和歌山県串本町は、玉川学園と包括連携協定を結ぶ古座川町の近隣に位置する地域であり、本州最南端ながら世界最北限のサンゴ群集が見られる貴重な場所です。特に、本州最大級のテーブルサンゴ群生は一見の価値があります。
研修ではダイビングによるサンゴのモニタリング調査に加え、環境 DNA の分析、オオサンショウウオの生息地である古座川でのリバーダイビング、古座川町協力のもと地域住民との交流会も行いました。
サンゴ研究の第一人者であるお茶の水女子大学 服田先生の実験室でサンゴや褐虫藻の観察、サンゴの生態について学ぶ研修を行いました。研究のヒントを見つけにLet's go!!
玉川学園内で育てたサンゴを飛行機と漁船で運搬。移植ポイントで、生徒一人ひとりがスキューバダイビングを行い、実際に移植を行っています。
サンゴ礁の北上海域の一つである沼津市において東海大学中村準教授指導のもとサンゴ移植活動研修を実施。移植したサンゴの成長のモニタリングを続けながら、北限域に生息するサンゴを観察します。
久米島交流会を通して、町長、町役場の方、漁協の方、久米島高等学校、住民の方々に集まっていただき、玉川学園サンゴ研究の活動について知ってもらいます。