おたふく

【価格】 

 6,050円

【基礎接種回数】 

 2回 

【接種対象者】

 罹患歴がなく2回接種が終了していない1歳以上の方

【接種間隔】

 ①初回

 ②1か月以上

  *以下の表をご参照ください

【抗体持続期間の目安】

 原則2回接種後の追加接種は要さない

【販売元】

 第一三共株式会社 

接種スケジュール

流行性耳下腺炎(おたふく)とは

ムンプスウイルスの感染症で、患者さんのくしゃみや咳をした時に出た病原体を吸い込むことで感染します。

潜伏期間は2~3週間で、主な症状は、発熱と唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)の腫れと痛みです。感染した人の約3割は明らかな症状が出ません。

発熱は数日続き、唾液腺の腫れは症状が出始めて1~3日がピークで、1週間ほどで良くなります。

おたふくかぜは軽い病気と思われがちですが、実際には様々な合併症を伴うことがあります。

最も多い合併症は髄膜炎ですが、その他にも脳炎、脳症、難聴、精巣炎、卵巣炎などが報告されています。


流行性耳下腺炎(おたふく)を予防するには

予防接種が最も有効です。ワクチン接種により概ね90%前後の人がムンプスウイルスに対する免疫を獲得できると言われています。

ムンプスワクチンは2回接種が推奨されています。日本小児学会では、1回目を1歳になったら早めに、2回目を5~7歳ころに接種することを推奨しています。

おたふくかぜにかかったことがない方、ワクチンを受けたことがない方またはワクチンを受けたかどうか分からない方には、ワクチン接種をお勧めします。

ムンプスウイルスに対する免疫があるかどうかは、ムンプスウイルス抗体検査で確認することができます。