からだの硬さと自律神経の関係
— 筋肉だけでは語れない「硬さ」の背景 —
首こり、肩こり、腰まわりの張りなど、からだの“硬さ”が長く続いてしまうことはありませんか。
一度やわらいでも、時間が経つとまた戻ってしまう――そんな経験をされた方も多いと思います。
最近の研究では、慢性的な痛みや不調を抱えている方は、外からの刺激に対して交感神経が反応しやすい傾向があると言われています。
交感神経とは何か
私たちの末梢神経には、感覚神経・運動神経・交感神経が含まれています。
この交感神経は、からだの状態を常にキャッチしながら、緊張やストレスに対して反応する仕組みを担っています。
気持ちが高ぶったり、不安を感じたりすると、肩や背中に自然と力が入ることがありますよね。
これは、交感神経が優位になることで筋肉が身構えるように作用し、硬さが生まれている状態です。
怖い・嫌だと感じた瞬間、とっさにからだを丸めたり構えたりする反応も、この働きによるものです。
「硬さ」は筋肉だけの問題ではない
このように、からだの硬さは単に筋肉の問題だけでなく、自律神経(特に交感神経)の働きと深く結びついています。
過度の緊張が続いたり、怪我をきっかけにからだのバランスが崩れたりすると、この自然な仕組みの天秤が傾き、硬さが続きやすくなります。
「なぜ硬くなるのか?」
「筋肉が凝っているだけなのか?」
「自律神経の反応が強く出ているのか?」
この答えは一つではなく、人によって異なります。まずは、からだの反応を丁寧に見ていくことが大切です。
あなたのからだの声を聴くことから
整体処在るでは、からだ全体を丁寧に確認しながら、どのような反応が硬さにつながっているのかを一緒に探っていきます。
“どこにどう力が入っているのか” “どの場面で硬さが出やすいのか” を知ることは、やわらかさを取り戻す第一歩になります。
からだの声にそっと耳をかたむける体験を、ぜひ大切にしてみてください。