SOLES GAUFRETTE TOKYO
SOLES GAUFRETTE TOKYO
東京駅コンコースという、多くの人が行き交う都市の結節点に位置するこの空間では、
“通り過ぎる瞬間にも印象を残すこと”をテーマに計画を行いました。
往来する人々の視線速度や滞在時間を意識し、空間は遠景・中景・近景で異なる表情を持つよう構成。
コンコース側からは、象徴的なカウンターと照明によって視認性を高めつつ、近づくことで素材の質感やディテールが伝わる設計としています。
空間の中心となるカウンターは、ブランドの象徴でもある“ゴーフル”をモチーフにデザイン。
台座部分には、焼き上がったゴーフル特有の焼き目模様を抽象的に落とし込み、商品の記憶を空間へと拡張しています。
単なる装飾ではなく、ブランドの持つ親しみや温かさを建築的なディテールとして表現しました。
素材構成は、東京駅の持つ重厚感や歴史性とも調和するよう、落ち着いた色調と陰影を基調に選定。
一方で、照明や金属素材によって都市的な軽やかさも加え、駅空間の中でも埋もれない存在感を目指しています。
限られた区画の中でも、ブランド体験・視認性・回遊性を丁寧に整理し、
“売場”としてだけでなく、東京駅の風景の一部となるような空間を意識しました。