琵琶へのいざない
令和6年能登半島地震災害チャリティコンサート
2024年6月29日(土)
令和6年能登半島地震災害チャリティコンサート
2024年6月29日(土)
能登半島地震災害チャリティコンサート 「琵琶へのいざない」
日時/2024.6.29(土) 第1部 13時~、第2部 15時~ 場所/つくば市老人福祉センターとよさと
協力/とよもりボランティア(代表:佐藤慶子)
(公演内容に変更がありました。大須賀ケネス鬨雄様はご家族のご都合により、講演内容の原稿を会場で配布しました。)
今年1月1日の能登半島地震から、半年になります。
前半は、地震翌日に現地ボランティアへ行った、ウクライナ人留学生ニキタ・トロプチン氏によるお話と、5月に能登へ里帰りした豊里の杜地域在住の方の現況報告。後半は、谷田部晃功氏による「平家物語」より「敦盛」「能登殿最期・壇ノ浦」、アンコールにチェロ演奏が行われました。
義援金は53885円となりました。ありがとうございました。
琵琶という楽器を聴く機会は少ないと思います。「平家物語」は琵琶法師によって語り継がれました。琵琶とは切り離すことのできない楽器です。「平家物語」は、読む文学ではなく、琵琶の音とともに聞く語りものでした。平家物語のアニメや関連する本をいくつか読みましたが、ぜひとも、後世へ語り継いでもらいたいと思いました。時代や立場、様々な状況に巻き込まれ散っていった魂への鎮魂の物語。その背景描写、波の音風の音、人間の感情表現を琵琶が奏でるのです。
物語を読んでいると、もっと生きたくても生きることがかなわず、散った魂は、平家だけでないということにも気づかされます。
ウクライナから日本に避難している学生が、能登半島被災地へ、壊れた屋根にブルーシートを掛けるボランティアをしてきました。彼は「日本人は、困難にあっても前向きで助け合っている。でもつくばに帰ってみると、みんな被災地のことに無関心な様子に見える」と語りました。
石川県志賀町へ送った義援金へのお礼(志賀町長・稲岡健太郎様)と領収書(¥53885)が届きました。(2024.7.8)
今回の公演にご協力いただいた、「とよもりボランティア」様発行の、豊里の杜の地域新聞「とよもり新聞」の記事です。
谷田部晃功氏(琵琶)
ニキタ・トロプチン氏
アンコール演奏/グリブ氏(チェロ)と谷田部氏
募金者へのプレゼント① 谷田部氏の作る大子のブラント米
募金者へのプレゼント② とよもりボランティア様が育てた花苗
プログラム表紙(二つ折り)