麻疹・風疹混合
【価格】
10,560円
【接種対象者】
罹患歴がなく2回接種が終了していない1歳以上の方(免疫抑制者、妊娠等を除く)
【基礎接種回数】
2回
【接種間隔】
①初回
②1ヵ月後以降
*以下の表をご参照ください
【抗体持続期間の目安】
原則2回接種後の追加接種は要さない
【販売元】
一般財団法人 阪大微生物病研究会
接種スケジュール
麻疹とは
麻疹は、麻疹ウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻疹ウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強く、簡単に人から人に感染します。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。
一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
主な症状は39℃以上の高熱、咳、鼻汁、結膜充血、発しんなどですが、まれに肺炎や脳炎になることがあり、先進国であっても、患者1.000人に1人が死亡するとされています。
麻疹を予防するには
予防接種が最も有効です。ワクチン接種により約95%以上の人が麻疹ウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。
現在は定期の予防接種で小児期に2回接種が行われています。
麻疹にかかったことがない方、麻疹の予防接種を受けたことがない方、ワクチンを1回しか接種していない方または予防接種を受けたかどうかわからない方には、ワクチン接種をお勧めします。
麻疹に対する免疫があるかどうかは、麻疹ウイルス抗体検査で確認することができます。
風疹とは
風疹ウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、患者さんの飛まつ(唾液のしぶき)などによってほかの人にうつります。感染力は、麻疹(はしか)や水痘(水ぼうそう)ほどは強くありません。
潜伏期間は2~3週間で、主な症状は発疹、発熱、リンパ節の腫れなどです。
一般的には、比較的症状は軽くすむことが多く、通常は3~4日で自然に治ります。
まれに脳炎や血小板減少性紫斑病などの重い合併症が認められ入院が必要になることがあります。
大人がかかると、発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。一週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。
また、妊娠早期の女性が感染すると、胎児に先天性風疹症候群(先天性心疾患、難聴、白内障など)が起こる危険性が高いです。
風疹を予防するには
予防接種が最も有効です。ワクチン接種により約95%以上の人が風疹ウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。
現在は定期の予防接種で2回接種が行われています。
風疹にかかったことがない方、風疹の予防接種を受けたことがない方、ワクチンを1回しか接種していない方または予防接種を受けたかどうかわからない方には、ワクチン接種をお勧めします。
風疹に対する免疫があるかどうかは、風疹ウイルス抗体検査で確認することができます。