LABO OMIYA
LABO OMIYA
“LABO OMIYA”では、
ブランドや技術の“歴史”と“未来”を、空間の色彩と構成によって対比的に表現しています。
エントランス側には、黒を基調とした“導入・歴史ゾーン”を配置。
落ち着いた陰影のある空間の中で、ブランドの背景やこれまで積み重ねてきた時間を感じられる構成としました。
素材感や照明も重厚感を意識し、訪れた人が空間へゆっくり没入していくような導入部となっています。
一方、その先に広がるのは、白を基調とした開放的な“ラボ空間”。
ここでは研究・実験・コミュニケーションといった、未来へ向かう活動を象徴する場として計画しました。
自然光や白い素材によって空間全体に柔らかく光が拡散し、クリーンさと軽やかさを感じられる構成としています。
黒から白へと空間が切り替わることで、
訪れる人が“過去から未来へ進んでいく”ような体験が生まれることを意識。
単なる色分けではなく、ブランドの思想や時間軸そのものを建築的に表現しています。
また、ラボ空間では用途を限定しすぎず、
展示・打合せ・実験・発信など多様な活動を受け入れられる柔軟性を確保。
未完成さや余白を残すことで、人や活動によって空間が育っていく感覚を大切にしました。
無機質な素材と柔らかな光、
静けさと活動性、歴史と未来。
異なる要素を一つの空間の中で連続的に繋げることで、“LABO”という名前にふさわしい実験的な場を目指したプロジェクトです。