このページは、主に小・中学生向けに『未来図』などの俳句の会に入るにはどのようにすれば良いかを説明するページです。みなさんがタペストリーの月例句会に「投句」をして頂けることを期待しています。
「投句」とは何でしょう。このページの後ろの方で俳句特有の用語についての説明をしていますので参照してください。今後、必要に応じて、用語解説をしていきます。
俳句には同人誌 (この言葉も後に説明します) が多くあります。たとえば、俳誌『ホトトギス』が創刊されたのは明治30 (1897) 年で、100年以上刊行され続けている月刊誌です。『未来図』も月刊誌ですが、中村草田男 [なかむら くさたお] に師事した鍵和田秞子 [かぎわだ ゆうこ] 氏(通常、同人誌の会員は創始者を主宰 (しゅさい) あるいは先生とおなまえの後に入れます)が創刊したものです。それは昭和59 (1974) 年5月のことで、中村草田男が逝去 (せいきょ) した昭和58 (1973) 年8月の翌年のことでした。
多くの同好の士と共に俳句を語り合い、同人誌に掲載 (けいさい) し、お互 (たが) いを「啓蒙 (けいもう) 」しあう、つまり、気持ちを高め合いほめ合い、批判もしながら、お互いに知識や経験を増やしていくのが俳句の会です。会の運営や雑誌を出版する費用が必要であるため、同人誌を発行している句会は年会費等を徴収 (ちょうしゅう) しています。タペストリーはデジタル雑誌の同好会ですので会費は徴収しません。
タペストリーに投句をしながら俳句に親しみ、同人誌への興味関心も広げてもらい、気が向いたら、多くの俳句を愛好する方々と切磋琢磨 (せっさたくま) するために、いずれ好みの同人誌の会員になって頂ければ嬉 (うれ) しく思います。
2019年2月28日 村山由斉・広斉記
家族や友人、俳句の会の同人、いろいろな先生たちと一緒に俳句を作る会です。
会費は必要ありません。タペストリー事務局にジュニア・タペストリーの会員として登録しましょう。
連絡先 (れんらくさき): (1) メイル: katsuga901*gmail.com(村山広斉)あるいは masae*hist-info-bs.net(村山正恵)なお、メイルアドレスの*を@に変換 (へんかん) してお送りください。 (2) Phone/Fax: 087-887-6350 (村山正恵) (3) ハガキの送付先住所: 〒760-0068 香川県高松市松島町3-24-8-604 村山正恵 [宛 (あて) ]
ジュニアのみなさんへ
(小学生高学年並びに中学生を想定しています)
俳句は必ずしもひとりだけで作る必要はありません。友人や保護者や先生と相談しながら作ればいいと思います。
よりよくしてもらった場合には、その方のおなまえ (氏名) を書いてもらえればと思います。その場合も、投句者自身の俳句とみなします。
添付 (てんぷ) しているPDFファイルは二枚あります。一枚目を印刷するか、必要な項目 (こうもく) を手書きで送ってください。送り先はタペストリーのサイトで確認してください。
用語の説明
同人誌 (どうじんし) : 同人雑誌と同じ意味で、考え方やめざすことが同じ人々 (=同人) が自分たちの作品の発表の場として共同で編集し、発行する雑誌のことを意味します。
投句 (とうく) : 俳句を雑誌などに投稿 (とうこう) すること、つまり、作品を送ることを意味します。雑誌に掲載される原稿や作品は大きく二種類に分かれます。編集者から依頼されたもの(依頼原稿あるいは依頼作品)と自ら同人誌などに掲載を希望して原稿や作品を送る場合です。俳句の場合、後者を投句と言います。
[このページは主に『大辞林』を参照しています。]
※このページは中学生までに習う漢字を基にふりがなを振 (ふ) っています。