温根湯神社 本殿の内陣(神様が鎮まっている部屋)は三座あり、一座目(中央の部屋)では、当神社創建時からの御祭神である天照皇大神と大国主大神の2柱をおまつりしております。
そして二座目(向かって右側の部屋)では、合祀した温根湯温泉神社の御祭神であった大名持大神と少彦名大神の2柱が、三座目(向かって左側の部屋)では、合祀した北見総社大山神社の御祭神であった大山祇大神と木花之開耶姫神と、合祀した八大龍神社の御祭神であった八大龍神の計3柱が、それぞれおまつりされております。
以上の計3座7柱の神様が「温根湯神社大神」と総称され、氏子・崇敬者の皆様方より篤く信仰・崇敬されております。
上の写真は、当神社の拝殿内に掲げられている御祭神・由緒一覧です。但し、当神社7柱目の御祭神となる八大龍神については、この御祭神・由緒一覧が作成された平成5年の時点ではまだ当神社に合祀されていなかったため、ここには記載されておりません。
なお、当神社には、本殿以外に神様をおまつりしている殿舎(摂社・末社等)はありません。参道石段に向かって左側にある殿舎は、たまに境内社と勘違いされる事があるのですが、御神輿(オミコシ)を格納している神輿殿です。
① 天照大御神(アマテラス オオミカミ)
≪本殿 第一座 当神社創建時からの御祭神≫
【主な御神徳は、皇室安泰、国家繁栄、国土平安、五穀豊穣、農業繁栄、繊維業守護、厄除、開運招福、子孫繁栄】
温根湯神社の主祭神。伊勢神宮の主祭神でもある女神で、最も代表的な天津神。
太陽神、皇祖神、日人全員の総氏神でもある。
② 大国主大神(オオクニヌシ ノ オオカミ)
≪本殿 第一座 当神社創建時からの御祭神≫
【主な御神徳は、縁結び、夫婦和合、子授け、五穀豊穣、病気平癒、医学や医薬の発展、商売繁盛、金運上昇】
出雲神話の主役にして出雲大社の主祭神でもある、最も代表的な国津神。
縁結びの神、幽世(あの世)の神、国造りの神、農業の神、商業の神、医療の神としても知られる。
③ 大名持大神(オオナムチ ノ オオカミ)
≪本殿 第二座 旧温根湯温泉神社の御祭神≫
【主な御神徳は、前項②と同じ】
昭和61年に当神社に合祀された、かつての温根湯温泉神社の御祭神。
諸説あるが一般には、②の大国主大神と同一神とされる。
④ 少彦名大神(スクナヒコナ ノ オオカミ)
≪本殿 第二座 旧温根湯温泉神社の御祭神≫
【主な御神徳は、無病息災、病気平癒、医療従事者守護、温泉守護、虫害や鳥害の消除、学力向上、試験合格、酒造業や石材業の興隆】
昭和61年に当社に合祀された、かつての温根湯温泉神社の御祭神。
②の大国主大神の国造りを助けた神で、幽世(あの世)の神、医療の神、温泉の神、知識の神、酒造の神、石の神としても知られる。
⑤ 大山祇大神(オオヤマヅミ ノ オオカミ)
≪本殿 第三座 旧北見総社大山神社の御祭神≫
【主な御神徳は、山林農産や鉱山の守護、林業繁栄、商売繁盛、登山安全、豊漁、海陸交通安全】
昭和61年に当社に合祀された、かつての北見総社大山神社の御祭神。
山と海の神であるが、特に「山の神」として、日本国中の山々でお祀りされている。
⑥ 木花之開耶姫神(コノハナサクヤヒメ ノ カミ)
≪本殿 第三座 旧北見総社大山神社の御祭神≫
【主な御神徳は、農業・漁業・航海の守護、子授け、安産、子孫繁栄、火難消除】
昭和61年に当社に合祀された、かつての北見総社大山神社の御祭神。
⑤の大山祇大神の娘で、天孫(①の天照大御神の孫)である邇邇芸命に嫁がれた女神。
初代天皇・神武天皇の曾祖母でもあり、日本を象徴する富士山の御神霊としても知られる。
⑦ 八大龍神(ハチダイリュウジン)
≪本殿 第三座 旧八大龍神社の御祭神≫
【主な御神徳は、風雨順時、祈雨、水難消除、五穀豊穣、財福、家運隆盛、必勝】
平成20年に当社に合祀された、かつての八大龍神社の御祭神。
法華経というお経に登場し仏法を守護する、仏教系の神(天部の諸尊)である八大龍王と同一神とされる。
▲ 温根湯神社 本殿正面
(この御扉の奥に、御祭神が鎮まっておられます)
▲ 温根湯神社 拝殿内から望む本殿正面
(手前の畳が拝殿で、その直ぐ先の床板が幣殿です)
▲ 温根湯神社 社殿
(左側手前が拝殿で、右側奥が御祭神の鎮まる本殿)
▲ 温根湯神社 社殿
(右側手前が拝殿で、左側奥が御祭神の鎮まる本殿)
▲ 温根湯神社 神輿殿
▲ 温根湯神社 神輿殿
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