるでしょう。
こうしたグループワークについて、例年、ゼミ生はとても楽しそうに取り組んでくれています。吉永が蚊帳の外になって少し寂しく感じるくらいです。(指導教員が寂しく感じるのはゼミとして健全な状態なので、とても良いことです。)ちょうど、ゼミ見学のときに3年生はこのグループワークに取り組んでいると思いますので、一度見学に来てもらえれば理解してもらえると思います。
Q:エクセルを用いたデータ分析方法等はゼミ活動を通して自然とできるようになるものですか?
もちろん、Excelの関数やショートカットキーなどの基本的な知識までは教えませんので、調べてわかることは自分で習得してほしいと思っていますが、エクセルやデータ分析にアレルギーがないならば、現段階で分析の知識がなくても大丈夫だと思います。3年のときにエクセルを用いた回帰分析の方法を教えていますし、4年の初めに簡単な分析手法が書かれているテキストを読むことで、データ分析の方法を自然と理解できるようにしています。わからないことも今は自分で必要に応じて調べられるツールがありふれていますので、大丈夫でしょう。
ゼミ見学での卒論報告時には、4年生がさも当たり前のように分析手法やデータ分析の結果を報告していると思いますが、彼らも4年の4月時点では同じような不安を抱えていました。しかし、11月にはもう、自分できちんと分析できるレベルに到達しているはずです。
もし分析について、より詳しく勉強したい場合には、3年や4年のときにデータ分析を扱う統計や計量経済学の授業を受けてみてください。
Q:ゼミ中に間違ったことを言ったら怒る?
相当トンチンカンなことを言ったとしても、たぶん怒らないと思います。間違った発言をしても、他の誰かがその間違いを訂正してくれれば、それで1つ勉強になりますし、新しい議論のきっかけになることもあります。同じ間違いをしている仲間もいるかもしれません。私自身、世の中で知らないことや不十分なところはたくさんありますし、間違えることもあります。そのため、間違いより発言自体を評価したいですし、一緒に理解を深めていければと思っています。もちろん、全く関係のない発言ばかりすると議論が進まないので、それはそれで問題かもしれませんが、どんなに基本的なことでも質問することを封殺しない雰囲気にしたいです。
【ゼミの情報】
Q:吉永ゼミの情報を得られる場所は、どこ?
この吉永の個人ウェブサイト、公式の演習シラバス、ゼミ見学、ゼミナール協議会での学生主体の説明会が吉永の把握している情報源です。
もし吉永ゼミについて不明点があればゼミ見学のときに質問して頂くか、吉永にメールを送って頂くか、上に置いてあるフォームから質問して頂ければと思います。回答できる範囲で吉永が回答します。ゼミ生に質問したい場合には、フォームに送ってくれれば私経由になりますが、できる限り回答しようと思います。私のいないところでこっそり質問したい場合には、ゼミ見学に来てもらうか、ゼミ協の個別会に来てもらえればと思います。
Q:演習シラバスが見つからないけど、どこにある?
演習シラバスは、経済学部授業のシラバスとは別ファイルで公表されます。毎年、教務係から10月ごろに、全てのゼミのシラバスが1つのファイルにまとめられ、PDFで電子的に公表されています。近年は教務係掲示板で公開されています。なお、うちのゼミの演習シラバスについては、このウェブサイトのメニューから最新のシラバスを確認できるようにしています。
【ゼミ参加に関する質問】
Q:会計原理や会計学入門を受講していないけど、ゼミに入って大丈夫?
特定の科目を受けていなくても問題ありません。
もちろん、財務会計の関連講義を並行して受講している方が理解は深まると思いますので、可能なら「会計学入門」、「会計原理」、「コーポレート・ファイナンス」、「トピックス会計学(財務会計)」などを受講してもらえればと思います。
その他、卒論執筆を見据えて学習を進めたい方は、統計学や計量経済学の授業を受講して、回帰分析やt検定といった実証分析の方法論を学ぶことをオススメします。
Q:簿記をやりますか?
