深夜ドライブというものは、翌日に予定のない時にふと思い立つものである。なんだかいても立っても居られない時や、大きな銭湯に行きたい時に突発的に車を予約するのだ。この日もそうだった。まさに車を予約しようと探してたところに、近所に住んでる友達から丁度連絡が来たので、彼を途中で拾って出かけた。
行き先は横浜の浮島。以前一人で行った事があり、是非彼に工業地帯を見てもらおうと思った。真夜中の都内は車通りが減って運転が楽だ。街灯やビルの光で道路が綺麗だ。特に日本橋あたりの地下駐車場につながる道は友達曰くパルテノン神殿に見えなくもない。川崎に入り、工業地帯に近づくにつれて倉庫が増えはじめ、トラックやバンしか見かけなくなってきた。駐車場のないコンビニの手前に高級車が停まっていた。