※学部ゼミの特徴を伝えるために、Q&A形式で説明しています。気になる質問項目をクリック・タップすると、回答が表示されるようになっていますので、気になるところをご確認ください。もし、他の質問を行いたい場合には、以下のフォームからお気軽に何でもお問い合わせください。FAQに適宜、追加していきます。
学部ゼミは、交流や議論を通じて学生さんが自発的な学びと探求を進める場だと認識しており、こうした交流や議論を行う場合には対面の方がコミュニケーションを取りやすい部分があります。また、対面での非公式的な交流(移動時間や休憩時間などのちょっとした会話、周囲の学生の学習姿勢など)は、学生さんにとって良い経験になっています。そのため、現在、原則として対面で実施しています。
もちろん、例外として、台風や降雪、冬場の道路氷結時等、通学が危険だと判断した日には、オンラインに切り替える可能性もあります。ただし、個別事情に基づくオンライン参加は認めないことにしています。
まず、大前提として、代ごとにゼミの雰囲気は変わります。ゼミの主役は学生さんだからです。そのうえで過去の傾向としては以下の通りです。
ゼミ生同士の仲は決して悪くないと思います。私の方で全く企画していなくても自発的に飲み会を実施したり、卒業後も会ったり、就活や卒論のアドバイスをし合ったり、機会があればみんなで旅行やディズニーに行ったりする感じの雰囲気です。
私の聞く限り、ゼミ生からのゼミの印象は「雰囲気はゆるいけど、やることはきちんとやるゼミ。周囲の学生から、良い刺激を受けるゼミ」という感じです。
私の印象としても、真面目で仲良く、協力的で優しい方が多い印象です。優秀で主体的な学生さんが集まっています。私が企業の採用担当であれば、是非採用したい人たちです。
内容や進度が異なるので、基本的には3年ゼミは火曜5限、4年ゼミは火曜4限とし、時間を分けて開講しています。しかし、卒論や企業分析、グループワークなど、ゼミ活動の成果や進捗を発表する機会や、情報交換・相談などの交流の機会として、4・5限連続となる3・4年合同ゼミを年に数回設けています。
3年生は知識や経験に勝る先輩からコメントを受けることで刺激を受け、4年生はいつも以上にわかりやすい説明をする工夫をしているように思っています。これからも、互いに良い影響を与え合う有意義な交流の機会を設けていきます。
最近では、2学年のLINEグループを作っているようです。同じ外部のコンテストに参加した2学年のグループを作っているようであり、適宜、先輩からアドバイスを受けながら進めているようです。いいことですね。
3年生の初回ゼミでは、ゼミ時間中に交流を図る目的で簡単なゲームをしています。
学期ごとのゼミ最終日には、ゼミ活動の報告会を実施予定です。
報告会以外でも、4限か5限かで4年生から3年生がアドバイスを受ける回を作っています。
一方で、吉永ゼミでは教員の私が計画する公式行事としてのゼミ合宿やゼミ旅行は行っていません。合宿や旅行といった遊びに関する企画は、学生さんが自発的に企画するのが望ましい、と判断していることが理由です。もちろん、自発的な学生さん同士の交流はWelcomeです。学生さんに話を聞くと、少なくとも飲み会は学期中に何度か行っており、旅行の企画やオンライン飲み会を開催する代もあるようです。3年生が4年生に就活や卒論のアドバイスを聞いていたこともありました。また、3年後期で実施するグループワークでは、東京で開催されるイベントに参加できることがあります。こうしたイベントへの参加と合わせて旅行を企画することも可能です。
卒業生を含むゼミのOBOG名簿を作成しているため、在学生と卒業生との交流も行われているようです。
新ゼミ生同士で親睦を深めるためにガイダンス後にテーブルゲームをする予定です。研究を通じて身につけたプログラミング技術を駆使して、対面・オンラインの参加者の方がともに参加できる簡単なゲームを用意してみんなで遊んでいます。
これまで行ったことがあるゲームは下記の通りです。
マジョリティパーティー
インサイダーゲーム
ワードウルフ
ITO
君たちが仲良くなり、ゼミでの発言が飛び交うようできるだけ工夫しています。
飲み会はゼミの公式行事として実施しておりません。遊びに関する課外活動は各々の自主性に任せるべきだと考えており、また、近年ゼミ以外での業務負担が増えてきているからです。ただ、2年間共に学ぶゼミ生同士での自発的な交流は、どんどん行ってもらえれば嬉しく思います。
コロナ下ではオンライン飲み会、コロナが5類に移行した最近では自発的に学生さん同士で予定をあわせて飲み会を開いていることを聞いています。ぜひ楽しんでください。