ゼミでは簿記は、やりません。
Q:公認会計士や税理士の資格取得、会計大学院進学を希望していないけど、ゼミに入って大丈夫?
資格取得や進学は個人の自由ですので全く問題ありません。逆に、公認会計士試験の受験や会計大学院進学を目指している方を特別に優遇することもしていません。会計大学院への早期進学にも対応しますが、特別なスケジュールを組んだり、ゼミの人数を調整する必要がありますので、面接やレポートの際にお伝え下さい。
Q:数学が苦手だけど、ゼミに入って大丈夫?
以下のことができればほとんど問題ありません。すなわち、東北大生の君たちは心配する必要がありません。
加減乗除ができること。
平均値、中央値、標準偏差について、計算はできなくとも概念を理解できること。
Q:スマホやタブレットしか持っていないけど、ゼミに入って大丈夫?
これに関しては、厳しいです。スマホやタブレットの場合、操作方法や表示方法が異なるなどの理由でうまく指導できなかったり、使えないソフトウェアやデータベースが出てグループワークや卒論指導に支障が出る可能性があります。ノートパソコン(Windows推奨)を所持していることを条件としています。
Q:議論する気も勉強する気も卒論書く気もないけど、ゼミに入って大丈夫?
いやいやいやいや、何しに来るんですか。それは流石に問題です。ご遠慮頂ければ幸いです。
Q:WordやPowerpoint、Excelはどれくらい使えたらいい?
使えるなら使える方が良いですが、それほど高い能力は求めていません。大学生としての基礎的なITリテラシーがあれば大丈夫です。
Word:志望時のレポートを書ける程度でOK。
Powerpoint:報告資料を作れる程度でOK。(最初は苦手でも、周りのゼミ生の報告資料を見る中でどうすればわかりやすい資料になるか考えて、段々うまくなってくれるならOKだと思っています。)
Excel:多少触ったことがあるくらいでOK。(できればセル計算や、SUMやAVERAGEなどの簡単な関数、グラフの作成なんかは使える方がありがたいですが、入ってから必要に応じて学習してくださればOKです。)
その他、必須ではないですが、大学生のうちにショートカットキーをある程度覚えた方が、社会に出てから役に立つと思います。
例えば、Ctrlを使ったものだと、+Z, +X, +C, +V, +B, +A, +S, +F, +H, +W, +E, +R, +T, +Y, +U, +I , +(方向キー)などは、仕事でよく使うと思います。他にも便利なものがあり、覚えておくと処理速度は上がります。
Q:ゼミ活動は、部活・サークル、就活、資格試験などと両立できますか?
基本的には折り合いを付けられるかは個々人の能力や状況に依存しますが、参考程度に下記の情報を記します。
部活・サークルについては、数えていませんが、毎年両立している方はいます。ボート部等の過酷な部活に所属していたり、2つのサークルを掛け持ちしている学生もいました。
就活については、3年でインターンシップ、4年で就活を行う学生が殆どです。彼らはゼミ活動ときちんと両立できています。
あまり短期的な視点に立つのもよくありませんが、うちでは企業側が採用したくなるようなゼミ活動を行っています。3年後半に行うグループワークでは、周囲と協力しながら現実の企業に関する理解を主体的に深める機会を設けた上で、レポートという成果物を作ります。きちんとやれば入選もできます。経験や成果をきちんと積み上げた方が、評価されないわけがありません。
資格試験については、よほどの難関国家資格でなければ、東北大生なら問題なく両立できます。
公務員試験の勉強と両立している学生は毎年0~2名ほどいます。これまで、ほとんどの方が合格して内定をもらっています。
公認会計士試験の勉強をしている学生は毎年0~2名ほどいます。ただ、公認会計士試験は毎日10時間程度の学習時間を要する3大難関国家資格の1つなので、両立できるかどうかは本人によります。特に、3年生のときに短答式・論文式を受験予定の方は、下記のグループワークの繁忙期と時期が被る場合があるので、両立する意思を持つ方のみ申請してくださるようお願いします。会計士試験と直接関係する内容ではありませんので、両立が心配な方は別の会計系のゼミをおすすめします。
3年の後半にグループワークが原因で忙しくなるため、この時期にきちんと折り合いを付けてゼミに参加してもらえるならば基本的にOKです。
CFAリサーチチャレンジ参加者は、レポート執筆がある3年の8~10月が繁忙期だと思います。また、審査に通過すれば12月にプロのアナリストたちの前での発表があります。
日経ストックリーグ参加者は、8月から自発的にすすめてくださって構いませんが、ゼミとして開始するのは10月からです。3年の11月~1月に繁忙期が来ている印象です。
Q:ゼミ活動は、留学と両立できますか?
