2025 9/4
民秋 均先生 (立命館大学 特任教授)に,
「クロロフィルの科学:単量体から集積体まで」というタイトルで
講演会を行って頂きます。
2025 9/2
2025 8/6
Photoregulation of the Chiral Nematic Phase by Using a Hexa-Arylazopyrazole-Substituted Co(III) Complex
名古屋大学 田中先生,河野先生,Universität MünsterのRavoo先生,Quan君との共同研究です。
2025 8/4
Optically active micellar-cubic liquid crystals from quasi-racemic octahedral metallomesogens
北里大学 渡辺研,愛媛大学 佐藤研,香川大学 原研との共同研究です。
2025 7/30
Gold nanoparticles capped with liquid crystalline azobenzene ligands: the effect of terminal groups on particle aggregation
当研究室で合成した錯体・有機物の偏光顕微鏡写真。
化学(科学)が相当な発展を遂げた今日でも、いまだ目指すべき究極的なゴールは多数存在します。たとえば「太陽光の有効利用や二酸化炭素の削減に貢献する化学」などが挙げられます。
本研究室で目指すゴールの1つが、「分子の集合構造を自由自在に制御すること」です。生体内においては、高分子が(ポリペプチド)が自在に折り畳まれてタンパク質として機能を発現します。さらに、様々な低分子を含んで複数のタンパク質が集まることで、より複雑な機能が発現することも珍しくありません。このような分子集合を模倣し、自在に制御できる分子集合系を創りだしたい、というのが当研究室の目標(夢)です。当研究室では、分子集合体として、液晶やゲル、そして鉱物内部に取り込まれた分子群,などに着目します。このような「柔らかい」分子集合体では、その構造を正確に知ることも現時点では難しい課題の1つです。
研究室の目標(夢)は大きく(?)もちたいと思っていますが、実際の卒業(大学院)研究では、分子のデザイン・合成から始まり、合成した化合物を物理化学的に調べることになります。自分の思う分子をつくり・ならべる、ことを目指して研究を行います。
2019年に塔ノ岳頂上で(体ボロボロになりました)。
液晶は時間とともに揺らぐ不思議な世界(個人的見解)。