第16回中国編悠さん③china
悠さんに聞きたい中国あれこれ
松永悠
2022.1.30(日)18:30~
悠さんに聞きたい中国あれこれ
松永悠
2022.1.30(日)18:30~
はじめに:
本日は、昨年7月に①「中国多民族の音楽」、8月に②「玉三郎さんと昆劇、現代中国のポピュラー音楽」のレクチャーをしていただきました講師松永悠さんと、中国についてあれこれ話そう、という特別企画です。1部を悠さんのお話、2部をフリートークにします。(進行は、SWiT「つくばで国際交流しよう」代表芝田圭子さん)今回は録画配信はありません。フリートークの録画もしませんので、気楽にお話ください。
講師:松永悠
北京市生まれ。大学で日本語を専攻。日系企業に就職し、そこで出会った日本人の男性と結婚、24歳で日本へ。現在48歳、人生の半分が北京、半分が日本。3人の受験生の母。仕事は医療通訳と医療通訳養成学校講師。新たに輸入関係ビジネスも始める。
「日本に来て戸惑うことも多く、自分のアイデンティティに悩むこともありました。でも自分は『地球人』だと思っています。一つの国に根を下ろして暮らすことは大変と言えば大変ですが、好奇心と探究心があれば全てが楽しい探検に変わります。そして人と人をつなぐのは誠意だと思います。日本人の輪と外国人の輪の間に、日本人と外国人が混ざり合う、分かち合うグレーゾーンがあり、そこには、寛大かつ理解力があり互いの文化を知り合いたいと願う人たちがいます。」
👉 ゆうさんが「NEWSつくば」で紹介されました! 2022.8.8追記
言葉の壁を越え患者と医師の信頼関係築く つくばの医療通訳士 松永悠さん【ひと】
つくば市で暮らす外国人は、2022年度の統計で137カ国9457人。医療機関を受診する外国人患者も増えているが、病名や器官の名称などの専門用語が飛び交う診察で、患者が内容を理解するのは難しい。タブレット端末による通訳サービスを導入する病院もあるが、個別の質問や細かいニュアンスの伝達に対応するのは依然として困難だという。市内の病院を中心に、中国語の医療通訳士として働いている松永悠さん(48)は、30代後半から医療通訳の世界に飛び込み、やりがいを見出している。
【内容】
(1部)18:30~
日本にきて戸惑ったこと、私にしかできないこと
医療通訳という仕事から見える中国
現代中国の音楽教育
中国の子供の遊び(ゴム飛びなど)
中国の子守唄(メロディがなくリズムのある言葉を繰り返しささやく)
(2部)19:20~
質疑応答 フリートーク (進行:芝田)
視聴者から:
日本で暮らし始めたころご自分のアイデンティティーについて葛藤があったが「地球人」と思うことで乗り越えたということ、とても興味深いお話をありがとうございました。これからも中国の素敵なところを私たちに沢山教えてください。/中国出身の方が語る中国はやはり説得力があります。美味しい本番中国料理のお店、今度ぜひ案内して下さい!/中国音楽教育の変化、子供の遊びや子守唄、料理の話、ありがとうございました。1回目で中国の大きさを感じ、2回目は歴史の長さ、そして今回は中国の生活と変化を知りました。/食べ物の話をしている悠さんはとても幸せそうでした。確かに食文化を知ることは、その国を理解する最初の入り口ですね。ゴム跳びが懐かしかったです。中国って近いのに、よくわからない国なので、とても面白かったです。70年代の人たちは音楽の教育をほとんど受けていないというのが衝撃でした。/中国での音楽教育の様子が少し分かり興味深かったです。/悠さんのお話はとても興味深かったです。個人の生き方のお話ではあるけど、普遍的な問題をはらんでいて。それから、中国の教育事情とか。子守唄にメロディがないとか。こういうのを通して、お隣の国をよく知ることは大事ですね。
フリートーク進行・芝田さん:
松永悠さんのお話から皆さんどんどん興味が広がってきたようで、こちらから終わりにしないと終わらないくらいでした。一度中国をテーマにした座談会や、草の根で日中友好に貢献出来ることはないかと考えました。
👉その後悠さんと本格中国料理を食べられるお店「食彩雲南湯島店」に行ってきました。
名物 蒸気石鍋魚!