高校生になると宿題以外に家庭学習をすることが必須となりますが、家で勉強しても少しも進まないし、机に向かっているのがすぐに嫌になる人も多いと思います。
これは、実は自分ができる子であることを知らないため、また、勉強をすることによる達成感が得られないためです。そのための対策は、自分が絶対達成可能と思う簡単な計画を作り、それを達成するのだと心に誓って、実際に結果を記録しながら実行して達成することです。
もともと達成可能な計画だから達成できて当たり前、ではなく、自分で自分を褒めたくなるほどの達成感がありますので、是非、試してほしいと思います。やり方の1例を以下に示しますが、自分のやり方でやればいいです。
方法の1例(下の図参照。)
1.勉強スケジュール1週間分の作成
まず、1日24時間で1週間分のスケジュール表を作ります。1日は2段にして、下の段に実績が書けるようにします。
まず、学校、食事、睡眠など、自由にならない時間帯をグレーで塗りつぶします。
そのあとに家庭学習する教科をを記入します。
ポイントは、教科と時間数は自分にとっては楽々、達成できるように記入します。これだけやりたいという努力目標を書いては絶対にいけません。下の図は毎日1時間の勉強時間にしていますが、最初は30分とか20分くらいからスタートするのが、オススメです。
2.実績の記入
作ったスケジュール表は、机の正面前や横の壁など、いつも見える場所に貼り付けて、1教科の勉強が終わる都度、実績を色鉛筆などで記入していきます。
3.実績の確認と次週のスケジュール作成
1週間が終わったら、スケジュール表を見て、自分がよく頑張ったことを確認しましょう。簡単な目標でも自分が実際に達成した結果を見るのは楽しいものです。
実績を見ながら、次の週のスケジュールを最初と同様に自分なら楽々達成できるものを作りましょう。少しだけ、毎日でなくても良いので、少しだけ欲張ってみましょう。(たくさん欲張っては絶対駄目です。)
2週間後には、自分がやればできる人間であることがわかります。2ヶ月後には自分がすごいことをやっていると感じるようになります。