2020年観測

日 程:2020年2月9日~2月15日 乗船者(北大関係): 

豊田、西岡、早稲田(東大)、山崎(蘭越町)、伊藤、井上(M1)、三浦(M1)、渡邊(M1) 

その他に海洋情報部 3 名(飯塚、江河、伊牟田) (敬称略) 

観測目的・概要: 

冬期オホーツク海南部の海況変動を把握し海氷による海難事故を未然に防ぐために、海氷に関 わる基礎データを採取することを第一の目的としている。このために海洋、気象、海氷厚データ などのモニタリング観測およびバスケットを用いた海氷コア採取などを行う。今回はとりわけ、 1)海氷がオホーツク海の生物化学環境に及ぼす影響に関する研究、2)海氷と波浪の相互作用 に関する観測研究、3)新成氷の生成および成長に関する現場観測研究、4)オホーツク海南部 におけるハダカカメガイ類の採集調査、5)ドローンを用いた比較的小さな氷盤分布の観測、6) ヘリコプターを用いた ALOS2/PALSAR2 の検証観測、を重要課題として取り組む計画である。各 項目の内容は以下の通りである。