GALLERY SIDE 2
GALLERY SIDE 2
単なる展示空間ではなく、人・作品・光・時間が重なり合う“余白のある場”として計画したプロジェクトです。
空間全体は、作品や体験そのものが主役となるよう、過度な装飾を抑えたミニマルな構成としながら、
素材の質感や光の陰影によって静かな緊張感を生み出しています。
内部では、視線の抜けや歩行時の見え方を丁寧に整理し、
来場者が移動することで空間や作品の印象が少しずつ変化していく構成を意識。
単に“見る”だけではなく、身体感覚を伴いながら体験できるギャラリー空間を目指しました。
また、自然光と人工照明のバランスを細かく調整することで、
時間帯によって異なる空気感を演出。
昼は柔らかな自然光によって素材感や奥行きを引き立て、夜は陰影を強調した落ち着きのある表情へと変化します。
内装素材についても、作品を邪魔しないニュートラルさを持ちながら、
近づくことで素材本来の質感やディテールが感じられるよう選定。
空間自体が静かに背景となりながらも、記憶に残る存在感を持つことを意識しています。
展示・イベント・コミュニケーションなど、用途を限定しすぎず、
都市の中で多様な活動を受け入れられる“開かれた器”となることを目指したプロジェクトです。