本研究室では,代数幾何学・可換代数を基盤とした純粋数学および計算理論の研究を行い,その応用として耐量子計算機暗号における数理的課題にも取り組んでいます.
教育方針として,数学分野における伝統的な教育・研究スタイルに基づいて学生指導を行っています.例えば,卒業研究において新規性や独自性のある結果を必ずしも求めませんが,研究内容(先行研究含む)および前提知識の深い理解を重視し,既存の理論や結果を自らの理解に基づいて再構成できることを求めます.
現在の学生の研究テーマとしては,格子暗号,多変数多項式暗号,同種写像暗号,符号ベース暗号に関する計算効率化や安全性解析が挙げられます.これらの研究を通じて,基礎となる数学的理論と計算原理の理解を深めることを重視しています.
2026年5月19日 (New!) 学生の論文が IACR ePrint Archive (2026/971) および arXiv (2605.17505) に公開されました.
Sakura Oku and Momonari Kudo, "Explicit cost analysis of Toom–Cook multiplication for incomplete NTT in lattice-based cryptography"
2026年5月4日 (New!) 学生の奥 さくら (B3) の優秀ポスター賞受賞が学内広報 (キャンパスメール) で紹介されました.
2026年4月1日 令和8年度の学生研究室が, 修士課程学生1名, 4年次学生7名, 仮配属の3年次学生2名の10名体制でスタートしました.
2026年1月30日 函館で開催された2026年 暗号と情報セキュリティシンポジウム (SCIS2026) において, 学生がポスター発表を行い,「SCIS2026優秀ポスター賞」(61件中5件:8.20%) を受賞しました.
〇 奥 さくら (B2), 工藤 桃成 : NIST標準格子暗号における多項式乗算高速化に向けたToom-Cook法の理論解析と改良の検討 ~ CRYSTALS-Kyberを中心に ~
2025年9月17日 電子情報通信学会九州支部 2025年度 (第3回) 学生会講演会において, 2名の学生が口頭発表を行いました.
・○ 奥 さくら (B2), 工藤 桃成 : 高速多項式乗算による格子暗号CRYSTALS-Kyberの効率化に向けた検討
・○ 平岡 美咲 (B4), 工藤 桃成 : 多変数多項式ベース署名方式UOVの公開鍵の安全性に関する考察
2025年4月1日 令和7年度の卒業研究が, 4年次学生6名の体制でスタートしました.
2024年4月1日 令和6年度の卒業研究が, 4年次学生9名の体制でスタートしました.
2026年6月13 ~ 14日 日本数式処理学会 第35回大会 @日本大学湘南キャンパス
2026年6月16日 横国・福工大「代数と計算」ミニワークショップ @横浜国立大学
2026年6月22 ~ 24日 研究集会「若手研究者のための暗号周辺分野の横断的・萌芽的研究の創発」 @九州大学伊都キャンパス
2026年7月13 ~ 15日 セキュリティサマーサミット2026 @札幌コンベンションセンター
2026年7月26日 福岡工業大学 2026年度オープンキャンパス (研究室公開)
2026年9月1 ~ 4日 日本数学会 2026年度秋季総合分科会 @神戸大学
2026年9月15 ~ 17日 日本応用数理学会 2026年度年会 @福岡国際会議場
所属・住所等
福岡工業大学 情報工学部 情報通信工学科
福岡工業大学大学院 工学研究科 修士課程 情報通信工学専攻
住所 : 〒811-0295 福岡県福岡市東区和白東3丁目30-1
研究室所在 : 福岡工業大学 D棟5階