竹刀には長さと重さの規定が定められています。
中学生が使用する竹刀の長さは37(「さんなな」と読みます)で、男女で重量が異なりますので、購入する際は気をつけて下さい。
重さ 男性 440グラム以上、女性 400グラム以上
全日本剣道連盟ホームページ 竹刀の基準について
初めて竹刀を購入する際は、必ず2本を購入して下さい。
合わせて竹刀を入れる「竹刀袋」と「鍔(つば)」と「鍔止め」をセットで購入します。
竹刀は一般的な普及型と呼ばれるのは3千円程度、竹刀袋は様々なタイプがあるので使いやすいのを選んで下さい。
竹刀を値段だけで決めずにいろいろ見て、触って自分に合った竹刀を購入することも楽しみのひとつです。
真竹(まだけ)・・・繊維の密度、柔軟性、色、つやなどが最も優れている素材です。割れやささくれが少ない性質を持っています。とれる数が少ないので、高価な竹刀が多くなります。
桂竹(けいちく)・・真竹よりささくれ易くなりますが、生産本数が多いので安価になり、最も人気のある竹刀の素材です。
普及型・・・・最も一般的な型
小判型・・・・柄が小判のような楕円になっていて握りやすいから正しい手の内を覚える
胴張り型・・・手元重心で軽く感じる
実戦型・・・・手元重心&剣先が軽いため軽く振ることができる
柄太実戦型・・柄が太く手元重心の先軽。最も振りが軽く感じる竹刀
古刀型・・・・全体に同じ太さの仕上げ。相手に負けない力強い打突に
柄細型・・・・細めの柄で手の小さい人も握りやすい
コチラの記事がよく分かり易いので紹介します。
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竹刀の柄の付け方、外し方、種類、長さ、などの総まとめ
竹刀の柄とは、竹刀を握る箇所です。竹刀にこだわりを持っている人は、自分の身体(腕の長さ)、剣道のスタイルで自分にあった柄革、長さを選びます。
例えば、連続技をたくさん打つ人は、柄革は長めの方が竹刀が操作し易くオススメです。
遠間から面を打ちたい人は、柄革は短めの方がしっかり腕が伸びてオススメです。
それぞれ長所と短所があるので自分にあった柄革を選ぶのも楽しみのひとつです。
最近は某アニメの影響もあってカラフルなプラスチックつばが流行っているようです。
自分が使う道具ですし、剣道が楽しくなるアイテムとして使うことはイイことだと思います。
しかし、剣道部は、学校の部活動の一部なので中体連の大会では派手なガラや装飾は禁止されています。
例えばカラフルなつばを使う場合、ガラがある方を右手側にして、相手に見えるには地味な裏地にするとか配慮をすれば使用可能となりますので、覚えておいて下さい。
以前はゴムでできたつば止めがほとんどだったのですが、最近ではいろいろなつば止めが販売されています。
ゴムだけのつば止めよりは、比較するとちょっと高いですが不動~といったつば止めの方が、ゆるむことなく使いやすいと、個人的には思います。
牛の革でできたつばです。プラスチック製のつばは、割れることもあります。しかし、革つばは割れることはありません。長く剣道を続けていけば一つ持って一生使用したいと思えるようなモノです。
稽古をする前に必ず竹刀を点検してください。
竹刀にささくれ、破損があると相手にけがをさせる危険性があります。
竹刀のパーツ名称、手入れ方法については、全日本武道具協同組合のホームページに公開されていますので、ぜひ参照してみて下さい。
竹刀の手入れ方法
竹刀に貼ってあるSSPシールのQRコードからアクセスすることが可能です。