オンライン授業
添削どうする
添削も悩みの種に…⁉ プリントアウトしなくても大丈夫です!
オンライン授業では添削も悩みの種。
学生がノートに書いたもの、その写真をメールで送ってもらって、それをプリントアウトして、教師が手書きで添削して、それをまた写真にして、それをまたメールで送って…って、もう少しどうにかならないのか!?
学生が手書きしたものが写った画像の添削は、こんな風にしてはいかがでしょうか。
どこでも添削!
むか~し、時間に追われてバスや地下鉄の中で添削をしたこともありました…。そんな場合はやはりプリントアウトして、赤を入れて、スキャンして…ということになるのでしょう。学生にはオンライン授業のオリエンテーションでスキャナアプリ/スキャンアプリを紹介し、使えるようになっておいてもらいましょう!送ってもらった写真が暗くて読めない場合、こちらで編集しなければならず、手間がかかってしまいます。
※スマホ画面での添削は、目が疲れるので私(ちえ造)はパス。
ペーパーレスで!
プリントアウトせずに添削する場合、次のような方法が考えられます。この場合も、学生にはスキャナアプリを使って撮影したものを送ってもらいましょう!
Word,PowerPoint,GoogleSlide,Google図形描画などに画像として貼り付け、テキストボックスを挿入。
Windows10ペイント3Dで画像にテキストを合成。3Dテキストを選択すれば、合成後の修正が可能です。
PDFに変換して、Adobeでテキスト注釈という方法もあります。
注)操作が速すぎると反応が追い付かないことがあります。
タッチペン・ペンタブレット・アップルペンシル持ってる組
手書き感覚で添削できます。好きなところに好きなサイズで書き込める、この自由度がたまりません!PC入力では対応できない、漢字の細かな違いも説明可能です。
※タブレットについては、ちえ造は全く分かりませんが、うきこじゃくしがおすすめアプリまで熱く語ります。
NEW セルフ添削の提案
通常は、学生が書いたものに教師が(手書きで)書き込み、その後学生に書き直し(清書)をさせたりしますが、このセルフ添削では、教師は学生が書いたものをもとに添削済みの完成版原稿を作成します。そして、学生はその原稿を見ながら自分で自分の作文に書き込みを入れます(添削をします)。学生にとっては、大変な作業です。しかし、教師の作成した完成版原稿に対する反応はとても良かったです。何といっても読みやすく、話の流れ、全体像をつかみやすいのだと思いますが、自分の書いたものが教師の手によってレベルアップしたと感慨もひとしおだったようです。
「先生、すごい…。」
「内容を考えたのはあなたですよ!」
「はい、でも…。 ありがとうございます‼」
作文や小論文など、まとまった文章を書かせる際に導入してみませんか?
学生にもPCスキルを!
文型練習や作文は、入力して提出させる方法もあります。海外では、文法の習得と文字の習得を切り離して考えることも珍しくありません。文字の練習は、文字の練習の時間に。
1.Wordonline, Googleドキュメント
学生はファイルを教師と共有、または教師にファイル送付
ファイルを編集(直接添削内容を入力)して返却します。
2.PDFファイル
1以外のソフトを利用した学生は、PDFファイルにして提出。
添削はAdobe Acrobat Reader DCを利用することができます。
3. フォームを活用
教師がMicrosoft Forms, Googleフォームを用意し、学生はそれに回答(入力)。添削はフィードバック欄を利用できます。