チャリティーイベント /「ウクライナイースター・講演会&音楽会」つくば市カピオリハーサル室 2023年4月1日
「世界音楽の旅/ウクライナ編」で紹介してもらったウクライナの美しい音楽を、オンラインの中だけでなく、もっと多くの人に知ってほしい。そして、ウクライナに文化的側面からも関心をもってもらえたらと、音楽会を企画しました。
その後ウクライナ人講師ジャブコさんが講演してくださることになり、また、日本に来たばかりのチェリスト・トルマチェフさんからイベント出演協力のお申し出のメールを頂き、当初の想像を越えて、どんどん充実した内容になっていきました。
当日は満席となり、当日集まったご寄付は77517円となり、以下のように配分いたしましたことをご報告いたします。
「(一財)つくば市国際交流協会」様へ10,000円、「日本ウクライナ友好協会」様へ67,571円
主催:世界音楽の旅つくば発/石井由美子
スタッフ/大野、芝田、黒田、牛久栄進高校の皆さん他
https://mainichi.jp/articles/20230402/ddl/k08/040/058000c
翌日の毎日新聞 2023.4.2.
「つくばでチャリティー音楽会 故郷の調べで支援訴え」)
講師のユリヤ・ジャブコさん
ウクライナ正教会司祭ポール・コロルークさんによるお祈り
ウクライナの世界遺産などの動画を見た後、戦争の経緯、死者数負傷者数、子供たちの強制移動のこと、ウクライナ人が降伏しない理由をお話されました。
会場からの、「ウクライナへは、どのような支援をしたらよいか」という質問には、「直接的間接的支援があり、このような会を催しウクライナへの関心を促すことも支援になる。しかし一番は金銭的支援である。苦しいのは避難民だけではない。現地での緊急的支援、ライフライン・病院学校等の復旧費用が足りない。」とのご回答がありました。
司会の石井と通訳のマリナさん
ウクライナコーラス隊
チェリストのグレブ・トルマチェフさん
つくば少年少女合唱団のみなさん
三鷹のウクライナカフェ「クラヤヌィ」にて、寄付金贈呈式。
「クラヤヌィ」の店内の様子。
入口コーナー
「日本ウクライナ友好協会(KRAIANY)」様へ、67,571円、つくば市国際交流協会様へ10,000円、ウクライナの支援のため寄付しました。
牛久栄進高校でウクライナ支援の部活「ウォーラ」を立ち上げた高校生グループがイベントのお手伝いをしてくれました。
【プログラム】
Opening “Oi u luzi chervona kalyna”
おお草原の赤いガマズミの実よ
「今ウクライナを知る」
講師:ユリヤ・ジャブコ氏
14:00音楽会 Concert
〇 つくば少年少女合唱団 (指揮 岡田美奈子)
春の小川
レオントーヴィチ「シュチェドリク」(日本語) 他
〇 チェロ演奏 G・トルマチェフ (ピアノ伴奏 石井)
さくらさくら 宮城県民謡遠島甚句
スコリク「メロディ」
〇 ピアノ演奏 挾間絵里
コセンコ「3つのピアノ小品」より
①コンソレーション
リセンコ「1902年夏のアルバム」より
①気だるさと期待 ②幸せな日の印象
③エレジー
〇 ウクライナコーラス隊
1) Oi chyy to kin' stojit'
立っているあの馬は誰のもの
2) Oi tumane, miy tumane
おお霧よ、私の霧よ
3) Hey sokoly
やあ、ハヤブサ!
4) Kyjeve miy
私のキーウ
疲れた街は 静かに眠る
明かりが映る ドニプロの川の
夜のとばりは 幸せに揺れる
愛さずにいられない
わたしのキーウ
お客様の感想より:
皆の気持ちがウクライナに届きますように🍀合唱では涙が止まりませんでした。/音楽を聴きながら度々こみ上げる感情は会場にいた方々と同一だったのでは と思います。/つくばにはウクライナを支援したいと思っている人が沢山いるはずなので、もっと広宣伝の仕方を工夫したらよかった。/今日はとてもいい経験が出来ました。学校の新聞にも今日のことを書いてみんなに伝えようと思います。