第2回ベネズエラ編①Venezuela
国歌と子守歌がおなじ?!コーヒールンバ他
高島江位子
2021.2.14(日)19:00~20:00
国歌と子守歌がおなじ?!コーヒールンバ他
高島江位子
2021.2.14(日)19:00~20:00
ベネズエラ音楽
地球上でもっとも音楽にあふれている国のひとつです。
ベネズエラ音楽は、インディヘナ(先住民)、ヨーロッパ人(1498~)、アフリカ人(16世紀~)の習慣や文化が融合して、他のどの国とも異なるベネズエラ音楽固有のメロディーやリズムができました。
南米ベネズエラ編①②は「ラインライブ」での講義配信、③はつくば市「小野川交流センター」でスライドを見たあと、南米の楽器と踊り体験もあります。
内容:
1)ベネズエラの地理、歴史 「国歌」と「子守唄」 (同じメロディでまったく違う雰囲気の2つ)
2)ベネズエラの大自然 「アビラ山の歌」(大自然を歌った歌)
3)コーヒーの飲み方 「コーヒールンバ」(ベネズエラ発祥の歌 自販機にも使用されています)
講師:高島江位子
東海村在住。現在中学校で理科を教えています。趣味は山登り。夫の仕事の関係でベネズエラその他南米各地を転々とし2年近く住んでいました。
3回に分けて、8年程前に私が見てきたベネズエラを紹介します。世界一の大自然、そして人々の暮らしに根づいて独自に進化した音楽など日本では知られていないことがたくさんあると思います。
ベネズエラはどこにある?
国旗と国章
ベネズエラの国家のメロディを使った「子守唄」
同じメロディなのに、勇ましい国歌とやさしい子守唄、別の雰囲気になるのがとても不思議でした。
ベネズエラの大自然
アビラ山の歌 (歌詞がとても雄大です)
「ペダレからパストラを望み、わが街の景色を飾る山だとしみじみと思う/美しいオーロラをまとったような 他に類を見ない色とりどりの花や動物たち/神様は知る/芸術絵画数々の詩人たちに描かれ、いかに多くの人々を癒してくれるかを/私は言おう/あなたは日々たくさんの良い力を与えてくれる/私の感情、私の歌を人間的にしてくれること/アビラ山アビラ山」
コーヒーの国
コーヒーを注文する時、コーヒーとミルクの割合により、ブラック、カフェオレ、以外にも、こんなに細かい名称が!
コーヒールンバ Moliendo Cafe
👉1961年日本でも大ヒット。ベネズエラ音楽が日本でヒットしたのがこれば初めて。西田佐知子がカバー。ベネズエラ人歌手のエディット・サルセドが東京を訪れ原曲を披露。実際の作曲者はウーゴ・ブランコだが、当時未成年だったため叔父のホセ・マンソ・ペローニの名前で登録されたという。他にも、ザピーナッツ、井上陽水、荻野目洋子などが演奏。海外でも愛されフリオイグレシアスがカバー。コーヒーの自動販売機の音楽としても使われている。
視聴者から:カピバラが庭に来るなんてびっくり/ベネズエラに行きたくなった/大自然に魅了されました/カピバラ、イグアナ、フラミンゴが身近に見れるなんてすごい!!/音楽楽しそうです。食べ物はなにがおいしいですか→エンパナーダがおいしいです(by講師)