○親鸞さまのお念仏(☆真々園記念講話シリーズ☆ 信楽峻麿 口述)
真々園発行 2014.12.4 A5版68頁 800円 送料200円
仏教の入門書として一般の方にもひろくお勧めします。 近代日本が一流の国家に育った下地が寺子屋での心の教育にあった。戦後「心の教育」がされなくなったことが、現代の社会問題と説く。 在家のために説かれたお釈迦さまの教えは、親鸞さまのところでほんとうの意味の在家仏教になった。現在の念仏理解は、親鸞さまが解釈された「仏に向かう私の行為」が抜けている。 七里和上・村田和上・櫻井和上は、観念化した念仏を嫌われた。真宗で一番大事な「信心を、信じるものと信じられるものの、二元論に解釈してはならない」と忠告。
*もくじ
◎現代の問題と念仏の流れ
お骨の宅急便
教育のもとは仏教
学校給食での問題
価値の見方、意味の見方
しつけ教育の大切さ
仏教の原点―自灯明法灯明
力の宗教、道の宗教
ただ念仏―ひとすじの道
仏に出あう
仏のよび声を聞く
「称」のわけ
山の念仏
里の念仏へ
◎親鸞さまのお念仏
念仏と信心は一つ
真宗を衰徴させた名号印現説
観念論を嫌った七里・村田・櫻井和上
覚如の流れと存覚の流れ
象徴論―月と指のたとえ
念仏者が育つ教学
きびしさとやさしさ
お念仏もうすと
あとがき
『親鸞さまのお念仏』の表紙