〜肩だけ見ても改善しづらい理由〜**
肩こりは、多くの方が悩む身近な不調です。
しかし、実は 肩そのものの問題だけではないことが多い のをご存じでしょうか?
肩は、首・肩甲骨・背骨・肋骨、さらに腕や胸、内臓の動きまで影響を受ける場所。
だからこそ、原因をひとつに絞らず“全体”を見ることが大切です。
スマホ・パソコンの前かがみ姿勢は、
肩甲骨を外に広げたまま固めやすくします。
この状態が続くと、肩周りの筋肉に負担が増えます。
呼吸が浅くなると、胸郭(肋骨まわり)が固まり、
肩を持ち上げる筋肉が余計に働きやすい状態に。
これも肩こりの大きな要因です。
家事・育児・デスクワークなどで手先をよく使う方は、
腕の緊張が肩まで“つながって”影響します。
肩こりは単なる筋肉疲労ではなく、
身体全体のバランスの乱れとして現れる「サイン」 と考えます。
・肋骨の動き
・横隔膜の硬さ
・姿勢のクセ
・内臓の位置関係
・足元のバランス
これらを総合的にみながら整えることで、
「肩だけ揉んでも戻ってしまう」状態から卒業しやすくなります。
● 深くゆっくり呼吸する時間をつくる
● 肩甲骨をやさしく回す
● スマホを見る時間をこまめに区切る
● 手・腕のストレッチも合わせて行う
無理のない範囲で、できるところから始めましょう。
肩こりは“肩だけ”の問題ではありません。
身体全体のつながりを整えることで、
軽さや動きやすさを実感できる方も多くみえます。
次回以降も、日常の不調をテーマに、
オステオパシーの視点からわかりやすくお話していきます。