あけましておめでとうございます。玉川学園サンゴ研究部の井上です。
2026年初のコラムは「水質検査」について。
「なぜ」水質検査を行うのか、「どのように」検査をしているのかについてお話します。
サンゴを人工飼育する際には、過去にも紹介した日光を模したライトなどを用いた徹底的な環境調整が必要です。
水中のミネラルといった成分についても同様で、水質が悪化するとサンゴに多大なストレスがかかり、サンゴと共生している褐虫藻が抜けてしまうことにより白化、死滅に繋がってしまいます。
これを防ぐために私たちはときどき水質検査を行い、水質の変化に対処できるようにしています。
水質検査では、6種類の成分の濃度を測定しています。
それぞれの詳しい検査方法や理想値などをすべて記載してしまうと冗長化してしまうので、ここでは「カルシウム」の検査を例にお話しします。
カルシウムの測定方法はさながら塩酸を中和する実験のように、「いろいろな薬品や怪しげな粉を混ぜた後、全体の色が青くなるまで試料に薬品を投入しつづけ、青くなった瞬間までに使用した薬品の量から濃度を算出する」というものです。
成分は「欠乏していても過剰でも良くない」
カルシウムは、サンゴの骨格形成に必要ですが、欠乏してしまうと骨格形成ができなくなるだけではなく、サンゴにストレスがかかることで白化の原因となってしまいます。
しかし、カルシウムが過剰になってしまうとほかの成分とのバランスがとれなくなってしまい、これまたサンゴのストレスの原因になってしまうのです。
今回は、サンゴ研究部の「水質検査」についてお話ししました。
本年もサンゴ研究部をよろしくお願いいたします。
担当は井上でした。
それではまた。
次回は2/5の更新となります。
December Extended
メリークリスマス。とうとう12月に入ってしまい2025年も終わりに近づいていますね。玉川学園サンゴ研究部です。
今年もサンゴ部の活動をフォローしていただきありがとうございました。来年もサンゴ研究部をよろしくお願いします。
2025年最後のコラムは...「サンゴ部の研究」についてです!
嘘です。
最後を飾るコラムでこんな話してもしょうがないと思うので、
今回は「サンゴ部の活動」についてをゆるく紹介したいと思います。
活動の紹介なんて前からやっていると言われれば勿論そうなんですけど、細かい普段の活動とかはあんまり喋ってこなかったと思っているので記事にする事にしました。
1 サンゴ部の活動概要
これこそいつも語っているやつです。
サンゴ礁の白化が問題になってるからそれをどうにかしたい!というのが活動理念になります。また、「サンゴの未来を救う一手に」というモットーをもとに活動を行ってます。活動内容を知りたい方は [Web Link, サンゴの現状] まで
2 実質的な活動日
基本的にサンゴ部の活動日、活動曜日は決まっていませんが、大体の会議が火、木曜日にあるのでその日は結構な人数が来てます。逆に水曜日とかは研究班や潜水班(移植班)がメインで来ています。勿論会議の時にも来てますが。広報班は何かと忙しいので会議の時にしか来てません。まあ仕事してくれるならそれでも十分だと個人的には思っている派閥。してくれるならね。
3 まとめ
こんな感じで活動曜日がなかったり基本的にゆるくやってます。クリスマスの日も休まないで研究してた人がいたような...?逆にいうと研究熱心って事。いいんじゃないですかね。まあこれは去年の話だけど今年もいるかも?
