Web テストの指示書き・注意事項・仕様
各回の小テストの締め切りや合格基準,最終評価でカウントされる「評価点」は Moodle コースページで知らせる.以下は指示書き.
まずは香川大学の Gmail アカウントにログインする (ユーザー名は s21e999 などの香大ID; 詳細はログイン・ログアウト参照; ログインできないときは後述の「支障が生じた場合」を参照): http://mail.stu.kagawa-u.ac.jp/
小テストは上記アカウントにログインした状態で,提示されたリンク (たとえば「小テスト 1」というテスト名で青字になった部分) を辿ることにより表示できる (表示できないときは下の「支障が生じた場合」を参照).小テストのフォームが表示できることを早めに確かめておくように.
解答が終わったら最終ページの「送信」ボタンを押す.結果はすぐ確認できる.
必要に応じて再受験する.学期中なら何回でも受験できるが,合格までの受験回数が「注意事項」にしめした規定数を越えれば減点されることに注意.
受験後は必要なら香川大学学生 Google (Gmail) アカウントからログアウトする.(ログインしたままでは Google サイトや YouTube を閲覧できないことがあるようだ.すべての Gmail アカウントからログアウトする必要があるかもしれない.)
以下に説明用の仮想例を挙げる:
小テスト4 (受験可; 11/26から)
全問正解すれば合格.締め切りおよび評価点は以下のとおり:
[締切] 12月11日土曜24:00 (日曜00:00; 予定) までに合格したばあい,はじめて合格した時までの受験回数により評価点は次のように決まる:
3回目までに合格なら5点,4回目なら4点,5回目なら3点,6回目以降なら2点.
締切後に正解例を配布する.
[救済] 1月22日土曜24:00 (日曜00:00; 予定) までに合格すれば評価点は 0点.
[失格] 上記以降は合否にかかわらず -5点 (つまり5点引かれる).
注意事項
閲覧のみも可能.「送信」ボタンを押さないかぎり記録は残らない.
最終ページの「送信」ボタンを押すと,入力した解答がその時点で初めて記録されると同時に確認メールでも配信される.直後に表示されるページまたは受け取ったメールの「スコアを表示」を押せば,(最終評価でカウントする「評価点」とはべつものの) 素点合計点,正解した問題,一部問いへのフィードバックが見れる.結果に満足できない場合は,(メールの冒頭付近あるいはこのページに記載したリンク先を開くなどして) 改めて解答し直すといい.
確認メールが届かなかったら再受験した方がいい.(期限内に回答をもらえる状況なら講師に直接確認してもらってもいい.) (すべてのメールを取っておくことで受験回数を確認できるが,その必要がなくても) 初回合格したぶんの確認メールは証拠として取っておくといい.
受験した機器と異なる機器では「スコアを表示」が機能しない例があった.
はじめて合格基準点を獲得した日時に応じて評価点が与えられる.学期中なら何回でも解答できるが,はじめて合格基準点に達したのが2回目を超えたばあいは3点を限度に減点されることがある.
ここで言う減点は (上例のラベルでは)「救済」より前の「締切」までに合格した場合にのみ適用される.「締切」を過ぎて合格したぶんは回数にかかわらず減点されない.たとえば13回目の受験でぎりぎり救済期限に間に合うように合格した場合,「救済」に表示された評価点 (上例では 0点) を得る.
いったん合格すれば,何度再受験しても評価点が下がることはない.苦手な問題だけ解き直すといった利用も推奨したい.
小テストの評価点はたぶん通知しないので,各自で管理してもらいたい.
小テストについて他の受講者や教員に相談することは特に問題ない.ただし理解もせず他人の解答を丸写しするのは不正である.追求されることを覚悟してほしいが,口頭試問などですますこともある.不正行為が行われていることを知っている場合は教えて欲しい.
締切の延長を認められることがあるのは,締切の48時間前までにフォーラムやメールで質問またはリクエストをした人に限ると理解しておいてもらいたい (講師からの回答が締切ぎりぎりだった場合など).ただ,正解例が提示されるより前の解答は,例外的に締切に間に合ったものとして扱われる場合もある.
問題文の全体が一画面に収まらないことがある.利得表や展開形の図を紙に書き写してから問題を解くことを勧める.自分で書くことにより理解が深まるものである.
問題文が下手で意味が取れないとか,自動採点がまちがっているといった指摘があれば講師へ連絡を.問題の改善につながる指摘は高く評価する.
