高校3年が近づくと、就職するのか、進学するのか、どこに就職するのか、どこに進学するのか、誰でも悩むと思います。学校の先生・お医者さん・看護師さんのように仕事ぶりを良く知っている場合を除き、どんな仕事をするのかわからないので、どうすれば良いのかがわからないの当然です。
ここでは、いくつかの考え方+を紹介します。
1.わからないときは、理系・文系だけ決めて大学進学でよい。
進学する人のかなりが人が、理系・文系を決めて、偏差値で入学できそうな大学を選ぶのですが、それは正解であって、不安に思うことはありません。この段階で将来のビジョンを持っても、それは誰かの考え方の受け売りだったり、現実を無視した単なるあこがれである場合が多く、よくわからないけどこっちが良さそう、という方に進んだ方が良いです。
ただし、理系・文系は習う教科に大差がありますので、自分の好き・嫌い、得意・不得意で決めましょう。
2.担任の先生に相談する。
ふだんはあまり当てにならないクラス担任の先生が、進路を決める時には、急に頼りになるようになります。今まで、自分から話すことがなかった先生を職員室に訪ねていきましょう。先生が全部、すらすら答えてくれるわけではないですが、ほかの先生の意見を聞いたり、調べ方を教えてくれたり、あなたに向いている進路について考えてくれます。
3.専門学校に行くのは良く考えてからにしたい。
資格取得のために専門学校に行くことを検討する人もあるかと思いますが、専門学校で取得する資格は民間資格の場合が多く、就職に不可欠なものでなく、それより高卒ですぐ入社試験を受けた方が歓迎される場合も多いです。
また、美容系などは国家資格ですが、世の中に有資格者が溢れていて、専門学校を出ても行きたい働き口がほとんどない、という場合もあります。
働くことが技能訓練をなっている場合も多いので、専門学校に行く前に、自分の技能を鍛えてくれるような就職口がないかさがしてください。