2025年度の学部ゼミ(7期・8期)は、4年生10名(男8:女2)、3年生9名(男5:女4)で運営しています。
なお、上記の男女比は、吉永の視覚および聴覚に基づいて主観的に算出したものです。
真面目で優しく、仲良くなると面白い一面を見せてくれる方が多いと感じています。君たちをいかにハジケさせるかが私の腕の見せ所です。
官民問わず、幅広い進路に進んでいます。下は吉永に開示許可の連絡を頂いた過去の卒業生の進路です(順不同、敬称・会社形態は適当ですみません)。
0期生(2019卒)
住友生命保険
1期生(2020卒)
会計検査院(公務員)、マーキュリー、有限責任監査法人トーマツ(アドバイザリー業務)、あずさ監査法人(公認会計士)、東北大学会計大学院(公認会計士コース)、太田情報商科専門学校。
2期生(2021卒)
イー・ギャランティ、大林組、アルプスアルパイン、ピープル、東日本旅客鉄道、東北電力、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京、監査法人A&Aパートナーズ(公認会計士)。
3期生(2022卒)
アクセンチュア、七十七銀行、岩手銀行、東京海上日動火災保険、JFEスチール、国土交通省関東地方整備局(公務員)、札幌市役所(公務員)、セコマ、トライグループ。
4期生(2023卒)
あずさ監査法人(公認会計士)、神奈川県庁(公務員)、東日本電信電話、クボタ、早稲田大学会計大学院
5期生(2023卒)
日本M&Aセンター、 キユーピー、日本総合研究所、あずさ監査法人(金融統括事業部)、東北大学会計大学院(5年一貫)ビジネスアカウンティングコース、東北大学会計大学院(5年一貫)公認会計士コース
6期生(2024卒)
三菱UFJ信託銀行、株式会社Leo Sophia Group、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社、みずほ証券、金融庁(公務員)、七十七銀行、会計士試験受験
転職先
日産自動車株式会社
会計大学院修了後の進学先
有限責任監査法人トーマツ(公認会計士)、有限責任あずさ監査法人(公認会計士)
なお、ゼミ生のOB/OG訪問や卒業後の交流などのために、掲載許可を頂いた卒業生も含めたゼミ生の名簿を作成しており、ゼミ生に限定して開示しています。
ゼミ生同士の議論が白熱した結果、10分くらい伸びることはありますが、可能な限り、定時に終了できるよう心がけています。「学ぶときは学ぶ、遊ぶときは遊ぶ」とメリハリをつけたいと思っているからです。その代わり、報告資料の準備やゼミ中の議論は積極的に行ってもらっています。
3年前半のテキスト学習後に、私の出題する企業分析のグループワークを行ってもらっています。このグループワークでは、現実の企業を1つ選び、学んだ知識を用いて実際に財務分析や企業価値評価を行ってもらい、その結果を発表してもらっています。3年後半のグループワークのコンテストの練習になります。
3年後半には半年かけて外部のグループワークのコンテストに参加します。吉永ゼミでは、日経STOCKリーグかCFA Research Challengeのいずれかに参加してもらっています。
日経STOCKリーグは株式ファンドの企画から作成までを体験できるグループワークです。自分たちで今後伸びそうな企業のテーマを決めて、そのテーマに合った上場企業のうち投資すべき企業を選出し、資金配分を行います。結果を日本語のレポートにまとめます。現実の様々な上場企業の情報を自分で収集して比較検討していくため、様々な企業の情報が自ずと頭に入ってくるはずです。
CFA Research Challengeは、特定企業の企業価値評価を行うグループワークです。指定された企業の株価について、外部のプロのアナリストのアドバイスを頂き、分析対象企業のIR担当の方に質問しながら分析を進め、BUY/SELL/HOLDという投資判断の結果を英語のレポートにまとめます。現実の市場や企業を理解し、人脈を深めるために非常に良い経験になるでしょう。
こうしたグループワークについて、例年、ゼミ生はとても楽しそうに取り組んでくれています。吉永が蚊帳の外になって少し寂しく感じるくらいです。(指導教員が寂しく感じるのはゼミとして健全な状態なので、とても良いことです。)ちょうど、ゼミ見学のときに3年生はこのグループワークに取り組んでいると思いますので、一度見学に来てもらえれば理解してもらえると思います。
