年末に神棚のおふだを取り替え
年始には神社へ初詣に行きましょう
お正月は古来より、一年の始まりという大きな節目である事から、様々な神事・行事が行なわれ、神社への信仰とも深く結びついてきました。また、日本の伝統的な齢の数え方である「数え年」に於いては、新年の始まりである元日に一歳の齢を重ねる事から、大変重要な慶事としてもお祝いもされてきました。
私達日本人は古くから、新年を迎えるに当たって、お正月への準備を入念に行なってきました。まず、一年の幸せと実りをもたらしてくれる歳神(トシガミ)様をお迎えするため、家の内外を掃除する「煤払い」(ススハライ)という、暮れの大掃除を行ない、その際に神棚も綺麗にし、神社から受けた新しいおふだをおまつりします。また、歳神様の依り代となる門松を立て、家内を祓い清めるための注連縄(シメナワ)を飾り、歳神様へのお供え物として鏡餅等をお供えします。
年が明けてからは、家族一同で氏神様や崇敬神社へ初詣に行き、新たな年の安全と多幸をお祈りしましょう。
おふだのまつり方
当神社での新年(翌年)のおふだセット(伊勢の神宮のおふだ、温根湯神社のおふだ、歳神様の絵札などのセット)の授与は、毎年11月末頃から行なっております。
温根湯神社の氏子・崇敬者の皆様方は、年末にこのおふだセットを受け、神様にその年お守り戴いた事を家族全員で感謝してから、年内のうちに古いおふだを神棚から降ろし、その上で神棚を綺麗に掃除し、新しいおふだを神棚におまつりし、その新しく清々しいおふだのもと新年をお迎えしましょう。
おふだセットの具体的な内容については、以下のボタンのリンク先ページの「令和8年 温根湯神社おふだセットの御案内」の項で詳しく解説しておりますので、宜しければこちらも御覧下さい。
なお、おふだセットの授与は、留辺蘂神社の社務所で行なっております。原則として元日以外、温根湯神社での授与は行なっておりませんので御注意下さい。また、留辺蘂町内にお住まいの方に限り、当神社から各お宅への訪問頒布(おふだセットのお届け)も行なっております。訪問頒布を御希望の方は、留辺蘂神社の社務所まで電話でお申し込み下さい(電話番号 42-2253)。
神棚やおふだのまつり方の実例
令和8年 初詣の御案内
初詣(ハツモウデ)とは、年が明けてから初めて神社(もしくは寺院)に参拝し、その年の無事と平穏を祈る行事・慣習です。古来から続けられてきた伝統的な行事が次々と姿を消したり内容が変容していく中、初詣は、どの調査においても実施率が極めて高く、「日本人の全国民的行事」と呼んでもおかしくはない程で、神社と日本人とを結ぶ、人々の生活に深く根をおろした重要な行事といえます。
現在では、大晦日の深夜に神社に出かけて初詣を行なう人々も多いですが、これは、大晦日の夕方から氏神様がおまつりされている神社に籠もったり社前で夜を明かしたりする「年蘢り」(トシゴモリ)が由来とされています。やがて、その年蘢りが大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」の二つに分かれるようになり、この元日詣が、今日の初詣という形になっていきました。
以下に、当神社への初詣や、当神社でのお正月の行事等についてまとめさせて頂きますので、御参照下さい。当神社は、元日以外は原則として神職が常駐していない兼務社であるため、厄除を始めとする各種の新年祈祷や、年末年始の各種祭事(大祓式、神道護摩祭、どんど焼き)は、主に、神職が常駐している留辺蘂神社で行なっております。そのため以下では、留辺蘂神社でのそれら一部の祭事についても御案内させて頂きます。
新年訪問祈祷
当神社氏子区域に於いては毎年、主に年始(元日から節分にかけての時期)に、神職が氏子様各戸を訪問して神棚の御前で、その御家族の皆様方をお祓いし、その上で、前年の神様の御恵に感謝し当年の家内安全・心身健康・商売繁盛等を祈願する趣旨の祝詞を奏上する、所謂 “新年訪問祈祷” をさせて頂いております。
原則として、毎年訪問しているお宅のみ訪問しておりますが、御希望があれば新規のお宅様(その家の宗旨は問いません)も訪問しお参りさせて頂きます。
温根湯神社 公式ホームページ
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