中学生が取得できる段位は、最高で二段までです。
段位を取得するには、剣道の実技、剣道形、学科試験をクリアすることが必要です。
剣道で段を取るためには、必ず1級を取得していないと初段を受けることができません。
1級審査内容
実技審査
試合形式の実技を2回行います。
実技の時は剣道着、袴、剣道具(面・小手・胴)を身に着けて実施しますので、着装に乱れがあったりすると落ちることもあります。
木刀による剣道基本技稽古法1~9本
実技に合格すると木刀による剣道基本技稽古法を元立ち、または掛り手のどちらかを行い審査をします。
元立ち、掛かり手どちらの形をしっかり覚える必要があります。
多少間違えてもやり直しをすることは認められていますが、間違えたまま終了してしまうと落ちることもあります。
1級を合格すると次は初段となりますが、全日本剣道連盟の規定で年齢などの決まりがあります。
初段受審資格について
満13歳以上(1級合格後満3ヵ月以上経過)とし、年齢基準は審査日の当日とする。
初段審査内容
実技審査
試合形式の実技を2回行います。
実技の時は剣道着、袴、剣道具(面・小手・胴)を身に着けて実施しますので、着装に乱れがあったりすると落ちることもあります。
日本剣道形1~3本
実技に合格すると日本剣道形を打太刀、または仕太刀のどちらかを行い審査をします。
打太刀、仕太刀どちらの形をしっかり覚える必要があります。
多少間違えてもやり直しをすることは認められていますが、間違えたまま終了してしまうと落ちることもあります。
学科試験
剣道に関する論文を3問出されますので審査日までに事前に準備をして当日提出をして審査されます。
問題と関係のない内容を記載したり、規定の枚数よりも不足または超過している場合は落ちることもあります。
初段に合格をして1年後に二段を受審することができます。
二段受審資格について
初段受有後1年以上修業した者(初段を合格した月を基準とします)。
初段審査内容
実技審査
試合形式の実技を2回行います。
実技の時は剣道着、袴、剣道具(面・小手・胴)を身に着けて実施しますので、着装に乱れがあったりすると落ちることもあります。
日本剣道形1~5本
実技に合格すると日本剣道形を打太刀、または仕太刀のどちらかを行い審査をします。
打太刀、仕太刀どちらの形をしっかり覚える必要があります。
多少間違えてもやり直しをすることは認められていますが、間違えたまま終了してしまうと落ちることもあります。
学科試験
剣道に関する論文を3問出されますので審査日までに事前に準備をして当日提出をして審査されます。
問題と関係のない内容を記載したり、規定の枚数よりも不足または超過している場合は落ちることもあります。
墨田区で開催される審査会は以下の時期に実施されます。
6月・・・1級、初段、二段
12月・・1級
墨田区剣道連盟の行事については、ホームページの年間行事または、Googleカレンダーで確認して下さい。
中学生のあいだに二段まで取得するためには、中学1年生で1級取得、中学2年生で初段、中学3年生で二段と順調に進めば可能です
全日本剣道連盟公式チャンネルに公開されている解説動画
全日本剣道連盟公式チャンネルに公開されている解説動画