I am alive.: [お知らせ] 6月28日(土)にニック・ラスコム(Nick Luscombe)さんのフィールド・レコー ディングのワークショップを開催します! https://after34.blogspot.com/2025/05/628nick-luscombe.html
:ニックさんのフィール・レコーディングのワークショップを開催しました。参加者は25名程度? 元々は学部授業「音響文化論講義」の学生を念頭に企画したのですが、外部からの参加希望も多く、半々程度となりました。暑い日でしたが、参加者みんなで横国のあちこちでフィールドレコーディングを行い、その音響をシェアしました(皆で、それぞれが録音してきた音素材を改めて聞き直して、感想をシェアしました)。
ニックさんとは1〜2年ほど前に知り合いました。彼は横浜国立大学の宮脇フォレストに関心があり、中川に連絡を取ってきました。中川は当時、宮脇フォレストについて知りませんでしたが、有名なものらしく、詳細は下記リンク先をご覧いただきたいのですが、ともあれ、それはその地域の生態系に適した木々を植え、短期間で森を再生させる有名な植林方法とのことです。この手法は世界中で広く採用されており、タイやシンガポールにも宮脇フォレストがあるそうです。
ニックさんはタイのあるフェスティバルで宮脇フォレストを使ったサウンド・インスタレーション作品を計画しており、タイと横浜国立大学の宮脇フォレストで録音した音を交換するアイデアなどを持っていました。そこで色々リサーチしている時に、横浜国立大学にアヴァンギャルドな音響芸術の専門家(=中川)がいることを知り、中川にコンタクトを取ったというわけです。
この出会いがすぐにプロジェクトに結びついたわけではありませんが、お互いに具体的な活動を少しずつ始めてみようということで、その第一歩として今回のワークショップが企画されました。今後も、例えば2027年の花博に向けて何か企画しようというアイデアも出ています。具体的な内容はまだ未定ですが、今後も面白そうな活動を続けていきたいと考えています。
参考
宮脇 昭 名誉教授の遺した「森」という研究資源 | 対談 - 横浜国立大学 - Initiative for Global Arts & Sciences https://www.ynu.ac.jp/about/project/yokokokuday/2021/miyawaki/
国際シンポジウム2024:宮脇の森と都市林再生 | 鎮守の森のプロジェクト https://morinoproject.com/international-symposium-2024_miyawaki-forests_urban-forests_japanese
日本発の植樹手法「宮脇方式」を応用! インドの「アフォレスト」が行う注目の植林プロジェクト〈植樹サービス・コンサルティング〉 | フォレストジャーナル https://forest-journal.jp/forestry-workers/24989/
ときわの森 https://tokiwanomori-meguri.ynu.ac.jp/
→川村隆太郎さん(M2)のレポート、瀧川宣之さん(M1)のレポート