サテライト展示

みなとメディアミュージアム2020→2021サテライト展示

法政大学国際文化学部表象文化コース 稲垣立男研究室

2021年11月3日(水)~11月5日(金)12:00~17:00

法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎1階メディアラウンジ

〒102-8160 東京都千代田区富士見2丁目17-1

長期化する緊急事態宣言下で那珂湊でのフィールドワークや作品制作が不十分な状態で2021年の秋を迎えました。10月に緊急事態宣言が明けても那珂湊での活動条件が十分に整わず、現場での作品制作や作品展示作業が困難な状態が続きました。

那珂湊での活動の展望がなかなか見えてこないため、現地での展示に先駆けて2021年11月3日(水)~11月5日(金)の期間に中間報告としてそれまでの成果を法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎1Fメディアラウンジでで紹介することにしました。

この展覧会では、6月、7月の行なった那珂湊の人々へのインタビューの言葉からイメージを膨らめせて一人一人が作品制作を試みました。

会場となった外濠校舎メディアラウンジは、市ヶ谷キャンパスの入稿口のすぐ脇にあることもあって、会期中には大学関係者を中心に多くの人々が訪れました。会場でのアンケートからは展示を通じて那珂湊に興味を持ったという方も大勢いらっしゃって、遠く離れた千代田区で、那珂湊の場所と人を知る貴重な機会となりました。

【JR線】 総武線:市ケ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分【地下鉄線】 都営新宿線:市ケ谷駅下車徒歩10分【地下鉄線】 東京メトロ有楽町線:市ケ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分【地下鉄線】 東京メトロ東西線:飯田橋駅下車徒歩10分【地下鉄線】 東京メトロ南北線:市ケ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分【地下鉄線】 都営大江戸線:飯田橋駅下車徒歩10分

会場のデザイン案

作品のアイディアスケッチ

ポスター

デザイン:原亜由

シンボルマーク

ナカミナタス(那珂湊×place)ヴィセンテ伊藤愛美

 みなとメディアミュージアム2020⇒2021のコンセプトは「語り得る可能性のすべて」。このコンセプトには「わたしたちしか語ることのできない」那珂湊を捉え、表現してほしいとの願いが込められています。私たちしか語ることのできない那珂湊とは、個々人が那珂湊で何かを体験したり、那珂湊の住人と関わっていくことで紡いでいくものではないでしょうか。そこで我々、法政大学国際文化学部稲垣立男研究室では、プロジェクト名に「ナカミナタス(那珂湊×place)」を掲げ、研究室全体プロジェクトと所属学生一人一人による個人プロジェクトの二つを発足しました。全体プロジェクトでは、那珂湊の住人に「那珂湊で体験したこと」をインタビューし、その体験をした場所へ体験談を綴ったサインボードを設置する「My Place」を制作。研究室所属学生による個人プロジェクトは、「My Place」から派生して学生一人一人が、「映像」「写真」「オブジェ」「ジオラマ」「体験型アトラクション」など多岐に分かれた表現方法を使って「那珂湊の住人による体験」を再構築するプロジェクトとなっています。

シンボルマーク案