熊に遭遇してしまった時は,下記の対策や対応をして被害にあわないようにしましょう。
1.出没情報をチェックする
新聞、ラジオ、仙台市からの出没情報を確認し、クマが出没している場所にはできるだけ近づかないようにしましょう。
2.クマの活動する時間や場所を避ける
早朝と夕方の薄暗い時間帯の外出は控えましょう。また、川沿いや樹林帯、ヤブの近くは注意しましょう。
3.季節の特性(秋)
冬眠に備えて、食べ物を求めて活発に行動します。
主に、ブナやミズナラなどのドングリを食べますが、柿・栗などを求めて人里に下りてくることもあるので要注意です。
4.クマと出合ってしまったら
●あわてない!
遠くにいるクマを見つけたら、あわてずクマに背をむけず、向き合ったまま後ろにゆっくり後退します。距離が十分に開けばクマも落ち着きます。
●騒がない!
ものを投げたり、騒いだりせず冷静になることが大事です。大きな声を出す、走るなど、クマを興奮させるようなことは絶対しないでください。
●近づかない!
子グマの近くには、母グマがいる可能性が高いため、子グマを見ても近づいてはいけません。
5.襲われてしまったら
地面にうつ伏せになって腹部を守り、両手で首(頸動脈)と顔面をカバーする。一見、無抵抗でやられ放題のような気がしますが、クマは抵抗しないものは襲わない習性があるため、襲われても被害の重症化を防ぐ効果があります。
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