教育学部紹介
教育学部では名前の通り、教育について学び、教員になるための免許を取ることができます。
たくさんのコースがあり、国語教育コース、社会科教育コース、数学教育コース、理科教育コース、音楽教育コース、美術教育コース、保健体育コース、技術・ものづくり教育コース、家政教育コース、英語教育コース、特別支援教育コース、幼児教育コース、学校教育コース(教育学専攻、教育心理学専攻)に分かれています。
教員免許は、小学校、中学校、高等学校の免許状を取得することができ、単位を修得することにより他教科の免許も副免許として取得することができます。
それぞれのコースが1学年に多くても18人程度と少人数になっているため、密度の高い授業を受けることができます。また少人数だからこそ、同学年の人とすぐ仲良くなることができ、先輩とのつながりも強いというメリットがあります。
英語教育コース
英語教育コースは少人数のコースです。みんな同じ授業が多く、授業ではグループワークが多いため、すぐに仲良くなることが出来ます。1年生では、リーディング、リスニング、スピーキングなどの授業があります。どの授業も質が高く、英語を身につけることが出来ます。他に、留学に行く人が多いことも特徴の1つです。春休みや夏休みなどの長期休みに留学に行き、いろんなことを学んで自分の成長につなげていきます。国は、ニュージーランドやイギリス、マレーシアなど様々です。また、1年生から英語に触れる機会がたくさんあります。海外の大学と交流をしたり、英語を使って幼稚園や小学校の子どもたちと触れ合ったりする機会もあり、英語を使ってコミュニケーションをとることの楽しさを実感することができます。英語教育コースで一緒に楽しい思い出を作りましょう!
※赤文字は必修科目、青文字は英語教育コースの必修科目です。
数学教育コース
数学教育コースは教育に関する生徒との関わり方や専門的な数学の知識を主に学んでいます。1学年では教員になるための必要な知識・考え方を学ぶ授業を受けたり、実地研修として小学校に行ったりしています。実際に教育現場に行くことでその場の雰囲気を感じ、生徒と会話することで教員という仕事を体験することができます。また、高校数学の次のステップである数学の新しい概念や考え方を学んだり、学生による数学の模擬授業を行ったりもしています。数学の新しい概念に初めは戸惑いますが、少しずつ慣れていくと面白いと思えるようになっていき、模擬授業ではメンバーと意見交換することで教員になるための力を身につけることができます。空きコマではメンバーで遊んだり、自分のしたいことをしたりして充実した毎日を送っています。皆さんも数学教育コースで一緒に楽しい大学生活を送りましょう!
※赤文字は必修科目です。
国語教育コース
国語教育コースは、国語教員を目指すコースです。1年次から教職について学べるだけでなく、国語教員として必要な技能や知識を身に着けることができる専門的な授業も受けられます。コースは少人数編成であるため、みんなで履修を考えたり課題に取り組んだりとさまざまなことを一緒に取り組んでいくことができます。私は初等専攻なのですが、中学や特別支援の免許もとりたいと考えています。自分の頑張り次第ですがそのようなことも可能です。ほかにも、高校の免許を取ったり他教科の免許を取ったりとさまざまな進路があります。国語科は特筆するほどの苦労はなく、先生方もすごく親切なので安心してキャンパスライフを送ることができるだけでなく、部活やサークル、副免許所得など様々なこととも両立することができるコースだと感じています。みなさんのご入学を心から願っているとともに、同じコースの一員として大学生活を送れる日が来ることを心待ちにしています。
※赤文字は必修科目です。
理科教育コース
理科教育コースの1年生では中等、初等関係なく同じ物理・化学・生物・地学の基礎授業を受けます。それぞれの授業では、高校までの理科の内容を暗記ではなく根本から理解して教えることが出来るようにしていきます。なかには文系出身で物理や化学を履修していない人もいますが、先生が分かりやすく1から教えてくださったり、友達同士で助け合ったりしているので心配はありません。1年生の後期には、大学近くの小学校に物理・化学・生物・地学に分かれて出前授業をします。2年生からは物理・化学・生物・天文・地学・理科教育の6つの研究室に分かれます。コース内の人数が少ないので、横のつながりだけでなく、縦のつながりも強く、みんなで協力して授業を受けたり、課題に取り組んだりしています。理科の教員になるために一致団結して楽しみながら大学生活を送っています。皆さんも子どもたちに理科の面白さを伝えていくために理科教育コースで大学生活を送りましょう!