もちろん、Excelの関数やショートカットキーなどの基本的な知識までは教えませんので、調べてわかることは自分で習得してほしいと思っていますが、エクセルやデータ分析にアレルギーがないならば、現段階で分析の知識がなくても大丈夫だと思います。私のトピックス会計学などでエクセルを用いた回帰分析の方法を教えていますし、4年の初めに簡単な分析手法が書かれているテキストを読むことで、データ分析の方法を自然と理解できるようにしています。わからないことも今は自分で必要に応じて調べられるツールがありふれていますので、大丈夫でしょう。
ゼミ見学での卒論報告時には、4年生がさも当たり前のように分析手法やデータ分析の結果を報告していると思いますが、彼らも4年の4月時点では同じような不安を抱えていました。しかし、11月にはもう、自分できちんと分析できるレベルに到達しているはずです。
もし分析について、より詳しく勉強したい場合には、3年や4年のときにデータ分析を扱う統計や計量経済学の授業を受けてみてください。
相当トンチンカンなことを言ったとしても、たぶん怒らないと思います。間違った発言をしても、他の誰かがその間違いを訂正してくれれば、それで1つ勉強になりますし、新しい議論のきっかけになることもあります。同じ間違いをしている仲間もいるかもしれません。私自身、世の中で知らないことや不十分なところはたくさんありますし、間違えることもあります。そのため、間違いより発言自体を評価したいですし、一緒に理解を深めていければと思っています。もちろん、全く関係のない発言ばかりすると議論が進まないので、それはそれで問題かもしれませんが、どんなに基本的なことでも質問することを封殺しない雰囲気にしたいと思っています。
ただし、教員が発言すると結論の方向性が決まってしまうので、できるだけ、まずは学生さんの議論に任せたいとは思っています。卒論などでは流石に私が発言せざるをえませんが。。
この吉永の個人ウェブサイト、公式の演習シラバス、ゼミ見学、参加していればゼミナール協議会での学生主体の説明会、学生が運営しているインスタグラムが吉永の把握しているゼミの情報源です。
もし吉永ゼミについて不明点があればゼミ見学のときに質問して頂くか、吉永にメールを送って頂くか、上に置いてあるフォームから質問して頂ければと思います。回答できる範囲で吉永が回答します。ゼミ生に質問したい場合には、フォームに送ってくれれば私経由になりますが、できる限り回答しようと思います。私のいないところでこっそり質問したい場合には、ゼミ見学に来てもらうか、ゼミ協の個別会に来てもらえればと思います。
演習シラバスは、経済学部授業のシラバスとは別ファイルで公表されます。毎年、教務係から10月ごろに、全てのゼミのシラバスが1つのファイルにまとめられ、PDFで電子的に公表されています。近年は教務係掲示板で公開されています。なお、うちのゼミの演習シラバスについては、このウェブサイトのメニューから最新のシラバスを確認できるようにしています。
ゼミ参加時に特定の科目を受けていなくても問題ありません。
ゼミ参加後、可能なら、3年生のときに吉永が教えている「【トピックス会計学】財務会計/財務報告」を受けると良いかもしれません。
もちろん、財務会計の関連講義を並行して受講している方が理解は深まると思いますので、可能なら「会計学入門」、「会計原理」、「【トピックス統計学】ファイナンス/証券投資」、「【トピックス会計学】財務会計/財務諸表分析」などを受講してもらえればと思います。
その他、卒論執筆を見据えて学習を進めたい方は、統計学や計量経済学の授業を受講して、回帰分析やt検定といった実証分析の方法論を学ぶことをオススメします。
ゼミでは簿記は、やりません。
ついでに言えば、財務会計基準の背景の考え方なども、特にやりません。
資格取得や進学は個人の自由ですので全く問題ありません。逆に、公認会計士試験の受験や会計大学院進学を目指している方を特別に優遇することもしていません。会計大学院への早期進学にも対応しますが、特別なスケジュールを組んだり、ゼミの人数を調整する必要がありますので、面接やレポートの際にお伝え下さい。
以下のことができればほとんど問題ありません。すなわち、東北大生の君たちは心配する必要がありません。
加減乗除ができること。
平均値、中央値、標準偏差について、計算はできなくとも概念を理解できること。
これに関しては、厳しいです。スマホやタブレットの場合、操作方法や表示方法が異なるなどの理由でうまく指導できなかったり、使えないソフトウェアやデータベースが出てグループワークや卒論指導に支障が出る可能性があります。ノートパソコン(Windows推奨)を所持していることを条件としています。
