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日本野鳥の会長野支部

支部長　藤田伸二

本支部は、野鳥に接して親しむ機会を設け、また野鳥に関する科学的な知識や保護の観点を広め、それが人間性豊かな社会の発展に寄与することを目的として、昭和36年（1961年）5月17日に設立されました。昨年（2021年）創立60年を迎えることができました。当支部を支えていただきました皆様に深く感謝申し上げます。

現在、私たちは以下の６つを柱として、活動しています。

１　探鳥会         年間で約30回開催　　会員以外の参加可

２　支部報の発送   年6回会員に送付　投稿された鳥の情報、写真の掲載 探鳥会報告

３　自然保護活動   各種会議出席、鳥類の生息環境保全に係わる行政への申し入れ

４　調査・研究      鳥類目録作成　タカの渡り、ツバメのねぐら、カッコウ類の初鳴きなど調査

５　情報発信       HPやメーリングサービス「ニューソングポスト（NSP）」の運営

６　各種行事       写真展・バードフェスタ等の開催

今後も支部の活動の目的に寄与できるよう努めてまいります。

鳥類保護の観点でサントリーが掲げた「Today Birds, Tomorrow Men」というスローガンがあります。「今の鳥に起きていることは、将来の人類の身にも起き得る。」という意味です。その言葉のとおりに、今後鳥の観察や鳥と親しむことをきっかけとして、多くの方が環境や自然に関して深く理解し、人間社会の将来を真剣に考える社会になればいいと願っています。

 そして何より鳥の観察は楽しいものです。私たちと一緒に魅力ある鳥の世界を楽しみましょう。