※赤文字は必修科目です。
特別支援教育コース
私が所属している特別支援教育コースは人数が少なく、同じ授業を受けることも多いため、とても仲良くなれます!また、縦のつながりも強いため、頼れる先輩方にいろいろなことを教えていただくことができます。特別支援教育コースでは、小学校または中学校を基礎免許とし、副免許として特別支援教育学校教諭1種の取得をすることが卒業要件となっています。小学校を基礎免許とした場合、副免許として幼稚園、中学校の免許が取得可能です。また、中学校を基礎免許とした場合、副免許で小学校、高校の免許の取得が可能です。私は、基礎免許を小学校とし、副免許で中学校理科の免許を取得しようと考えて、理科の授業をとっています。このように自分が学びたいことを幅広く学ぶことができ、将来の選択肢を増やすことができることがこのコースの特徴です!また、教育に関するボランティアの活動も多く用意されているので、多くの経験をつむこともできます! みなさんもぜひ特別支援教育コースで一緒に楽しい大学生活を送りましょう!!
※赤文字は必修科目です。
幼児教育コース
幼児教育コースは少人数ですが、思いやりのある仲間ばかりです。実習や活動を通してより一層団結力も強まります。履修登録に不安を感じる人も沢山いると思いますが、最初は先輩が一緒になって考えてくださるので心配いりません!子どもや保育について基礎的なことから学ぶことができるのはもちろんのこと、三重大学は付属幼稚園があるため、子どもと関わる機会が豊富にあることが強みです。園で行われる行事のコーナーを計画したり、手遊びや絵本などのプログラムを自分たちで考え、実践したりするなど、知識だけでなく実践力も身につけることができます。子どもが好きな人、幼稚園教諭や保育士を目指す人は楽しみながら学びを深めることができると思います!努力次第で小学校の副免許も取得可能なため、将来の幅も広がります。幼児教育コースで一緒に楽しく学びましょう!
※赤文字は必修科目です。
学校教育コース(教育心理学専攻)
学校教育コース教育心理学専攻は他コースと比べて少人数となっているので、自然と仲良くなれます。また、教員を目指してこのコースを選んだ人もいますが、教員になるかは決めていないけれど、「心理学の勉強がしたい!」とこのコースを選んだ人もいます。学校教育コースは特定の強化に特化するのではなく、教育について学ぶことができます。特に心理学専攻では、学校で必要となるものを中心とした心理学を専門として学んでいます。免許は小学校免許を取得することとなりますが、自分の努力次第では副免許として他校種や他教科の免許を取得することができます。実際に副免許を取ろうとしている人は多くいます。授業としては、1年次は共通教育の授業が多く、2年次からは専門の授業や免許取得のための授業が増えます。1年次では実際に小中学生と関わる機会も多く、とてもいい経験になると思います。専門の授業や免許取得のための授業は、現場に出ていた先生に授業もあり、とても面白いです。
※赤文字は必修科目です。
学校教育コース(教育学専攻)
学校教育コース教育学専攻は1学年で、特定の教科に特化するのではなく、様々な分野から教育そのものについて学ぶことができることが大きな特徴です。教育学専攻では小学校免許を取得できますが、必要な単位を取得すれば副免許として他の校種や教科の免許も取得することができます。1年次は共通教育の授業が多く、2年次から専門の授業が多くなります。専門の授業には、教育に関する授業や小学校免許取得のための授業、副免許取得のための授業などがあります。また、1年生では実際に中学校へ行って活動する機会もあります。教育学専攻は少人数で、同じコースの教育心理学専攻とも授業が一緒であったり、交流会をしたりするので、みんなと仲良くなることができます。皆さんも学校教育コース教育学専攻で一緒に楽しい大学生活を送りましょう!
※赤文字は必修科目です。