いやいやいやいや、何しに来るんですか。それは流石に問題です。ご遠慮頂ければ幸いです。
使えるなら使える方が良いですが、それほど高い能力は求めていません。大学生としての基礎的なITリテラシーがあれば大丈夫です。
Word:志望時のレポートを書ける程度でOK。
Powerpoint:報告資料を作れる程度でOK。(最初は苦手でも、周りのゼミ生の報告資料を見る中でどうすればわかりやすい資料になるか考えて、段々うまくなってくれるならOKだと思っています。)
Excel:多少触ったことがあるくらいでOK。(できればセル計算や、SUMやAVERAGEなどの簡単な関数、グラフの作成なんかは使える方がありがたいですが、入ってから必要に応じて学習してくださればOKです。)
その他、必須ではないですが、大学生のうちにショートカットキーをある程度覚えた方が、社会に出てから役に立つと思います。
例えば、Ctrlを使ったものだと、+Z, +X, +C, +V, +B, +A, +S, +F, +H, +W, +E, +R, +T, +Y, +U, +I , +(方向キー)などは、仕事でよく使うと思います。他にも便利なものがあり、覚えておくと処理速度は上がります。
基本的には折り合いを付けられるかは個々人の能力や状況に依存しますが、参考程度に下記の情報を記します。
部活・サークルについては、数えていませんが、毎年両立している方はいます。ボート部等の過酷な部活に所属していたり、2つのサークルを掛け持ちしている学生もいました。
就活については、3年でインターンシップと就活、4年でも公務員志望の場合は就活を行う学生が殆どです。彼らはゼミ活動ときちんと両立できています。
あまり短期的な視点に立つのもよくありませんが、うちでは企業側が採用したくなるようなゼミ活動を行っています。3年後半に行うグループワークでは、周囲と協力しながら現実の企業に関する理解を主体的に深める機会を設けた上で、レポートという成果物を作ります。きちんとやれば入選もできます。経験や成果をきちんと積み上げた方が、評価されないわけがありません。
資格試験については、よほどの難関国家資格でなければ、東北大生なら問題なく両立できます。
公務員試験の勉強と両立している学生は毎年0~2名ほどいます。これまで、ほとんどの方が合格して内定をもらっています。
公認会計士試験の勉強をしている学生は毎年0~2名ほどいます。ただ、公認会計士試験は毎日10時間程度の学習時間を要する3大難関国家資格の1つなので、両立できるかどうかは本人によります。特に、3年生のときに短答式・論文式を受験予定の方は、グループワークの繁忙期と時期が被る場合があるので、両立する意思を持つ方のみ申請してくださるようお願いします。会計士試験と直接関係する内容ではありませんので、両立が心配な方は別の会計系のゼミをおすすめします。
CFAリサーチチャレンジ参加者は、レポート執筆がある3年の8~11月が繁忙期だと思います。また、審査に通過すれば12月にプロのアナリストたちの前での発表があります。
日経ストックリーグ参加者は、8月から自発的にすすめてくださって構いませんが、ゼミとして開始するのは10月からです。3年の11月~1月に繁忙期が来ている印象です。
可能です。実際、最近ではコロナも明けましたので、留学する方が増えてきました。留学は非常に良い経験になると思いますので、チャンスがあれば行ってきてください。留学を理由に受け入れないことはありません。
ただし、ゼミ運営上何か考慮する必要があるかもしれませんし、大学側に色々とゼミの特例措置があります。留学の可能性がある場合にはできるだけ早く吉永や教務係までご連絡ください。留学する場合には、どのような対応を行えばよいか、どの制度をどのように活用するのかを決める必要があります。私や教務係と密に情報共有や相談をして頂ければと思います。
留学時期によっては、以下の点にご留意ください。
3年前期:後期についていけるように、テキストの内容や周りの学生の作成した資料を読み込んでおいてください。
3年後期:グループワークに参加できない可能性があります。
4年前期:後期の卒論提出ができるように、テキストの内容や周りの学生の作成した資料を読み込んで、テーマ設定と先行研究の調査は進めておいてください。
4年後期:卒論の提出が12月にあるので、この時期の留学は控えて頂けるとありがたいです。
私の把握しているゼミ生の留学状況は下記の通りです。
1期生:台湾1年(1人)
5期生:ドイツ1年(1人)、オーストラリア2週間(1人)
6期生:ドイツ1年(1人)、シンガポール半年(1人)
