ゼミ・卒業研究では、各研究室に所属して課題活動を行います。生物工学科では、いろいろな病気や医薬品についてのテーマや、食品に含まれる成分や筋肉の培養など、幅広い分野をカバーしています。2025年度からは新たに、島研究室・川上研究室・川本研究室が発足しました。
黒田研究室ー糖鎖は生命にとって重要な役割を果たしています。機能性糖鎖の一つであるフラクトオリゴ糖を多く含むヤーコンに着目し、健康維持に役立つ高機能性食品の開発を目指しています。
笹川研究室ー地球上の全ての生物はDNAに遺伝情報を蓄えています。当研究室では主としてDNAを実験材料に、遺伝子の構造と機能を追究しています。
水谷研究室―ヒトの脳組織の微細な構造を、日米の研究施設を利用して解析しています。それを人工知能(AI)へ応用する研究も進めています。
高橋研究室―タンパク質に結合する糖鎖がどのような仕組みでできるのかを中心に研究しています。将来は遺伝子工学の技術で新しい働きを持つ糖タンパク質を生み出すことが期待されます。