【海のまちとコスモスクエアは人口が増えています】
2025年3月末住民基本台帳ベースの人口を見ると、南港中は18.3千人、南港北は4.2千人、合計で22.5千人となっています。南港中は高齢化率が42.7%で住之江区全体(31.1%)より10P以上高く、子ども率は逆に7.4%と区全体(9.6%)より低くなっています。この半年では全体ではほとんど傾向は変わりませんが、そんな中で海のまちは生産年齢人口と子どもが増えています。南港北(コスモスクウエア地区)も、世帯数、人口が増え4200人弱の規模となっています。
高齢者数は、南港中計で7.8千人、内前期高齢者3.5千人、後期高齢者4.3千人と、後期高齢者の割合が55.2%と団塊の世代の後期高齢者入りで急激に増加しています。半年で126人増えました。超高齢化が進んでいます。
2025年6月26日
【昼間人口が多い南港】
国勢調査(2020年10月)の結果を見ると、南港(南港中1丁目〜8丁目、南港北1丁目〜3丁目、南港東6丁目〜9丁目)は、昼間人口が3万7千人で、常住人口2万4千人を1万3千人上回っています。1.6倍。 多くの企業で働く方がいることがわかります。通学生も4千人います。
まち別には、花のまちは、南港北がその中にあり昼間人口は倍以上になります。海のまちは昼間人口が常住人口を下回ります。
(2020年10月国勢調査結果)
常住人口 昼間人口 差
南港計 23.5千人 36.9千人 +13.4千人
(緑) 4.2千人 5.3千人 +1.1千人
(海) 5.3千人 4.1千人 △1.2千人
(太陽) 5.1千人 6.8千人 +1.7千人
(花) 8.9千人 20.7千人 +11.8千人
2025年6月5日
【後期高齢者が増えだした南港ポートタウン】
2024年9月末の住民基本台帳ベースで分析しますと、南港ポートタウン(南港中2丁目〜5丁目)の高齢者の人口は、2022年9月末7,738人⇒2023年9月末7,820人⇒2024年9月末7,836人と2年間で98人、1.3%の増加と微増になっています。住之江区全体の高齢者数が減少(△119人、△0.3%)しているのに比べると、増えていることが特徴です。増え方は2023年の対前年比(+82人)に比べると2024年(+16人)は小さくなっています。
高齢者の増加を男女別に見たときに、区の傾向と同様、男性が減少(2年で△58人)に対し女性は増加(+156人)しています。
高齢化率は2024年9月末で、42.6%となり、住之江区全体の31.2%と比べ極めて高い率となっています。
南港ポートタウンのまち別に見たときには、みどりの町の高齢化率は実に50.9%と5割を超え、はなの町も46.2%と高くなっています。高齢者の人数を見るとがみどりの町は1,860人と4つのまちの中では一番少なくなり、はなの町が2,120人と最も多くなっています。
●高齢者の増加の中身を見ると、南港ポートタウンは、前期高齢者が減り、後期高齢者がこの2年間で大幅に増加し、後期高齢者の方が多くなりました。高齢者の内、後期高齢者が占める割合:2022年9月44.9%⇒2023年9月49.3%⇒2024年9月53.5%と半分以上が後期高齢者となっていますが、住之江区全体の57.9%に比べるとまだそこまで高くありません。
●なお、認知症の方の人数は、データとしてはありませんが、国の研究※を単純に当てはめると1,200人程度いると試算されます。
(※日本医療研究開発機構「健康長寿社会の実現をめざした大規模認知症コホート研究」の男女別年齢階級別認知症率)
今後後期高齢者がますます増加と相まって、認知症の方の人数はさらに増大すると思われます。
2024年12月20日
【高齢化が急激に進む南港ポートタウンと若い世代のコスモスクウエア地区】
※住民基本台帳2022年3月ベースで分析、赤字で2023年9月ベースを追記しています)
南港ポートタウン(南港中+南港北)の人口は、2022年3月現在で22.8千人(住民基本台帳ベース、以下同じ)で、2年間で0.8千人減少し、7年前の2015年に比べると1.6千人の減少となっています。街全体の人口が減っている一方で、65歳以上の高齢者人口は7年で1.6千人増加し、8.4千人となりました。
【高齢化率】は7年間で実に9.8ポイント増加して【36.8%】(2023年9月現在ではさらに進んで37.6%)となり、住之江区全体の30.9%(31.2%)に比べると相当高くなっています。
新しくできたコスモスクウエア地区(南港北)は若い世代が多く、ここを除いた旧の南港ポートタウン地区(南港中)だけを見ると、
・高齢化率は41.0%(42.0%)とさらに高くなります。高齢者人口も7年で1.4千人(22.7%)増加し、7.7千人(7.8千人)となっています。(2023年9月現在の75歳以上は3.9千人で、65歳以上の内、49.3%を占めています。)
・全年齢合計の人口は2年前に2万人を切りましたが、さらに1.0千人減って、18.8千人(18.6千人)となっています。
・7年前と比べ、14歳以下は0.4千人減、15歳~64歳以下は3.6千人減となっています。
高齢化率は、 (2023年9月末現在)
緑のまち(南港中2丁目) 49.4% (1.9千人) (50.6%,1.9千人)
海のまち(南港中3丁目) 37.1% (1.9千人) (37.6%、2.0千人)
太陽のまち(南港中4丁目)37.0% (1.8千人) (37.2%、1.9千人)
花のまち(南港中5丁目) 42.7% (2.1千人) (45.3%、2.4千人)
と、4割超えのまちが二つあり、特に緑のまちは5割と非常に高くなっています。(緑のまちの75歳以上は2023年9月現在、65歳以上の内実に58%を占め、極めて高くなっています。)
※コスモスクウエア地区(南港北)年齢構成
総人口 4.0千人 うち高齢者17.1%、15歳未満20.9%、15歳~64歳61.9%と
高齢化率は低いものの、子どもさんの率が旧のポートタウン地区(8.4%)や住之江区全体(10.4%)に比べると相当高くなっています。
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