7期生:フィンランド半年(1人)
シラバスの「参加条件」に記載した条件以外の話で言えば、下のような学生さんが理想です。
一人の作業だけをしたい方よりは、みんなで仲良く楽しく真面目に学びたい学生さん
単位だけもらえればいい方よりは、充実した学習経験を獲得したいと考えている学生さん
教わったことだけやりたい受動的な学生さんよりは、自分で積極的に活動する主体的な学生さん
これらを理想とする理由は3つあります。
第1に、ゼミ活動は学生さん同士の議論やグループワークが中心だからです。議論やグループワークには、周りの人と仲良く真面目に議論するための意欲が必要です。
第2に、ゼミで最後に行う研究活動とは、自分で情報を集め、分析することで、ひとまず信頼できると言える暫定的な結論を導く活動だからです。研究活動を進めるためには、主体性が不可欠です。
第3の理由は、私の精神衛生上、望ましいからです。
選考する場合は、提出書類と面接で判断させて頂きます。可能性は低いと思いますが、万が一面接時間を確保できない数の応募があった場合には、書類で1次選考、面接と合わせて2次選考とさせて頂く場合もあります。
成績証明書では主に、取得単位数と経済学部科目のGPAを見ています。
取得単位数や成績を見る理由は、これまでの皆さんの経済学に関する学業の成果が客観的かつ公平に数値化されたものだからです。取得単位数が十分でかつGPAが高いことは、様々な活動と両立しながら学業に励んできたことを示しますので、素直に評価します。とはいえ、飛び抜けて優れた成績である必要はありません。一つの基準を申し上げると、取得単位数は2年生の提出時点であまりに少なくなければOKです。GPAは2.5以上あれば十分だと思いますし、3.0以上あれば素晴らしいと思います。
レポートや面接は、君たちの良いところを総合的に評価してゼミに合う方かどうかを判断するために実施しています。
なお、レポートでも面接でも、さほど高度な内容を質問していないと思います。むしろ面接はお互いの人となりを知ることで、私の不安を取り除く目的もありますので、例年、ほぼ雑談メインになっています。
いずれも指定はありません。服装についてはスーツ等のフォーマルである必要はなく、私服で十分です。「秋冬にうちのゼミに来るときの服装」と考えてもらえればと思います。寒い時期だと思うので、温かい格好でお越しください。
一次で決まったゼミ生が5名未満の場合には、規程に基づいて二次募集を行います。しかし、ありがたいことにここ数年継続して一次募集で定員が埋まる傾向にあるため、二次募集はないと考える方が良いと思います。
現在2年生以下の学部講義を担当しておらず、トピックス会計学と学部ゼミ、大学院の授業を主に担当しているので、影は薄いですが、経済学部に所属しています。
新しいこと、面白いことが大好きです。大変なことでも、できるだけ楽しく取り組みたいと考えています。そのため、やや不謹慎かもしれませんが、現実の社会やデータをおもちゃのように捉え、どういう分析をして遊べば面白いかな、と考えて楽しく研究や教育に励んでいます。
慢性的な眼精疲労があり、適度な緊張感や威厳(?)を維持するために目を細めて難しい顔や怖い顔をしているかもしれませんが、怒っているわけではありません。質問にも相談にも雑談にも乗りますので、お気軽に話しかけてくれると嬉しいです。
ゼミ見学やゼミ協の個別会など、私のいないところで私やゼミの印象をゼミ生に聞いてみてください。忌憚なき意見をくれると思います。一応、私の話しているところをお見せすれば人となりが伝わるかもしれませんので、ページの末尾に参考動画やインタビュー記事を掲載しておきます。
仕事柄、難しい研究書も読みますが、時間が経ってから読み返したくなるのは教育・研究に全く関係ない本です。特に選りすぐりの本をおすすめの本のページにまとめていますので、ご興味のある方はご確認ください。
よく聞くのはBUMP OF CHICKENさんです。イケメン。昔から変わらない世界観を土台に持ちつつ、タイアップ等を通じて新しい表現を取り入れている姿勢を尊敬しています。
2020年度の本学オープンキャンパスで撮影した動画です。高校生向けに1分程度とリクエストを受けたので簡潔に説明したつもりです。「いや結局2分かかってるじゃない!」というのは、言わないお約束。大学教員は話が長い。
吉永が博士進学を語る動画です。後ろのニャンコ先生はご愛嬌。割と私は研究者教員としての人生を自由に楽しく過ごしていますが、博士進学を通じた会計研究者を志望している必要は全くありませんし、こちらから無理強いもしません。