今回は2025年最後という事だったのでものすごくゆるく書かせていただきました。1月のぶんも多分ゆるいです。知らんけど。少なくとも2月には普段のコラムスタイルに戻ります。少しでも面白い、興味を持ったという方は、インスタグラム、X等各種SNSのフォローよろしくお願いします。編集: ウェブサイト管理職さん
では
また来年も玉川学園サンゴ研究部をよろしくお願いします。
第6回サンゴ部日誌 知られざるサンゴ部
次回は1/5の更新となります。
第5回
こんにちは!読者の皆様は、今までに”校内新聞”というものを見たり、制作したりしたことはあるでしょうか?実はサンゴ研究部では、玉川学園の校内新聞(非公認?)である”サンゴ新聞”を制作しています。この新聞は、サンゴ研究部で行った研修、イベントなどをまとめたものです。しかし、その新聞はたったの三部で打ち切りになってしまいました…
その理由もお話ししつつ、サンゴ新聞が何たるかを解説していこうと思います。
今回のテーマは、『サンゴ新聞について』です。
まず、サンゴ新聞とは何かをもう少し詳しく説明しようと思います。
この新聞は、サンゴ研究部の活動を校内にも広めるために作成された、校内向けの新聞です。
内容は研修のほかにも、部員の大会での受賞や、学園祭に向けた準備、他校との交流など多岐にわたります。普段は学校の階段の踊り場や、部室がある校舎の廊下などに掲示していますが、ペガサス祭では号外としてペガサス祭特別号の配布なども行っています。
さて、皆さんが気になるのはサンゴ新聞の詳細などではなく、”なぜ三部で打ち切りになったのか”ではないでしょうか。それにもいろいろ訳があるのです。
まず、「伝え方に難があった」という点があります。
この新聞は元々、先生の許可は得ていますが、なんの告知もせず始めた活動でした。
そのため、そもそもサンゴ新聞を掲載していることを知っている人や、立ち止まって読む人が少ないため、情報の発信の仕方を変える必要がありました。
この問題点は一見「読者が少なくメリットがないからやめた」というマイナスなイメージがありますが、考え方を変えれば「より良くするための改善点が見つかった」と変換することができます。
さらに、一つ目の問題点を受けて「発信力を強くしたい」と考えました。先ほども言ったように、サンゴ新聞には新聞が持っているはずの広報する力(発信力)がありませんでした。そこで、発信する媒体を変えることで、さらにたくさんの方々に見てもらえるようにしようと考えています。
そこで!このコラムでサンゴ新聞のデータ版を投稿します!以前作っていたサンゴ新聞をもとに、コラムに書き直したものです。幻の紙版新聞を見てみたいよ!という方は、玉川学園展ペガサス祭にて、号外を配布いたしますので、ぜひお越しください。
さらにサンゴ研究部の活動が知りたくなった方はぜひ、Instagram、Xのフォローもおねがいします。
今回のコラムは「ひまわり」が担当しました。次回の更新までお待ちください!
第5回サンゴ部日誌 知られざるサンゴ部
第4回
こんにちは、今回は前回に引き続き、私達サンゴ研究部のマニアックな部分を紹介していこうと思います。
皆さんはやっておかなければならない仕事や用事などを紙に書き留めておくことってありますか?
その時って、その紙を壁に貼ったりする人も多いのではないでしょうか。(勿論最初から紙に書かずスマホアプリに書いておく場合などもありますが。)
ふっと見上げた時に紙が目に止まれば用事を忘れずに済みますし、終われば剥がして捨てるだけでいいので利用している方は少なくないのではないでしょうか。
私達サンゴ研究部の部室も同じように、壁にはやるべきこと、その他諸々の情報がたくさん貼ってあります。
ということで今回は、部室の“壁”について紹介します。
サンゴ研究部の活動の中心となる部室には、たくさんの情報が詰まっています。大会の情報や部活のスローガンなどなど...
その情報のほとんどは“壁”に貼られています。
360°どこをみても大体何かしらが書かれているくらいにはたくさんの情報が張り出されている部室ですが、その中でもとくに情報が詰まっているのは、“役割分担見える化ボード”です。
私達サンゴ研究部は潜水班(移植班)、広報班、研究班に分かれて活動を行っていて、それぞれの班が役割を分担しつつ、情報を共有して活動をしています。
その情報共有の一端を担っているのがこのボードです。
壁を9つに区切り、各班が行っていることをそれぞれ、優先、経過、検討と種類わけをし、何をどう進めているのか、優先順位はどうなっているのかを把握しています。(下画像参照)
私達はこのボードを含めさまざまな方法で情報を共有しながら、他の班と連携を行っています。
さて、今回は部室の“壁”について紹介しました。また一つ、サンゴ研究部に関して詳しくなりましたね!