可能です。実際、最近ではコロナも明けましたので、留学する方が増えてきました。留学は非常に良い経験になると思いますので、チャンスがあれば行ってきてください。留学を理由に受け入れないことはありません。
ただし、ゼミ運営上何か考慮する必要があるかもしれませんし、大学側に色々とゼミの特例措置があります。留学の可能性がある場合にはできるだけ早く吉永や教務係までご連絡ください。留学する場合には、どのような対応を行えばよいか、どの制度をどのように活用するのかを決める必要があります。私や教務係と密に情報共有や相談をして頂ければと思います。
留学時期によっては、以下の点にご留意ください。
3年前期:後期についていけるように、テキストの内容や周りの学生の作成した資料を読み込んでおいてください。
3年後期:グループワークに参加できない可能性があります。参加を希望する場合、Web通話やクラウドでの資料共有などを駆使して、同チームの学生とうまく調整するようお願いします。
4年前期:後期の卒論提出ができるように、テキストの内容や周りの学生の作成した資料を読み込んで、テーマ設定と先行研究の調査は進めておいてください。
4年後期:卒論の提出が12月にあるので、この時期の留学は控えて頂けるとありがたいです。
私の把握しているゼミ生の留学状況は下記の通りです。
1期生:台湾1年(1人)
5期生:ドイツ1年(1人)、オーストラリア2週間(1人)
6期生:ドイツ1年(1人)、シンガポール半年(1人)
Q:どういう学生にゼミに来てほしい?
シラバスの「参加条件」に記載した条件以外の話で言えば、下のような学生さんが理想です。
周りのことを考えずに一人の作業だけをしたい方よりは、みんなで仲良く楽しく真面目に学びたい学生さん
単位だけもらえればいい方よりは、充実した学習経験を獲得したいと考えている学生さん
教わったことだけやりたい受動的な学生さんよりは、自分で積極的に活動する主体的な学生さん
これらを理想とする理由は3つあります。第1に、ゼミ活動は学生さん同士の議論やグループワークが中心だからです。議論やグループワークには、周りの人と仲良く真面目に議論するための意欲が必要です。第2に、ゼミで最後に行う研究活動とは、自分で情報を集め、分析することで、ひとまず信頼できると言える暫定的な結論を導く活動だからです。研究活動を進めるためには、主体性が不可欠です。第3の理由は、私の精神衛生上、望ましいからです。
Q:選考する場合、書類と面接では何を判断するのか?