支障が生じた場合
香川大学の Gmail アカウントにログインしようとすると他の Google アカウントの Gmail が開くかもしれない.ログインできているかどうかはステップ 2 (小テストの表示) で分かるので,そのままそのステップに進んでもいい.(香川大学アカウントに切り替えられるなら切り替えてメールをチェックしておくといいだろう.)
ログインできない場合.「ログインリクエストを解析できないため、このアカウントにはアクセスできません」といったメッセージが出たりしてログインできないことがある.正しい Gmail アカウント名 (統合認証 ID と同じ) でログインしようとしていることを確認しよう.その上でブラウザの再読み込みあるいは再起動やアカウントの切り替えをしても対処できないようであれば,いったんすべての Google アカウントからログアウトして (こちらのオプション2) ブラウザを再起動した方がいい.
[教員向け情報] 香川大学学生用 Web Mail ログインウィンドウ (gmailauth) で間違えて教員用 LDAP でログインしないように.「サーバー エラー.現在、リクエストを処理できません。しばらくたってからもう一度試してみてください」というエラーが出てログインできなくなる例があった.そうなってしまった場合,三原の環境 (Mac, Safari) では,パスワードの手入力で解決したことがある.Google Chrome であれば以下のように対処できるようだ:
学生用アカウントで Chrome にログインした状態 (プロフィール) でやり直す (Google Chrome を利用して設定を「Chrome へのログインを許可する」としているばあい).
新しいシークレットウィンドウまたはゲストモードでやり直す.
[注意: パスワード設定や閲覧履歴の一部が失われるかもしれない] Chromeをアンインストールした上でやり直す (Macの場合は ~/Library/Application\ Support/Google/Chrome を削除する).これでキャッシュデータが削除される.
過去に受けた小テストのスコアを表示できない場合.香川大学の Gmail アカウントにログインできて過去に受けた小テスト結果のメールを読めているのに,「スコアを表示」で採点結果のページが見れないことがある.ブラウザの再読み込みあるいは再起動やアカウントの切り替えをしても対処できないようであれば,いったんすべての Google アカウントからログアウトしてブラウザを再起動した方がいい.
場合によってはブラウザやメールのアプリをアンインストールしたりキャッシュを空にしたりが必要.(講師自身,iPad の Gmail アプリのアンインストールで問題が解決したことがある.)
講師自身のメモ.問い合わせを受けた場合,手動でスコアを通知しても同様の問題が起きる可能性が高い.他にスコアを通知する有効な方法は見つかっていない.
他の Google アカウントで利用するサービスに支障が生じた場合.香川大学 Gmail/Google アカウントにログインした状態 (ログアウト後しばらくも?) で別のアカウントで Google サービスを利用しようとすると,アクセス権がないといったメッセージが出たり香川大学ログインページが強制的に表示されたりするといった不具合が生じることがある.ブラウザの再読み込みあるいは再起動やアカウントの切り替えで対処できないようであれば,いったんすべての Google アカウントからログアウトしてブラウザを再起動した方がいい.
仕様が気になる人へ
送信後の解答の編集は無効にしている.有効にすると正しい解答や締切に間に合った証拠となるタイムスタンプを誤って上書きしてしまうおそれがあるため.得点したい問題は,2回目以降も (過去に正解していても) 解答する必要がある.
それぞれの問いへの解答は必須としていない (一部例外あり).すべての問いに答えなくても次のセクションに進むことができる.その一方で,全問に解答しないうちに結果を送信してしまうおそれがある.(「送信」ボタンを押した時に未解答ぶんを表示する機能があればいいのだが,それは無さそう.)
質問形式は以下のように使い分けている.複数の選択肢を答える可能性がある問いは「チェックボックス」を,そうでない問いで選択肢を一覧できた方がよさそうならば「選択式」を,一覧できる必要がなければ「プルダウン」を使用.
Google フォームは現時点では数式入力ができないため,数式を含む選択肢を持つ小問の一部は問題文中に画像として掲載している.その結果,小問の解答欄が問題から離れていることがある.ページを上下に動かす必要があるため,小型の機器では使いづらいことがある.できるだけ画面サイズの大きな機器による解答を勧める.(教育的には,表や図を書き写すことをすすめたい.)
小テストをあまり小分けにしていないのは,成績処理システムを作り上げていないためである.テスト回数が多いと学生も講師も管理が煩雑になる可能性が高い.また,「正解が出るまで何度も解答する」というずる賢い動機による複数回受験のコストをある程度上げておく狙いもある.