今回の記事では、3Dプリンターについて説明していきます。
ですがその前に、その3Dプリンターが活躍している広報班について、軽く説明していきます。
部内は、広報班・研究班・潜水班の三つの班に分かれていて、それぞれが異なる役割を担いながら、サンゴ研究部全体の活動を支えています。
広報班では、学術的で難解になりやすい研究班や潜水班を含めた部全体の活動を、できるだけ簡潔に整理して伝えています。
その目的は、内容を正確に伝えることだけではありません。初めてサンゴ研究部に触れる人にも、活動の魅力を感じてもらうことにあります。
記事や展示、配布物などを通して、部の存在を知ってもらい、興味を持ってもらい、実際に足を運んでもらう流れをつくることも、広報の大きな目的の一つです。
つまり広報班は、私達の活動を外部へつなぐ架け橋です。
広報の工夫は、サンゴ研究部全体の印象や理解のされ方にも大きく関わっています。
2026年度の玉川学園展・ペガサス祭では、広報活動の一つとしてガチャガチャを用いた発信が行われました。
その際には、レジンストラップが活用されました。
手に取れる形の配布物は、見るだけの展示よりも記憶に残りやすく、来場者との接点を増やす方法として大きな意味があります。
しかし、レジンストラップは部員一人ひとりの手作業で制作していたため、大量生産が難しく、準備に時間と労力がかかるという課題がありました。
こうした経験をきっかけとして、現在はレジンストラップに代わる新たな方法として、3Dプリンターを活用した制作の開発と検討が進められています。
現在検討されている3Dプリンターの活用は、レジンストラップ制作で見えてきた課題を受けた新しい試みです。
3Dプリンターは、データをもとに立体物を形にできる点が大きな特徴です。
手作業に比べて、同じ形のものをそろえて作りやすいことも利点の一つです。
そのため、広報用の配布物や展示物を安定して準備しやすくなります。
また、形や大きさを調整しやすいため、目的に応じた工夫がしやすい点も魅力です。
サンゴをモチーフにした造形なども取り入れやすく、研究部らしさを表現しやすい技術だといえます。
立体物として形になることで、見る人の印象に残りやすくなることも期待されています。
現在は、複数の色を用いた印刷や単色での印刷などを試しながら、見た目や完成度、制作効率について検証が進められています。
どのような形や色合いが最も魅力的に見えるかを考えることも、開発・検討の重要な部分です。
単に作れるかどうかではなく、広報として実際にどのように活用できるかが重視されています。
このように、3Dプリンターの導入は新しい技術を試すこと自体が目的ではありません。
レジンストラップの経験を踏まえ、より安定して、より印象に残る広報の形をつくるための現在進行形の取り組みとして進められています。
今後は、3Dプリンターを用いた制作が、広報活動の中でどのように形になっていくのかが注目されます。
実際にどのような配布物や展示物として活用できるのか、どの程度効率よく制作できるのか、さらに検討が進められていきます。
見た目の印象だけでなく、準備のしやすさや継続性も含めて考えていくことが重要になります。
今後、実際の場で活用される中で、これまでとは少し違った形でサンゴ研究部の魅力が伝わっていくかもしれません。
今回は、広報活動の中で進められている「3Dプリンター」の開発と検討について紹介しました。
このコラムで、少しでも興味をもった方は、各種SNSのフォロー等よろしくお願いします。
担当:Webサイト総管理職
2026/06/10