SA南港ハッピー活動実績 (2025年4月~2026年3月)
SA南港ハッピーは、2022年4月に立上げ4年を経過しました。ボランティア活動を通じて、南港ポートタウンがやさしく住みやすいまちになることを願って活動を続けています。
2025年度は、10月から新たにご近所の認知症の方のウォーキング同行を週1回開始しました。ちょうど1年間やってきた認知症の方が働くKY食堂のサポートが終了し、それに代わって大阪市のちーむオレンジサポーターの活動として、新しい認知症観※に沿った取組を続けています。KY食堂での認知症サポートの情況が大阪市の社会福祉冊子(大阪の社会福祉2025年7月)に取り上げられ、この内容を東淀川区でサポートチームの一員として説明するイベントに参加しました(2026年2月)。
2023年に始めた南港ウォーキングライン(認知症や高齢者の人と一緒にさきしま内をおしゃべりしながら歩き、LINEグループでもつながる会)は、3年となり、2025年度は46回開催しました。参加者は徐々に増え、前年から約100人増の延べ611人、1回当り13.0人を数え開始以来累計で延べ約1,700人となっています。
南港に住む高齢者を対象にしたスマホ初心者相談室は、さわやか福祉財団の助成金を得て2024年1月から1年間実施しましたが、継続希望も多く2025年度は助成金がなくなり予算面から教室形式では実施できませんでしたが、近隣の会社のオープンスペースをお借りでき個別相談として継続しています。38回開催し、延べ134人(1回平均3.5人)の相談者がありました。ちょうど開催されていた大阪関西万博のアプリの予約の方法の相談も多くあり、高齢者のスマホ活用に寄与できたと思っています。
また、定期的に開催しているものとして、ボッチャ体験会も引き続き2ケ月に1回の割で地域の高齢者施設で開催しすっかり定着しました。認知症者や足の不自由な方もおり限られた時間やスペースの中で参加者に合わせて超ローカルルールにして実施しています。
キャラバンメイトとして地域包括支援センターや社会福祉協議会の認知症サポーター養成講座の手伝いも増え今年度は5回登壇しました。MCIや予防についてもお話をし参加者の興味を感じました。隔月の区のキャラバンメイト連絡会にも毎回出席したほか、大阪市のキャラバンメイトのフォローアップ研修会にも参加し情報交換しています。これら経験は今後の認サポ講座の内容に反映させて行きたいと思います。
そのほかに地域の小学校の下校時の見守り隊としての活動も適時週1〜2回継続し、大阪関西万博のボランティアも5回行いました。
以上のような直接的なボランティア活動に加え、2025年度は、大阪大学主催のさきしまの地域課題解決プログラムに参加し、このまちで思いを持って活動されている高校生・大学生・社会人の方々と知り合いました。大学の知見を得るとともにこれら若い世代の方たちの考え方にも触れ、またこのネットワークは今後の活動に活かせると感じています。
また、地域の企業交流会や区のまちづくりセンターの地域交流会にも引き続き参加し、地域の企業や地縁団体の方とのつながりを広めています。企業や地縁団体の地域貢献への意識が変わってきたと感じています。2027年のポートタウンまちびらき50周年に向け何か気運が高まるよう活動していきたいと思います。
ほかにも知識のブラッシュアップや最新の情報の習得に、バリアフリー展や各種セミナー(さわやか福祉財団、ニッセイ財団、日本認知症予防協会、森ノ宮医療大学、筑波大学等)を積極的に受講し、ボランテイア活動の質の向上につながっています。
なお、大阪市シルバーアドバイザー連絡協議会の活動にも役員として引き続き活動しています。
調査活動として、引き続き住民基本台帳による南港の人口動態の分析に加え国勢調査(2020年)による分析を行いました。南港は昼間人口が常住人口を1.6倍(1.3万人)も上回っているまちであることがわかり、また人口減とともに高齢化率が42.7%と急激急速に進んでいる南港ポートタウンですが、まち別には10年前と比較して海のまちとコスモスクエア地区の人口が増えており、まちの可能性を再発見しました。
大阪市のスマートシティ戦略で、夢洲に隣接する咲洲の可能性にも気づかれ出しています。来年南港ポートタウンは街びらきから50周年を迎えます。自助近助共助と言われ地域の役割への期待が大きくなっている中、企業、学校、地域も動き出しつつあります。昨年広がった地域の企業や学校とのネットワークを活かし、さきしま全体として盛り上げるべく、SA南港ハッピーとして地道に、社会福祉協議会、地域包括支援センター、まちづくりセンター等の理解・支援を得ながら、ボランティア活動を続けていきたいと思います。