選考する場合は、提出書類と面接で判断させて頂きます。可能性は低いと思いますが、万が一面接時間を確保できない数の応募があった場合には、書類で1次選考、面接と合わせて2次選考とさせて頂く場合もあります。
成績証明書では主に、取得単位数と経済学部科目のGPAを見ています。
取得単位数や成績を見る理由は、これまでの皆さんの経済学に関する学業の成果が客観的かつ公平に数値化されたものだからです。取得単位数が十分でかつGPAが高いことは、様々な活動と両立しながら学業に励んできたことを示しますので、素直に評価します。とはいえ、飛び抜けて優れた成績である必要はありません。一つの基準を申し上げると、GPAは2.5以上あれば十分だと思いますし、3.0以上あれば素晴らしいと思います。もちろん、年によって同じ授業でも難易度が変動することがありますので、GPAが2.5未満でも即不合格になることはありません。レポートや面接も含めて評価するつもりです。GPAが低い場合には、レポートで頑張って頂ければと思います。
レポートや面接は、君たちの良いところを総合的に評価してゼミに合う方かどうかを判断するために実施しています。
例えば、レポートをわかりやすく記述できていれば、論理的思考力や相手に上手く伝えようとする協調性、ゼミ活動へのやる気があると評価できます。なお、レポートでも面接でも、さほど高度な内容を質問していません。むしろ面接はお互いの人となりを知ることで、君たちと私の不安を取り除く目的もありますので、例年、ほぼ雑談になっています。
Q:ゼミ選考の面接では、面接の持ち物と服装に指定はありますか?
いずれも指定はありません。服装についてはスーツ等のフォーマルである必要はなく、私服で十分です。「秋冬にうちのゼミに来るときの服装」と考えてもらえればと思います。寒い時期だと思うので、温かい格好でお越しください。
Q:ゼミは一次募集だけでなく、二次募集までやりますか?
一次で決まったゼミ生が5名未満の場合には、規程に基づいて二次募集を行います。しかし、ここ数年継続して、一次募集で定員が埋まる傾向にあるため、二次募集は行っておりません。
【教員について】
Q:吉永はどんな先生?というか、そんな先生、いたっけ・・・?
現在2年生以下の学部講義を担当しておらず、学部ゼミと大学院の授業を主に担当しているので、影は薄いですが、経済学部に所属しています。
新しいこと、面白いことが大好きです。大変なことでも、できるだけ楽しく取り組みたいと考えています。そのため、やや不謹慎かもしれませんが、現実の社会やデータをおもちゃのように捉え、どういう分析をして遊べば面白いかな、と考えて楽しく研究や教育に励んでいます。
慢性的な眼精疲労があり、適度な緊張感や威厳(?)を維持するために目を細めて難しい顔や怖い顔をしているかもしれませんが、怒っているわけではありません。質問にも相談にも雑談にも乗りますので、お気軽に話しかけてくれると嬉しいです。
Q:学生からの評価は?
ゼミ見学やゼミ協の個別会など、私のいないところで私やゼミの印象をゼミ生に聞いてみてください。忌憚なき意見をくれると思います。一応、私の話しているところをお見せすれば人となりが伝わるかもしれませんので、ページの末尾に参考動画を掲載しておきます。
私の聞く限り、ゼミの印象は「雰囲気はゆるいけど、やることはきちんとやるゼミ。周囲の学生から、良い刺激を受けている」という感じです。
Q:好きな音楽は?
よく聞くのはBUMP OF CHICKENさんです。イケメン。昔から変わらない世界観を土台に持ちつつ、タイアップ等を通じて新しい表現を取り入れている姿勢を尊敬しています。
【教員に関する資料】
参考動画1 授業内容について語る吉永
2020年度の本学オープンキャンパスで撮影した動画です。高校生向けに1分程度とリクエストを受けたので簡潔に説明したつもりです。「いや結局2分かかってるじゃない!」というのは、言わないお約束。
参考動画2 博士過程での修行について語る吉永
吉永が博士進学を語る動画です。後ろのニャンコ先生はご愛嬌。なお、博士進学を希望している必要は全くありませんし、こちらから無理強いもしません。
参考資料 インタビュー記事
株式会社jaybeさまより受けた、取材記事です。参考になれば幸いです(画像出典:株式会社jaybe)。
参考資料 インタビュー記事
合同会社TLGさまより受けた、一般の方向けのインタビュー記事です。参考になれば幸いです(画像出典:合同会社TLG)。