沖縄の美しい海からサンゴを慎重に採取します。

その後、梱包されたサンゴを飛行機に乗せ、サンゴ研究部へ空輸します。

到着までの温度や湿度管理も徹底されます。

サンゴ研究部に送られてきたサンゴは、まず健康状態をチェックされます。その後、適切な環境を整えた専用の水槽で株分けし、育てていきます。

定期的な水質検査や栄養管理を行い、海水の塩分濃度、水質、光などサンゴが成長するのに適した環境を協力して作り上げ、サンゴが健康に育つように細心の注意を払います。

サンゴ部で大切に育てられ、大きく成長したサンゴは再び沖縄に運ばれます。

移植の際には、自然環境への影響を最小限に抑えるために、水中ボンドやその他の安全な方法を使い、慎重に岩などに取り付けます。

移植後も定期的なモニタリングが行われ、サンゴが新しい環境に順応できるようサポートします。

2025年、生徒自らダイビングを行い、サンゴ礁の観察を行いました。日本各地のサンゴ礁の現状を把握し、更なるダイビングや実際の海水環境での実験などを行っています。沖縄県や、千葉県、和歌山県での研修を引き続き行っています。