2025.4月
音楽用語「ラルゴ」は”広々としたイメージ”で。ラルゴの代表曲「オンブラマイフ」/ やなせたかし作詞「さびしいカシの木」を練習しました。
春の歌「絵日傘」と「花かげ」~作詞はどちらも大村主計(おおむらかずえ)。「花かげ」は、大正時代の嫁入りの風景が詠われています。夕刻に花嫁は馬に乗って実家を去ります。それを寂しい気持ちで見送る主計。
2025.5月
5月には必ず歌うモーツァルトの「五月の歌」亡くなる前年に作られた透き通るように美しい曲です。
やなせたかし作詞「手のひらを太陽に」「アンパンマンのマーチ」/「アンパンマンのマーチ」の中の歌詞、「なんのために生まれてなにをして生きるのか」これは、朝ドラ「あんぱん」の中で、主人公の育ての父である寛さんのセリフにもありました。
今年は昭和100年にあたります。昭和の歌謡曲をいくつか取り上げてみます。
1976(昭和51)年「瀬戸の花嫁」が出た当時の瀬戸内海は、赤潮が深刻化した時期でしたが、作詞家の山上路夫さんは、抒情ゆたかに、イメージの中の、穏やかな瀬戸内海を描きました。
「私の城下町」(A)と「せんせい」(B) Aマイナーで比較してみました。
A)こうしどを/くぐりぬけ
B)あわいはつこい/きえたひは
どちらも1小節目は、ドとミをを行き来し、2小節目は、ファとラを基本の音としている
サビ部分
A)「すーーーきだともいえずに」
B)「おーさないわたしが」
どちらも高いシから始まる。 そのあとも、
A)「ゆきかうひとに」= これは「こうしどを」の変形、
「なぜかめをふせながら」=これは「くぐりぬけ」の変形、
B)「せんせい」=これは「あわいはつこい」の変形、
2回目の「せんせい」=これは「きえたひは」の変形。
やっぱりこの2曲は似ている。
2025.6月
《今月は、講師が手術で2週間入院のため、お休みします》
2025.7月
「世界の国からこんにちは」
1970年の大阪万博のため、歌詞を公募し、1967(昭和42)年に発表されました。作詞は1945年の大阪大空襲を体験した島田陽子さん。平和だからこそ万博もできる、という思いが込められています。歌い手の三波春夫さんは20歳で陸軍に入隊し旧満州へ出征、戦後はシベリアで4年にわたり抑留生活を送りました。当時子どもだった私はめちゃくちゃ明るい曲だなあと思っていましたが、作詞の方、歌い手の方、あの時代の皆さんの、深い思いのこめられた歌だったのだと知りました。
2025.8月
「にじ」…手話も上手になって「だんだん楽しくなってきました」という声がありました。
2025.9月
「雨夜花」のメロディーを書き取り、台湾語の歌詞の読みを台湾出身のLさんに教わりながら練習しました。
2025.10月
いま、テレビで流れている、お茶のCMソング、原由子さんの「花咲く旅路」を歌います。夏と秋とでは、流される歌詞の部分が違っていますね。
秋になると、歌いたい歌も、すこししんみりと、旅心、思い出、人恋しいさ、を歌う歌が思い出されます。
「誰もいない海」、「遠くへ行きたい」、「旅愁」…
1974年青春ドラマ主題歌「ふれあい」をとりあげてみたところ…
作詞者山川啓介さんは、
「太陽がくれた季節」(1972年)も手掛けています。他に、矢沢永吉「時間よ止まれ」、郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」、銀河鉄道999の日本語詞、そして、子供番組「にこにこぷん」「ドレミファどーなつ」の脚本と劇中歌も!
そして「北風小僧の寒太郎」作詞の井出隆夫さんは、中川啓介さんの本名でした。
虫のでてくる歌を探してみよう!という宿題をだしました。どんな歌が集まるかしら。♪秋風吹いて鈴虫鳴く…
「故郷の空」「てんとう虫のサンバ」「ぶんぶんぶん」「赤とんぼ」「虫の声」「こがね虫」「かたつむり」「いもむしごろごろ」「ほたるこい」「おつかいアリさん」「手のひらを太陽に」「とんぼのメガネ」「こおろぎ」「あおむし出たよ」
2025.11月
「冬の花びら」(ヴィヴァルディ作曲「四季」「冬」第2楽章より)作詩/海野洋司 編曲/南安雄
その他 さだまさし「秋桜」等
谷川俊太郎さんの詩「うんとこしょ」
「ぞうがアリをもちあげる」から始まり、〇が〇をもちあげる、が続きます。最後に「うたが、〇を持ち上げる」で何をもちあげるかを考えてみました。
2025.12月
12/10 お楽しみ会でとりあげる『冬のメドレー』を練習しました。
●おおさむこさむ●たきび●雪●冬の夜●冬景色●ペチカ●雪の降るまちを
帰宅後に新聞を開いたら、今日練習した『冬の夜』のことが書かれていました(東京新聞「筆洗」欄)。「燈火ちかく衣縫ふ母は 春の遊びの楽しさ語る」尋常小学校唱歌『冬の夜』の歌詞は、このあと「居並ぶ子どもは指を折りつつ日数かぞえて」と続きます。子どもが「居並ぶ」という表現に、現代ではないことがはっきり感じられます。「いろり火とろとろ 外は吹雪」。外の「吹雪」を忘れさせるほど、あたたかな家族の夜のひとときが伝わってきます。
12/20(土)「わくわく年末お楽しみ会」10:00~12:00 家族・お友達、だれでも参加歓迎。参加費(ビンゴ景品代として)100円
全員で『冬のメドレー』練習のあと、個人発表と、わくわくメンバー発表「さびしいカシの木」「冬の花びら」
個人発表~Tさんによる「端唄」の説明
スマホの音源にあわせて端唄「夕暮」を披露。通る声で粋な雰囲気!
個人発表~Sさん独唱。「落葉松」そして迫力の「オーソレミオ」
最後に、ビンゴゲーム(3×3マスで手書きで50までの数字を記入)
今年も笑顔で締めくくりができたことが嬉しいです。