チェロと箏のふれあい音楽会
2024年4月3日(水)14:00~15:30
2024年4月3日(水)14:00~15:30
2024年4月3日(水)茎崎交流センターにて、「チェロと箏のふれあい音楽会」が行われました。会場には、今回のイベントの後援を頂いた「つくば市国際交流協会」理事長の布浦万代様はじめ、和楽器愛好者、ウクライナ支援者、また、本日開校式のあった「みどりの南小中学校」式典へ出席された議員さんもお立ち寄り下さり、満員御礼となりました。西洋楽器と和楽器、ウクライナと日本、先生と生徒、師匠と弟子。いろいろな音と音、人と人がふれあい交流する、心温まる時間になりました。
この企画は、ウクライナのチェリストの、「日本の楽器、箏と演奏がしたい」という希望をかなえようと始まりました。2月、箏を弾かれる方を探していたところ、ふと鈴木洋子先生の名刺を見つけてお電話しました。先生の明るい声とお人柄に惹かれて、その後3月3日のつくば市国際交流協会10周年記念で、先生が指導されている中学生が、アトラクションで箏演奏をするのを見学し、先生とご相談、春休みを使って、音楽会をしようということになりました。
開催にあたり、先生のご友人の尺八奏者おふたりが賛助出演、民謡の先生が音響担当、また先生の主宰される「箏春会」のお弟子さん方が受付をして下さり、会場装飾はご主人がお庭の桜をご持参、というように、皆様が快くご協力くださったおかげで、素晴らしい会になりました。ここに深く感謝申し上げます。(石井由美子)
ACCS(研究学園都市コミュニティケーブルサービス)様のカメラが入りました。
鈴木先生の、息子を見守るようなやさしいまなざし
宮城道雄「春の海」。本来は、箏と尺八の二重奏。ヴァイオリン版も知られるが、そこをチェロに変えてコラボしました。二人とも「ヴァイオリンよりチェロのほうが、落ち着いた音色でとても良い」と意気投合。
【お客様から】音楽は国境を超える。素晴らしかった/国際的なコラボコンサート、最高でした。涙が出ました。感動。こんな心温まるコラボは初めてです/舞台が近いからか、音楽が体中に染み込むような気分になり とても感動しました/今日は、とてもあったかいコンサートでした。凄く身近に聴くことができて、音楽のすばらしさを実感しました/深い音色のチェロ、清んだ箏の音色、重厚な音色の尺八。室内に温かな空気が流れました。ウクライナに一日も早く平和が訪れますように/演奏お疲れ様でした。全員合唱のときには大きな声で歌わせて頂きました。平和と幸せを感じたひとときでした。
ACCS公式ユーチューブURL (2024.4.30 ウィークリーACCS「チェロと箏のふれあい音楽会」)
チェロと箏のふれあい音楽会 (プログラム)
日時 4月3日(水) 14:00~15:30
場所 茎崎交流センター視聴覚室
国際交流協会理事長布浦万代様 ごあいさつ
鈴木洋子先生ご紹介(生田流筝曲箏道音楽院大師範 箏春会主宰 高崎中学校箏曲部講師)
1. 中学生箏演奏 さくらさくら (+チェロ、尺八) 大きな古時計
2. チェロ演奏 チェロ/グリブ・トルマチョブ ピアノ伴奏/石井
・北の国から ・いつも何度でも ・白鳥 ・ウクライナ曲スコリク「メロディ」・トルマチョブオリジナル曲 ・宮城民謡
3. 先生方の演奏
「春の海」 箏(鈴木)チェロ(グリブ)
「Yesterday」 尺八(加納祥童-琴古流)
「本曲朝風」 尺八(高野葛山-都山流)
「ロンドンの夜の雨」箏(鈴木洋子)
「春の園」 箏春会(鈴木、犬田、新川)
4. グリブさんへの質問
5. 全員で 「花」 アンコール 「ふるさと」