共通テストに向けた情報の学習のポイント-1
※1章・2章(20250826更新)
共通テストに向けた情報の学習のポイント-1
※1章・2章(20250826更新)
◇ 大半の用語は、完全に暗記・理解していなくても問題文に解説があると考えられるが、2つのWebアプリで ☆ を付したものは、説明なしで問題に用いられる可能性が高い。(言葉の意味を問われるというより、問題文の意味を理解するために必要だということ)
《情報用語関連アプリ 》情報用語辞典 情報用語フラッシュカード
◇情報用語に関しては情報処理学会の 情報科全教科書リスト が参考になる。(扱いは少し難しい)
情報科全教科書リストで総意率が0.6以下のものは、問題文の中で説明される可能性が非常に高いと考えられる。(ただし例外はある)
※情報用語は丸暗記しても得点にはつながらない。思考力を問う問題に時間を掛けるようにするとよい。
・「残存性」「複製性」「伝播性」などの用語は丸暗記ではなく、日常生活と関連させて理解しておく。
大切なのはそれぞれの用語の意味ではなく、メリット・デメリットを含めどのような状況が想定されるか。
《情報用語関連アプリ 》情報用語辞典
・問題文に書かれている条件等をしっかり理解することが大切。
・PERT図やガントチャートを理解しておくと、早く解答できる可能性がある。《関連Webアプリ》PERT図・ガントチャート
・同様にブレーンストーミングやKJ法も確認しておくとよい。
・著作権・産業財産権の構造は理解しておくことが必要 《関連Webアプリ》知的財産マップ
・「著作者人格権」「著作権(財産権)」の相違点、例外規定(著作権が制限されるケース)、保護期間は確認しておく。
・特に著作権の侵害事例は身近なものを確認しおくようにする。
・日常生活の範囲での常識的な問題が出題される可能性が高い。
・肖像権とパブリシティ権の相違点は確認しておく。《情報用語関連アプリ 》情報用語辞典
・情報の「機密性」「完全性」「可用性」は具体例と合わせて説明できるようにしておく。《情報用語関連アプリ 》情報用語辞典
・日常生活の範囲の常識的な事柄が出題される可能性がある。
・2進法・16進法についての理解は必須。 《関連アプリ》情報のデジタル化
・nビットで表現できる情報量は多くの場面で必要になる可能性が大きい。
・情報量の単位(ビット~GBくらいまで)が分からないと解答できない場合がある。
・出題される場合は説明があると考えられるが、そこで理解して解くのでは時間がかかる。
・計算手順とn進法のシフト演算は理解しておくとよい。《関連アプリ》情報のデジタル化
・文字コード表の見方を基数変換と合わせて押さえておく。《情報用語関連アプリ 》情報用語辞典
・デジタル化の流れは重要項目。標本化→量子化→符号化の手順が説明できるようにしておく。《関連アプリ》音声のデジタル化
・モノラルの場合の1秒間のデータ量の求め方(ステレオは2倍する)=標本化周波数(Hz)×量子化ビット数
・ビット→B(バイト)の計算も必須。
・デジタル化の流れは重要項目。音声同様、手順が説明できるようにしておく。《関連アプリ》画像のデジタル化
・階調(カラー/グレースケール)・データ量の計算方法を理解しておく。
・24ビットフルカラー:256×256×256=16777216色(24ビット=2の24乗)
・ラスタ形式の画像のデータ量計算:総画素数×1画素あたりのデータ量(ビット)
・動画のデータ量:1フレームあたりのデータ量(静止画1枚の容量)×フレームレート(fps)
・圧縮の方法は説明がある。ランレングス法やハフマン符号化は出題されることが多い。《情報用語関連アプリ 》情報用語辞典
・作問が困難であるため、難しい問題は出題されないと考えられる。
※ここに示したものが全てだということではありません。