部室の壁には、私達部員の活動内容がよく分かる情報がたくさんあります。
もしも部室に訪れる事があればぜひ、”壁”にも注目してみてくださいね!
少しでもためになったという方がいらっしゃいましたら、インスタ、Xのフォローなどよろしくお願いします。
今回のコラムはここまでになります。次回の更新をお待ちください!
第4回サンゴ部日誌 知られざるサンゴ部
第3回
こんにちは。玉川学園サンゴ研究部です。
部員もみな帰宅し、電気も消された部室を覗いてみると、何やら青く光るライトが見えます。窓は段ボールで覆われ、SF作品の研究施設感を醸し出す(研究もしていますけどね)この光の正体は...
ずばり、この光の正体はサンゴの成長に必要な太陽の代わりなのです。
今回は、サンゴ研究部の「ライト」についてお話します。
「ライト?明かりなら教室の電気があるじゃん」と思うかもしれませんが、これにはしっかりとした理由があるんです。そもそも「なぜサンゴの成長に太陽が必要なのか?」そう思った方もいらっしゃるでしょう。じつはサンゴは植物と同じく「光合成」をする生物なのです。
正確には、サンゴの内部には「褐虫藻」という藻がいて、褐虫藻はサンゴに栄養素を、サンゴは褐虫藻に安全な住処を与える共生関係にあるのです。しかし、もちろん部室では太陽の光なんて当たらないのです。
教室の電気は太陽の代わりにはならないですし、自然光では水温調節などが難しくなってしまいます。
そのため、このライトはいくつかの色を組み合わせて太陽光に近い色にしているほか、太陽の日周運動に合わせて光量を変化させるなど、なるべく自然に近い環境にするような工夫があるのです。
今回は、サンゴ研究部の「ライト」について紹介しました。
少しでもためになったという方がいらっしゃいましたら、インスタ、Xのフォローなどよろしくお願いします。
本日のコラムは、浅井といそいそが担当いたしました。
それではまた。
第3回サンゴ研究部日誌
第2回
こんにちは。玉川学園サンゴ研究部です。今回は、サンゴ研究部の「窓」についてお話します。
サンゴ研究部の「窓」には、黒いプラスチック段ボールが貼られています。これは、太陽光を防ぐために貼られています。
サンゴには「白化」という現象がありますが、どのような原理で引き起こされているのか、ご存知でしょうか?ずばり、「サンゴがストレスを受けること」により、引き起こされます。(厳密にはサンゴがストレスを受けることにより、サンゴと共存関係にある「褐虫藻」が消滅し、栄養が十分に取れなくなり、白化してしまうのですが...)
このプラスチック段ボールは主なストレスの要因の一つである水温の変化が、太陽光によって起こるのを防ぐために貼られています。
「太陽光の影響なんて微々たるものでは?」と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、部室は思いっきり南向きで、段ボールを貼っていない隣の教室と行き来すると、明確な差を感じる程、日光が入ってきます。
サンゴはとても環境の変化に弱い生き物で、海水温が1-2度の上昇がサンゴのストレスとなり白化の原因になることもあります。そのため、厳密な温度管理が必要なのです。
今回は、サンゴ研究部の「窓」について紹介しました。少しでもためになったと言う方がいらっしゃいましたら、インスタグラムなどのフォロー、お願いいたしますそれではまた。
第2回サンゴ研究部日誌
第1回
映えある第一回のテーマはサンゴ部であった「広報班後期の活動に向けてのミーティング」についてです!
後期のサンゴ部の活動としてペガサス祭やSNS運営などがあるので、ミーティングでは活動ごとに誰を中心に活動していくかなどを決めました。
これに伴って誰がなにをしているのか明確にするために「「「役割分担見える化ボード」」」を作成中です。
これも出来次第インスタや日誌に投稿できればなと考えています。
ミーティングではそのほかにも現在計画中の漁獲量、魚種別の変化調査を行うモニタリングについても…
第1回サンゴ部日誌はこれで以上になります!
ペガサス祭ではサンゴコーヒーの販売も行います。ぜひ一度遊びに来てください!!!
第1回サンゴ研究部日誌