■二刀帯刀
武士が発祥して以来、戦国時代後期から江戸時代全般においては大刀・小刀の二刀帯刀が普通の姿でした。
現在の居合道は大刀のみの帯刀が大半ですが、荒木流は本来の姿である武士の帯刀法に従い、二刀帯刀で正しい刀法を学ぶのが特徴で、現在伝わっている流派では稀で興味深い姿です。
■特徴と魅力
荒木流居合は初伝・中伝・奥伝で総数37本の技が存在しています。上記の二刀帯刀以外にも、以下の様な特徴があります。
①斜めに振り下ろす袈裟掛を多用します
最も実践的で相手にとって躱し難い刀法です
②相手を崩す体術が技に組み込まれています
これも現在伝わっている流派の中では珍しい動きです
③多様な抜き付け技があります
横一文字に刀を抜き付ける技が一般的ですが、荒木流では下から切り上げる技など多様な抜き付けを実践します
④軸を外す体捌き
相手と触れ合う一瞬に、相手の刀を躱して刀を触れ合うことなく抜刀し勝ちをとる技です