第27・28回パプアニューギニア編 PNG
講師:倉川秀明さん
2023①5.28/②6.25 15:00~
講師:倉川秀明さん
2023①5.28/②6.25 15:00~
第27回(5/25)「パプアニューギニアの自然と人々の生活」
第28回(6/25)「パプアニューギニア 部族の祭りと音楽」
はじめに:
世界一の多言語国家であるパプアニューギニア国。いまだ原始の生き方が色濃く残る地域も多く、各部族は、独自の伝統を、儀式や祭りを通して伝えてきました。
子供たちの笑顔がはじけるように輝いているのが印象的です。この子たちの笑顔を育くむ「豊かさ」とはなんだろうか、と考えさせられました。
倉川さんが赴任したがソゲリ国立高校は、パプアニューギニア全土から各部族出身者を集め、部族の融合を教育方針とし、2年間寮生活をします。そして年に一度、出身部族の祭を披露するそうです。
「パプアニューギニア編第1回」はすべて倉川さんの撮影した写真をもとにお話しされています。お見逃しの方は、下記URLから動画をご覧になれます。ぜひご覧ください。
左後列、赤いシャツの男性が倉川さん
1953年 埼玉県大宮市生まれ 越谷市在住。
1990年~1992年パプアニューギニア国に日本語教育専門家として国際協力事業団(JICA、現国際協力機構)から派遣される。ソゲリ国立高校に赴任。
1997年~2006年 日本国際ボランティアセンター(JVC)職員。この間、
1997年 パプアニューギニア干ばつ救援として、干ばつ被災地現地調査。
1998年 パプアニューギニア津波救援現地調査。東チモール紛争現地調査。南アフリカ、エチオピア農村開発現地調査。
2000年~2006年 タイ国の農村開発プロジェクト担当。その間、タイ国東北部コンケン県駐在。
2004年12月~2005年 スマトラ沖津波被災救援活動(タイ南部の西海岸)。
2006年~ 有機農法による野菜栽培開始、専業の百姓。パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会の事務局を担う。
2018年 パプアニューギニアのニューブリテン島に現地視察、村人と交流。
第27回「パプアニューギニア編①」(パプアニューギニアの自然と人々の生活)の動画はこちらからご覧になれます。👉https://youtu.be/ypU61yeMykg
【視聴者から】
倉川さんの解説を聞きながら、パプアニューギニアの部族ごとの独自な精霊を崇めて讃える歌と踊りを地方別に見る事が出来て、感慨深い思いが致しました。我が家でパプアニューギニアの方にホームステイをして頂いたのは、30年以上昔のことでした。優しく温かで笑顔がチャーミングでした。 今回の講演の中に頭に極楽鳥の羽を付けて踊る部族がいました。いつか機会があれば、倉川さんにパプアニューギニアの“鳥や蝶々・虫、動物”&“草花、森”などの生き物と山や森林の自然の話しを伺う事が出来たらと思いました。
PNGその1のビデオをありがとうございました。非常に興味深く拝見しました。私は1日だけですが、PNGのラバウルに行ったことがあり、その時現地の人たちの温かさに魅了された記憶があります。到着前は、貧困の問題の話を聞くこともありましたが、現地の人は皆幸せそうで(少なくとも私にはそう見え)、幸せはGDPではわからないと感じたのを覚えています。と言っても1日なので、バナナの葉っぱに乗った食事こそいただきましたが、海産物も豊富で素晴らしい食文化がもっとたくさんあるのだなぁなど、知らないことだらけだったとわかりました。他にも、地理・住居・お祭り(Sing singなんですね)・宗教と幅広く網羅されていて、おもしろかったです。今まで小さい国だと勘違いしてしていたので、意外な広さにびっくりでした。