情報活用能力の育成

1人1台端末の活用による情報活用能力の育成

クラウド・１人１台端末を生かした情報活用能力の育成

情報活用能力を育成する５つのプロセス

小学校における情報活用能力ベーシック

情報活用能力の育成

資質・能力の三つの柱と情報活用能力

情報活用能力の体系的な整理

情報活用能力を、資質・能力の三つの柱に沿って整理した例

情報活用能力の育成に関わる事例を分類した「想定される学習内容」

発達の段階等を踏まえた５段階の「情報活用能力の体系表例」

次世代の教育情報化推進事業「情報教育の推進等に関する調査研究」

情報活用能力の育成カリキュラム参考例

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1人1台端末の活用による情報活用能力の育成

校内研修シリーズ №104：1人1台端末の活用による情報活用能力の育成講師：信州大学教育学部　助教　佐藤和紀

NITS（ニッツ・教職員支援機構）のオンライン研修「校内研修シリーズ」では、各学校で実施する校内研修を60分と想定し、その中で活用できる20分程度の動画をお届けします。20分程度の講義動画では、基礎理論、または理論的整理と考え方の提示を行っています。校内研修の始めに視聴し、そのあと、演習や発表を行うことで、校内研修のさらなる充実を図り、教員の資質能力の向上を目指します。

クラウド・１人１台端末を生かした情報活用能力の育成

情報活用能力を育成する５つのプロセス

小学校における情報活用能力ベーシック

日本教育情報化振興会では、現場の先生が情報活用能力を育成できるように、どのようなツールを整備すればよいか、情報活用能力を高めるための先生の授業力を育成する調査研究を行っています。『情報活用能力育成の調査研究（コミュニケーション力育成）』

小学校版「情報活用能力ベーシック」パンフレット

日本教育情報化振興会HP

情報活用能力の育成

「情報活用能力」は、世の中の様々な事象を情報とその結び付きとして捉え、情報及び情報技術を適切かつ効果的に活用して、問題を発見・解決したり自分の考えを形成したりしていくために必要な資質・能力です。

より具体的に捉えれば、学習活動において必要に応じてコンピュータ等の情報手段を適切に用いて情報を得たり、情報を整理・比較したり、得られた情報を分かりやすく発信・伝達したり、必要に応じて保存・共有したりといったことができる力であり、さらに、このような学習活動を遂行する上で必要となる情報手段の基本的な操作の習得や、プログラミング的思考、情報モラル等に関する資質・能力等も含まれます。

このような情報活用能力を育成することは、将来の予測が難しい社会において、情報を主体的に捉えながら、何が重要であるかを主体的に考え、見出した情報を活用しながら他者と協力し、新たな価値の創造に挑んでいくために重要です。

また、情報技術は人々の生活にますます身近なものとなっていくと考えられますが、そうした情報技術を手段として学習や日常生活に活用できるようにしていくことも重要です。

そこで、先生方には、再度「教育の情報化の手引」の「情報活用能力の育成」について一読いただき、学校における情報活用能力の育成をお願い致します。

また、このページには、情報活用能力の育成に役立つ資料等を掲載していきますので、ご活用ください。

情報活用能力の育成.pdf

教育の情報化に関する手引（追補版）令和２年６月より抜粋

資質・能力の三つの柱と情報活用能力

平成29・30年に告示された学習指導要領では、情報活用能力は、言語能力、問題発見・解決能力と並ぶ「学習の基盤となる資質・能力」の一つと位置付けられ、教科等横断的な視点から教育課程の編成を図り、各学校のカリキュラム・マネジメントの実現を通じて育成することとしました。

これまでの「情報活用の実践力」「情報の科学的な理解」「情報社会に参画する態度」の３観点８要素だけでなく、各教科等において育むことを目指す資質・能力と同様に、「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の三つの柱に整理されました。

情報活用能力の体系的な整理

資質・能力の三つの柱で整理した情報活用能力は、各学校でより具体的に捉え、児童生徒の発達段階や教科等の役割を明確にしながら教科等横断的な視点で育んでいくことが重要です。ここでは、文部科学省委託事業「次世代の教育情報化推進事業『情報活用能力に関する調査研究』」を手掛りに、情報活用能力に関する指導項目の分類や系統を整理した例を示します。各学校において、より具体的に捉えるためにご活用ください。

次世代の教育情報化推進事業「情報教育の推進等に関する調査研究」

情報活用能力を、資質・能力の三つの柱に沿って整理した例